いま読まれている記事

『ウィッチャー4』販売元が「2026年には出ない」と明かす。2024年度の業績発表にて。「Unreal Engine 5での開発は順調」「生成AIは使用しない」との情報も

article-thumbnail-250326x

2025年3月25日、CD PROJEKT Groupの業績発表が実施された。YouTubeの投資家向けチャンネル上にて公開された配信では、2024年度の業績および今後の展望が語られている。

注目となるのが、開発中の新作『ウィッチャー4』に関する情報だ。冒頭では昨年公開されたトレイラーが大きな話題となったことが触れられており、期待度の高い作品であることが伺える。そんな『ウィッチャー4』に関して、CD PROJEKT GroupのCFO(最高財務責任者)のPiotr Nielubowicz氏から「2026年度のリリースは予定されていない」ということが語られた。

その後のQ&Aセッションにおいても、「詳細については発表しない」としつつも2026年度にはリリースされないと改めて確認があった。

『ウィッチャー4』は現在「開発中」とされており、現在開発チーム全体の半数以上となる約400名が関わっているという。また、動画中のスライドでは現在開発中の未発表タイトルが存在することも確認できる。

そのほか、『ウィッチャー4』がそれまで使用されていた自社製エンジンではなくUnreal Engine 5を使用していることを受けて、新しいエンジンでの開発は「順調である」とも語られた。また、開発には生成AIを使用しないとの方針もQ&Aにて明らかとなった。

『ウィッチャー』シリーズは、ポーランドの作家アンドレイ・サプコフスキのファンタジー小説を原作としたRPGシリーズ。怪物狩りを生業とするウィッチャー、「リヴィアのゲラルト」の、ストーリーを重視した冒険が描かれる。2015年にリリースされた『ウィッチャー3』は各種ゲーム・オブ・ザ・イヤーなど数々の賞を受賞し、2023年5月には売り上げが5000万本を突破したとの発表もあった。

新たに「シリ」が主人公となる『ウィッチャー4』は、そのような大作の続編というだけあって注目の的となっているが、ファンたちが実際にプレイできるのはもう少し先のことになりそうだ。

ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。個人的ゲーム史上ナンバーワンヒロインは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ