任天堂株式会社は4月4日(金)、株式会社フロム・ソフトウェアより発売される新作『The Duskbloods』(ダスクブラッド)について、「クリエイターズボイス」を公開した。
本作は「Nintendo Switch 2」に向けて2026年に発売を予定しているPvPvEベースのマルチプレイアクション。「クリエイターズボイス」では、本作のコンセプトや世界観に関する宮崎英高氏のインタビューが公開されている。
フロム・ソフトウェア今後の方針
「クリエイターズボイス」にて宮崎氏は、今までフロム・ソフトウェアが培ってきたノウハウ、手応えのある敵を作ってきた経験などから、『ダスクブラッド』をPvPvEというゲームデザインに決定したとコメント。
なお宮崎氏によると、本作はオンラインマルチプレイをベースとしたタイトルとなっているが、今後フロム・ソフトウェアは同様のゲーム制作に大きく舵を取っていくというわけではないという。Nintendo Switch 2版の『エルデンリング』のように、従来のシングルプレイメインのゲームも、引き続き積極的に作っていくと宮崎氏は語っている。

『ダスクブラッド』ゲームサイクル
『ダスクブラッド』では、プレイヤーは「血族」となり、「始まりの血(ファーストブラッド)」と呼ばれる存在を巡って争っていくことになる。始まりの血は人類の時代が終わろうとする時「人類の黄昏」に流れるそうで、血族たちはさまざまな場所・時代に召喚される。
作中には「拠点」にあたる場所が存在し、10を大きく超えるキャラクターの中から選んでいく。キャラクターはある程度カスタマイズすることができるので、自分だけのキャラクターを作り上げていく楽しみがあるという。
オンラインマルチプレイについては、参加するプレイヤーは最大で8人。ここで最終的に勝利するか、あるいは敗北するかという結果を迎えると、何らかの報酬を手に「拠点」に戻るようだ。そして手にした報酬を利用し、再びキャラクターをカスタマイズして出撃というゲームサイクルになるとのこと。
また勝利条件は基本的に最後のひとりまで生き残ること。しかし状況により条件が変化することもあるという。特定の強大なボスを協力して倒すことや、より特殊な状況も起こり得るようだ。

また本作では「勝利点」の概念を導入しており、最終的な勝敗はこれで決定するという。勝利点を得るために、直接戦闘は大きな意味を持つ一方で、直接戦闘によらず勝利点を得ることも可能だ。
なので、直接戦闘を避けて漁夫の利を狙うといった戦略で挑むこともできるという。さらに、各自が召喚できるパートナーのような存在も用意されているので、戦い方および勝ち方の自由度はかなり高くなっているとのこと。
くわえて、本作には「イベント」と呼ばれる要素も存在しており、繰り返しプレイを単調にしないための工夫がされている。イベントでは、ゲーム全体に影響を及ぼす特別な要素となっており、特定の敵が登場したり、追加のミッションやボーナスが発生したりする。トレーラー内に登場していた「空に浮かぶ巨大な黒い石の顔」もイベントのひとつだという。

カスタマイズ要素やアクション部分・世界観
ほかにも、本作には「血の歴史、運命」、「ロール」という要素が存在するようだ。「血の歴史、運命」では、それぞれのキャラクターの「血の歴史、運命」を解析・改変することにより、能力や技、見た目あるいは内面的な特徴などを任意にカスタマイズできる。
「ロール」は、オンラインマルチプレイにおいてプレイヤーに特別な役割とミッションを与えるというもの。時にはプレイヤー間に特別な関係性を発生させる要素のようだ。ある特定のプレイヤーを倒すことを目標とするものや絆を結ぶものなど、任意にキャラクターに設定できる。ある種TRPGに近い、ドラマ性を感じられるシステムとなっている。

なお本作のアクション部分については、同社の過去の作品と比較しても、より超人的で大胆なものになっている。かなりの高さまで跳べる大ジャンプや、空中を蹴り、駆けるような動きなど、ダイナミックでストレスの少ないものに。ほか、作中に登場する武器や特別な技の数々についても想像の幅が大きくなっているとのこと。
くわえて本作の舞台は特定の場所、そして時代ではないと宮崎氏は語る。作中では、ゴシックあるいはヴィクトリアンの雰囲気を持った王道のマップもあれば、列車などが走る、近代末期といった雰囲気のマップも登場するようだ。
