いま読まれている記事

『バルダーズ・ゲート3』に「”酔拳”使いのモンク」含め12種のサブクラスが追加される大型パッチが4月15日に配信決定。バーバリアンは“巨人化”して敵味方をぶん投げられるように。ほか「フォトモード」やクロスプレイも実装予定

article-thumbnail-250412b

『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界設定をもとに制作された高評価CRPG『バルダーズ・ゲート3』に12種のサブクラスが追加される大型アップデート「パッチ8」が4月15日(火)に配信されることが公式SNSにて告知された。

このアップデートでは、上記のサブクラス以外にも他機種同士でのクロスプレイが実装されるほか、ゲーム内でキャラクターにポーズをとらせて写真撮影ができる「フォトモード」なども実装される。また、Steam版はDLCも含めて20%オフのセールが4月22日(火)まで開催される。

今回のアップデートで最も特徴的なのは、プレイヤーが自ら操作するキャラクターのクラスであるバーバリアン、クレリック、ドルイド、パラディン、ファイター、モンク、レンジャー、ローグ、バード、ソーサラー、ウォーロック、ウィザードの基本クラスに、新たに12種のサブクラスが実装される点だ。

2024年11月に公開されたパッチノートによると、物理攻撃と咆哮を駆使するクラス「バーバリアン」には巨人化して味方や敵をぶん投げる能力を獲得するサブクラス「Path of Giants」が追加。格闘攻撃を得意とする「モンク」のサブクラス「Drunken Master」では、酒を飲んで気力を回復させる“酔拳”のようなロールプレイが可能になる。

また、ウォーロックのサブクラスである「Hexblade(ヘックスブレイド)」では、Shadowfell(シャドウフェル)の存在と契約を結ぶことができるようになる。詳細は当サイトの記事でも紹介しているので、気になった方はぜひチェックしてみてほしい。

『バルダーズ・ゲート3』は、プレイヤーの選択によりストーリーやゲームの展開が細かに変化する『Divinity: Original Sin II』を手がけたLarian Studiosが開発したRPGだ。

その世界設定は、前述したとおりTRPGの先駆者的な存在の『ダンジョンズ&ドラゴンズ(以下、D&D)』第5版が基になっている。プレイヤーはエルフやドワーフ、ハーフオークなどファンタジー世界特有の種族から、性別や見た目、クラスなど細かに設定して冒険に出ることができる。

また、本作は最大4人とマルチプレイも遊べる。それぞれのプレイヤーがキャラクターを作って参加することが可能だ。

また、本作には主人公らが目指すべき目的が設定されたメインストーリーが用意されている。主人公は、他者の精神を操る種族「マインド・フレイヤー」の幼生を脳内に埋め込まれてしまい、それを除去するために同じ境遇の仲間と共に旅をし、各地を巡る。放置すると、自身も「マインド・フレイヤー」になってしまう危険性があるからだ。

特筆すべきはその自由度の高さで、一例として村でもめごとが起こっていたらそれを解決する英雄的な存在として活躍することもできるし、ゴブリンをそそのかし、軍勢を率いて村を焼き滅ぼすといった悪逆非道な所業も可能になっている。

いずれにしても、どのような選択をとってもゲームは進行するようにできており、何らかの結末を迎えるように設計されている。そのエンディング数は1万7000通りを超えており、多様な展開でプレイヤーを楽しませてくれるだろう。

『バルダーズ・ゲート3』の大型アップデートであるパッチ8は4月15日(火)に配信される予定だ。なお、本作の対応するプラットフォームはPC(Steam、GOGなど)、PS5、Xbox Series X/Sとなっている。

ライター
MOTHER2でひらがなを覚えてゲームと共に育つ。 国内外問わず、キャラメイクしたりシナリオが分岐するTRPGのようなゲームが好き。 Divinity: Original Sin 2の有志翻訳に参加。 ゴーストオブツシマの舞台となった対馬のガイドもしている。 Xアカウント(旧Twitter)@Tsushimahiro23

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ