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ジャパン発の怪作サメ映画『温泉シャーク』アマプラでレンタル開始。温泉地で蘇った古代ザメと人類の激闘を描く温泉特撮映画。クラファンで支援が集まりすぎ「432匹」のサメを登場させるハメになったことでも話題に

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井上森人氏による監督・脚本で制作されたサメ映画『温泉シャーク』が、本日よりAmazonプライムビデオ上でレンタル配信を開始した。同作は2024年に公開された純日本製のサメ映画で、「サメ映画オブザイヤー2024」の受賞作。

タイトル通り、“温泉に現れたサメが人類と激しい戦いを繰り広げる”という古式ゆかしいサメ映画的設定の作品であり、公開時にはサメ映画ファンを中心にSNSで大きな話題となっていた。

物語の舞台となるのは、複合型巨大観光施設の建設が進むS県暑海(あつみ)市。だがその裏では温泉客が忽然と姿を消し、無残な遺体となって発見される事件が続出していた。調査に乗り出した人々は、やがて太古の海から蘇った古代ザメが、各地の温泉を縦横無尽に行き来しながら人々を襲っているという事実を突き止める。

荒唐無稽な設定に、とにかくパワーのある絵面、そして潔さすら感じるチープさを全力で降りぬいた怪作映画。撮影前の時点からすでに大きな注目を集めており、2023年に行われたクラウドファンディングでは、目標額の10倍を超える1000万円以上の支援が集まったという。

『温泉シャーク』2024年話題の怪作サメ映画がアマプラでレンタル開始_001
(画像は【旋風再び】日本発の特撮サメ映画『温泉シャーク2』制作決定!次の舞台は九州だ! – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)より)

中でも支援するごとに劇中に登場するサメが1匹増える「サメマシマシプラン」は高い人気を集め、結果としてなんと432匹ものサメが映画に登場するという事態となった。

なお現在、本作の続編となる『温泉シャーク2 九州大決戦(仮称)』の制作が進行中。制作に先立って行われたクラウドファンディングでは、「サメマシマシプラン」に951人からの支援が集まっており、新作には1000匹近いサメが登場することになるようだ。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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