ドワンゴは4月12日(土)、同社が運営する「ニコニコ動画」にて、「ゲームさんぽ」をより深く楽しめる追加コンテンツ「ぽ講#003」の配信を開始した。
本映像は「ゲームさんぽ/よそ見」を制作する株式会社よそ見による協力のもと、「ニコニコプレミアム」会員向けの限定動画として公開される。

「ゲームさんぽ」は、「ゲームさんぽ」はさまざまな分野の専門家をゲストとして招き、専門的な知識に基づいてゲーム内の表現や事象を深掘りしていく動画シリーズ。
発案者のなむ氏によるシリーズを起点にオープンな形で展開されており、株式会社よそ見による「ゲームさんぽ/よそ見」は、ライブドアニュースの「ゲームさんぽ」シリーズからのれん分けされる形で2023年5月から展開されている。
いっぽう「ぽ講」は、「ゲームさんぽ」に出演したゲスト陣の専門分野について、より詳しい話を聞くトーク番組だ。いわゆる“補講”にあたるシリーズであり、第1回では「死の受け入れ方」をテーマに、精神科医・名越康文氏のトークが展開された。
第2回からの「ぽ講」では、中国古代史の第一人者である早稲田大学の渡邉義浩氏が出演し、「三国志を深く知るための中国史学」をテーマに全3回でトークを展開している。
中編の第2回では「漢の統治者と制度の評価」と題し、漢の始祖となった劉邦の「何もしないで人に任せる」治世や、法家の韓非子が説く「法の重要性」をはじめとした前漢の制度設計を紹介しているようだ。


また、映像内では諸侯を抑えつけるために生まれた前漢時代のとんでもない法令「酎金律」や、有名な歴史書『史記』の作者・司馬遷と『漢書』の作者・班固における見解の相違についても、面白くわかりやすい形で紹介されている。

