5月20日、任天堂は、Nintendo Switch 2向けソフトの開発者にインタビューする企画「クリエイターズボイス」を更新。今冬発売予定の『ゼルダ無双 封印戦記』の開発陣へのインタビューが公開された。
インタビューには、本作の開発・販売を手掛けるコーエーテクモゲームスのAAAスタジオ長・早矢仕 洋介氏と、プロデューサー・松下 竜太が出演。ゲーム業界に入ったきっかけや、本作で描かれる『ティアーズ オブ ザ キングダム』につながるストーリーについて語っている。
『ゼルダ無双 封印戦記』は、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の過去の世界、太古の封印戦争を描く作品。ゼルダ姫やラウルらハイラル王国の英雄たちが、「無双」アクションで魔王の大軍勢に立ち向かう。
『ゼルダ』と『無双』シリーズのコラボ作品としては、2014年発売の『ゼルダ無双』、2020年発売の『ゼルダ無双 厄災の黙示録』に続く3作目となる。


今作でのみ描かれる物語として、封印戦争の戦いの側面だけでなく、ゼルダ姫が太古の世界に現れた後での王国の生活や、『ティアキン』では仮面で隠されていた4人の賢者たちのキャラクター性も明らかになるという。

また、Nintendo Switch 2で実現可能となったこととして、「たくさんの敵を出すこと」が挙げられている。「戦場の臨場感であったり、迫力といったところに大きく寄与するところなので、そこが一番助かりました」と松下氏は話す。
続けて早矢仕氏も、「Nintendo Switchよりも高いフレームレートで遊んでいただくということも大事にして、今回実現している要素です」と、スイッチ2の性能上昇による恩恵について語っていた。


インタビューの最後に早矢仕氏は「任天堂のコンソールがゲーマーの定義を広げ、ゲームを日常的なものへと変化させてきた」と指摘。その上で、Nintendo Switch 2がこの流れをどう発展させていくのこあ、一人のゲーマーとして非常に楽しみにしていると、新ハードへの期待を語った。