パブリッシャーのStarbreeze Entertainmentと開発元のThe Gangは5月23日(金)、『Out of Sight』をリリースした。対象プラットフォームはPC(Steam、Epic Games)、PS5、Xbox Series X|Sとなる。各種プラットフォームでローンチセールも開催中だ。
『Out of Sight』は、盲目の少女がテディベアの目を借りて、不気味な屋敷からの脱出を目指すホラーゲームだ。プレイヤーは一人称と二人称視点を切り替えながら、“捕獲者”に捕まってしまわないよう、逃げ続けなくてはならない。
本作の主人公は記憶を失っており、なぜ自分が捕まっているのか、追われているのかは分からない。プレイヤーはテディベアの視点を借りて、奇妙な屋鋪を攻略していく。
作中では主に少女がテディベアを持った状態(一人称視点)、少女が物にテディベアを置いた状態(二人称視点)のふたつの視点から展開され、テディベアを置くことで、少女の両手が必要なパズルを解いたり、監視カメラのように一定の場所を監視したり、隠された道を探し出したり、とさまざまな使い方ができる。
公開されているトレーラーでは、捕食者に奪われたテディベアの視点を頼りに逃亡するシーンや、高い所にある立体的なパズルを解くシーンなど本作ならではのギミックを確認できた。

なお、本作は「VR版」も本作のローンチにあわせて、Steamで早期アクセス配信を開始している。
早期アクセスにしている理由については、「今後ユーザーの皆様から受け取ったフィードバックを反映し、より良いゲームにするため」だとしており、ストーリーに関しては全編プレイ可能だという。公式ニュースでは今後実装予定のアップデート内容を一部公開し、アクセシビリティやVR特有の緊張感を高めるメカニクスなどの改善を挙げている。



『Out of Sight』はPC(Steam、Epic Games)、PS5、Xbox Series X|Sで配信中。価格はプラットフォームごとに異なり、参考程度にはPC(Steam)版は20%オフの2759円で販売中だ。セール期間は5月30日(金)となる。