1月22日、WheatField studioは、フリーゲーム『冠を持つ神の手』リメイク版のSteamページを公開した。
同作は、2009年に公開された、サークル小麦畑によるフリーゲームを、unityでリメイクした作品。ファンタジー世界「グラドネーラ」を舞台に、国王の候補者として選ばれた主人公を成長させ、王城に暮らす人々との関係を築いていく育成アドベンチャーゲームだ。
愛称は「かもかて」で、高い自由度と作りこまれた世界観とキャラ設定から、現在でも根強い人気を誇る。2024年に行われたリメイクプロジェクトのクラウドファンディングでは、目標額を大幅に上回る680万円超の金額を集めた。
Steamのストアページを公開いたしました。https://t.co/vGWqU5Uqpy
— oumi (@wheat_his) January 22, 2026
『冠を持つ神の手』では、プレイヤーはとある王国の王位継承資格を持つ「選定印」を持った14歳の「少年」として、成人までの1年間を王城の中で過ごすことになる。「異世界ファンタジー」にもかかわらず、魔王や帝国は出てこず、ひたすら城の中の人間関係に翻弄されることになる点が本作の特徴だ。
本作の分岐は非常に多く、キャラクターの育成結果はもちろん、さまざまな思惑で主人公に近づいてくるキャラたちとどのような関係を持つのかによってもエンディングが分かれる。
また、全キャラに対して愛情・友情・憎悪・殺害・裏切といった分岐が存在し、主人公に向けられる好感度だけでなく、主人公から各キャラに向けた好感度を設定することも可能で、「嫌いだが気になる」「友情と嫉妬の板挟み」といった複雑な人間関係を自身の手で構築できる。


登場キャラクターは、16歳の女の子から52歳のおじいちゃん、嫌味ばかり言ってくる王族や、王配になることを目指す貴族、怪しい商人から無口な神官まで、老若男女さまざまなメンバーが勢ぞろい。
ただし、登場キャラクターたちは「人間」ではない。主人公をはじめ、人間に姿のよく似た種族は「三足族」と呼ばれ、15歳の成人の際に自ら性別を選択できるという特徴をもっている。そのため、主人公の性別も厳密にはまだ決まっておらず、プレイを通してプレイヤーが自らの手で選択することとなる。
なお、リメイク版ではイラストの雰囲気がやや変化し、BGMも全曲差し替えになるとのことだ。


『冠を持つ神の手』リメイク版は、Steamにて近日登場予定だ。
