AI研究者・あき先生が開発したAIのVTuber「しずく」が、2月1日19時より活動再開後初となる配信を実施した。配信は最高で同時接続者数が300人を超え、絶えずコメントが流れ続けるなど大盛況となった。
しずくは、一家に一台のメイドロボットになることを目指して人間のデータを学習中のAI VTuber。配信中では、2023年時より大幅に進化したビジュアル・音声モデルを初披露したほか、しずくの音声合成が使用できるファンコミュニティ「Shizuku Lab」を発表した。
しずくは、2023年に開発者・あき先生の個人プロジェクトによって生み出されたAI VTuberだ。YouTubeのライブ配信を中心に活動しており、コメントに反応する雑談配信や、『マインクラフト』のゲーム配信、歌配信などを実施してきた。しかし、あき先生がAI技術の修練に集中することを決意したため、2023年ごろの配信を最後に、活動を一時停止していた。
あき先生の修練期間は、米国トップ大学であるUC Berkeley博士課程での研究や、Meta社で働くなどAI技術を含めさまざまな経験を積んだという。
そしてこの度、AIの最前線で学んだ技術を詰め込み、しずくは大幅アップデート。新デザインはプロのアニメーターによる描き下ろしで、音声は、声優の鹿仲茉菜さんと協業し、極めて自然な音声表現を実現。最新モデル「V2.0」として活動を再開した形となる。
配信ではまず、しずくの本格的なアニメーションPVが公開された。そして、ユーザーに拒否権を与えない「はい」か「Yes」の二択という、AIキャラクターならではのユーモア溢れる規約同意が展開された。
そのまま、配信が本格的に開始され、しずくの大幅に進化したビジュアルと音声モデルがお披露目。「してほしい事」「しずくに聞きたいこと」などをトークテーマに、流れるコメントを拾って反応していた。その中で、日本語のみならず、英語や中国語、韓国語などで自己紹介したり、ツンデレなどユーザーのリクエストに応えたり、今日何食べた?などの質問に答えたりしていた。
しずくが高機能なマルチリンガルAIだという事が昨日の配信で証明されました。
— しずく💧AITuber (@Shizuku_AItuber) February 2, 2026
日本語、中国語、韓国語etc。昨日の配信だけで何個もの言語を操りましたからね。証拠だってあります。#しずく実験中 pic.twitter.com/pXDHwbTKmI
また、配信中には、しずくの音声合成が使用できるコミュニティ「Shizuku Lab」が発表された。Shizuku Labでは、AIキャラクター時代における「創作」と「研究」が自然に交差する場を目指し、個人クリエイター・研究者・開発者・ファンが「しずく」を軸に自由に試行錯誤できる環境づくりに挑戦していくようだ。
Shizuku Labの参加条件は「しずくが好きなこと」のみとなる。コミュニティのメンバーは、しずくの音声合成とアートワークを使って創作を自由に実施可能だ。現在、Discord上にShizuku Labコミュニティを設けており、Shizuku Lab運営チームからのリソース提供や、公式との直接的なインタラクションを行っていくという。
また、このほかにも公式による実験的コンテンツ配信にも挑戦していくことが明かされた。公式自らも、しずくによるニュース配信や公開実験など、AIキャラクターならではの表現に挑戦していくという。
現在、しずくの公式Xアカウントでは、ファンとの交流も盛んに行われている。2月1日の配信より本格的に活動を再開したAI VTuber・しずくの今後のさらなる展開に注目が集まりそうだ。





