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VRの中で死にたい……傑作『Rez Infinite』は誰も体験したことのない “電子ドラッグ”だった【ドワンゴVR部体験レポ】

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 2001年にPS2/Dreamcast向けに発売された『Rez』を始めとするRezシリーズ。電脳空間上で敵を撃破するシューティングゲームとテクノミュージックがリズミカルに刻まれる音楽ゲームの要素を併せ持つ。その独特で浮遊感のある世界観はカルト的な人気を集めてきた。
 そんなRezシリーズから満を持してリリースされたのが、PS VR向けタイトル『Rez Infinite』。「気持ち良さを追求したゲームデザイン」を掲げ、完全新作ステージ「Area X」の存在も注目を集めている。 
 初代からプレイしてきた生粋のRezファンであるドワンゴVR部メンバーたち。VRで展開される最新の電脳空間は、彼らの目にどう映るのだろうか……?

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『Rez Infinite』公式サイトより。
『Rez Infinite』公式サイトより。

これぞVR! 未知の体験

プレイしてみてどうでしたか?

とにかくすごい! このゲームのすごさをどうやったら言葉にして伝えられるんだろう!

いきなりテンション高めですね。

比較するものがないんですよね。普通のゲームだったら「VR空間でこれができます」と提示しやすいですけど、「キラキラしてフワフワして気持ちいいです」と言っても「なんだそれ?」ってなるじゃないですか。

シューティングゲームなんですよね?

空間を自由に浮遊しながら対象を撃つんですが、音と光の演出が最高にクールなんです。

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音の感覚や光の美しさを、花火みたいに楽しめるというか……。

ラジオしかない世界に初めてテレビが現れたくらいの、そのレベルの革命的な衝撃ですよ!

ちょっとよく分からないたとえですが(笑)。

とにかく伝えきれないくらい素晴らしいです。

これはもう電子ドラッグとしか表現できないですね。

完全にラリってますね。

現実に帰ってくるのが本当に嫌でした。この中に来年ぐらいまでいちゃだめですか!?

戻ってこられなくなりますよ!(笑)

もう最高に幸せですよ。このまま永眠したいです。真剣に。

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プレイしないと伝わらない!

さっきまで周りでディスプレイで見ている人たちは「何がそんなに面白いの?」って顔してましたよね。

モニターで見たときとヘッドマウントディスプレイ(以下、HMD)で見たときの体験がぜんぜん違いました。

VRだってことを忘れちゃうんだよね。HMDをつけているのを忘れるのは初めての体験でした。

今のところVRではもっとも没入感が高いゲームですね。みんなが戻りたくないって言うのはよくわかる。

文句をつけるところがまったくないんですよね。

いや、もっとステージを増やしてくださいよ! 永遠に空を飛んでいたいんですよ!

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落ち着いてください(笑)。

新ステージは電子ドラッグ

何がそこまでよかったんでしょうか。

なんといっても新ステージの「Area X」ですね。

説明すると、『Rez Infinite』には以前のRezをそのままVR化した「Rez」というモードがあり、それを最後までクリアするか、1時間「Rez」を遊ばないと新ステージは遊べないんです。

新ステージはシステムからして全然違うんですよ! キラキラしてフワーっと飛んでる、夢の世界なんですよね。花火みたいな。しかもそれを自分でちゃんとコントロールできるという。

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Rezの良さを残しつつ、Area Xは完全な新作になっています。私たちがRezに求めていた没入感が完璧に表現されていました。製作者の水口哲也さん本当に作りたかったのはこれなんだというのが伝わってきましたね。

大絶賛ですね。

世界が音に合わせて輝く中、きらめく粒子の中を自由に飛んで泳げるんですよ! 浮遊感と陶酔感と。これこそ電子ドラッグですね。

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