SNSミステリー『Project:;COLD』有志による考察Discordの熱量にやられた ― 参加者は1400人を超え、1日に1万件書き込まれる日も

 SNSミステリー『Project:;COLD』の謎解きや考察をトンデモナイ熱量で取り組んでいるコミュニティを発見してしまった。

 その名も『みやまん』考察discord

 11月24日に作られたばかりのこのサーバーは、すでに1400人以上の熱量の高いファンたちが考察を語る熱狂的な場と化している。

 『Project:;COLD』は、リアルタイムで進行していくミステリ―作品で、参加者はTwitterやYouTubeなどネット中に散りばめられたヒントを元に謎解きや考察を楽しんでいく。

 もともとは『都まんじゅう』やその略称である『みやまん』という名称で親しまれていた本作とそのキャラクターたちだが、じつはもう既に登場キャラクターのうちの1人が死亡。残りの5人のメンバーたちにも不穏な空気が漂っており、「身内犯人説」や「ループ説」などさまざまな考察が出されている。

考察と謎解きを駆使しないとキャラが死ぬ?SNSミステリー 『Project:;COLD』は注目のお祭りだ。物語はTwitterとYouTubeでリアルタイムに描かれ、人生で一度しか体験できない

 そんなわけで、次にどんな事件が起きるのか、登場キャラクターたちを救うにはどうすればいいかなど、“融解班”と呼ばれる参加者たちの考察や推理にも熱が入っているというわけだ。

 さあ、そこで冒頭で紹介した『みやまん』考察discordだ。

 本サーバーは、Twitterにて「#みやまん考察」で検索し、融解班たちのやりとりを眺めていたときに発見した。とりあえず興味本位で参加してみたわけだが、そこで待っていたのは予想以上のヤバさ(誉め言葉)だった。

文:竹中プレジデント


参加者の熱量がヤバい

 1400人を超える融解班の巣窟となっているこの『みやまん』考察discord。

 考察とは関係なく、登場キャラクターたちのTwitterへの反応や、〇〇ちゃんのここがかわいいなどを語り合う、いわゆる雑談チャンネルも存在するのだが、書き込みの多くは考察や推理など謎解きに迫るものだ。

 日々どのくらいの書き込みがされているのか。discordの検索機能を使用し、これまでの書き込みを日別で算出してみたところ、以下のような結果が出てきた。

【『みやまん』考察discord書き込み件数】
11月24日:362件
11月25日:298件
11月26日:293件
11月27日:660件
11月28日:1135件
11月29日:2874件
11月30日:9602件
12月1日:9993件
12月2日:10855件
12月3日:8630件
12月4日:8161件

 特に11月29日からの盛り上がりが凄い。実は11月29日、物語に大きな動きがあったのだ。青島玲子というキャラクターが以下のツイートと動画投稿を行い、物語が本格的に始動した。

 動画で触れられている「金庫を開けるための暗号」はすぐに解読され、翌日11月30日には、キャラクターたちがその答えを使って金庫を開ける。すると、中には11枚の紙が入っており、これも暗号になっていたのだ。これにより『みやまん』考察discordはその勢いを急激に増す。

 とくに書き込み数が多い日にいたっては1日で1万件を超える書き込みが。これは2ch(5ch)の10スレ分にも及ぶコメント数であり、ひとつのミステリー作品でこれだけの勢いがあるのは、只ならぬ熱量を感じる。


考察環境の充実具合がヤバい

 そんな熱量もさることながら、考察するための環境も整っているのが『みやまん』考察discord。だ。

 まず、謎解きテーマが細かくチャンネル化されており、「血の人形事件」や「謎のTwitterアカウント」について、ひとつのテーマに対して思う存分考察が進められる。

 例えば、金庫の中から発見された謎のメモの解読がはじまると、すぐさまその謎解きの総合ページとメモ1枚それぞれで考察を進めるチャンネルが設立(このときは11チャンネル)。

 融解班たちはそれぞれチャンネルに散らばり、協力して謎解きを同時進行で進めていく光景が広がっていた。

【2枚目のメモ】
「とりあえず下調べて8月3日について調べましたが現状めぼしいものは…」
「供養で“940”は安直ですかね?」
「毎年8月3日15時からハサミ供養があるらしいです」
「ビンゴです! 15時より行ってます」
「ハサミのかたちと〇。〇でチョキ」
「つまり数字は2?」

【3枚目のメモ】
「♪は多分鈴かと」
「五十鈴(いすず)、鈴鹿(すずか)、鈴峰村(れいほうむら)」
「共通点は…」
「右揃えで書いてるのも気になります」
「共通点はどれも三重県にある地名のようです」
「三重に全部あることから3が導かれる?」

 上記は2枚目、3枚目のメモが解読されていく一部の流れだ。正直、謎解きじたいに参加せずとも、融解班たちの考察を見ているだけでもかなり楽しい。

 そんなわけで、Twitterで見かけなんとなく入ってみた『みやまん』考察discordは、とんでもない熱量の融解班たちが集うコミュニティだった。

 また、『みやまん』考察discordに参加し、過去ログを探索していて気付いたことのひとつにサーバー全体における雰囲気のよさ。

 チャンネルのルールにもこう書いてる。

「この呪いの真相を突き止めるには、多くの方の力が必要です。彼女達を救うためにも仲良く、お互いをリスペクトし合い、このコンテンツを盛り上げて行きましょう。」と。

 あくまで謎解きコンテンツとして仲よく楽しんでいこうというスタンスの方が集まっているのだ。『Project:;COLD』の謎解きをゴリゴリにしていきたい人はもちろん、物語として眺めたい人にとっても貴重な空間なのは間違いないだろう。

 これまではTwitterでのリスト機能やハッシュタグ検索で本プロジェクトの謎解きを追ってきたわけだが、このサーバーに出会えたことでひとつ上の幸福感に浸りつつ、本プロジェクトの動向を追えそうだ。

 最後に余談だが、discordサーバー内では、「みやまん見守りロボット」くんというボットが存在し、彼女たちのTwitterの動向を報告してくれる。ここを眺めているだけでも情報を拾うのには十分だし、わりと楽しいので、この場をあわせて借りて宣伝しておきたい。

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