いま読まれている記事

コイツ、俺が好きだった男に似てる。『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまったのですが……

article-thumbnail-240102s

1

2

ていうかサンデーの話がしたい

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_016

ここまで散々ver3.0の話をしたけど、正直私はサンデーの話がしたかった。

最近HoYoverseのみなさまも「コイツを野放しにしておくと勝手なことばかり書いてヤバい」と勘づいたのか、大真面目に記事内容の打ち合わせみたいなことをするのだけど、その場でも私は「ヤダーッ!サンデーが書きたい!」「サンデーを書かせてくれ!!」とゴネ続けていた気がする。

結果として「しょうがないにゃあ……」みたいな空気になり、いまからこうしてサンデーの話をするわけだ。本当にスタレチームのみなさんには迷惑しかかけていない。いつもすいません。

ていうか、そもそもサンデーがこのタイミングで実装されるとは思っていなかった。

なんか、普通にあと3年経ってからの実装でもおかしくないと思ってました。ほら、あるじゃん、「ユーザー的には早く実装してほしいと思ってるのに運営もあんまり予測してなくて結構待たされる」みたいな。サンデーもう来たよ! はえーよ!!

同時に実装された「帰忘の流離人(停雲)」もそうですけど、あと2~3年経ってから実装されそうなキャラがちゃんと計算されたタイミングで出てくるところに「ちゃんとしてるな……」と思います。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_017

やっぱり、ロビンとの兄妹愛はストレートに泣いちゃいますよね。
ちゃんと「ロビンとの別れ」を描いてくるところに泣ける。

実際にロビンの目の前に現れたのは「ワーヴィック」だけど、お互いもうほぼ気づいてしまっている。言葉を交わさずに理解できてしまっているところが、このふたりの付き合いの長さを語っているというか……ヴ~~~~~………。

特に、ドリームメイクパズルを集める前のロビンとの会話ですよね。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_018

「たしかに彼は誤った道を選んだかもしれないけれど、その目的が間違っていたとは思えない。私たちは同じ場所から歩み始めた…そして、今度は彼が群星に向かって羽ばたく番。たとえ1人きりの旅になろうと、彼ならきっと正しい道を見つけられると信じているわ。」

「私たちは一緒に空に羽ばたく必要なんてないの。
だって、いつかきっと…あの高く浮かぶ雲の上で再会できるから。」

「そうなることを…願っています。」

号泣。

これ、ピノコニーの話で散々擦られた「鳥はなぜ飛ぶのか」問答の、「ロビンとサンデーの答え」ですよね。号泣。「一緒に空へ羽ばたく」ことが夢だったけど、いつか再会できるから、いまはそうでなくてもいい。

「サンデーからロビンへの愛」は結構語られていたけど、ここにきてロビンから「たとえ1人きりの旅になろうと、彼ならきっと正しい道を見つけられると信じているわ」が出てくるのがね……ホントに泣いちゃうやつ……もうこれは完全にピノコニー完結編。

あとやっぱこれですよ、このメモ!!

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_019

「星々がいつまでも君の空を照らしてくれますように」
「君の舞台がいつまでも煌めきに溢れていますように」
「追伸:スタイル維持も大事だけど、ご飯はちゃんと食べるように」

号泣。

いや何回号泣してんだよって感じですが、やってる時ホントに泣いてたんだから仕方がない。「お兄ちゃん」なんだよ……「兄」じゃなくて、妹に接する時の「お兄ちゃん」なんだよね!! ウッ……(動悸)

別れ際にようやく「お兄ちゃん」としての言葉を伝えられるのがサンデーらしいというか……うんうんサンデーってこういうヤツだよなというか……「愛」なんだよね……。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_020

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_021
(画像は崩壊:スターレイル公式Xより)

ピックアップに合わせて、サンデーの過去もちょいちょい明かされてたんですけど……個人的にはサンデーの幼少期の日記が一番心抉られましたね。

ハーモニーピジョンの話は散々語られてたけど、改めてサンデー視点で「あのことをどう思っていたのか」が描かれていて、地面に落ちて羽を折ってしまったことを記述している箇所に涙の跡が滲んでいるのが……サンデー幸せになれ!!

そんな幼少期を経て、ようやく今回の話が描かれる。すごく丁寧に「サンデーという人間の人生」を描いていると思います。折れた羽は空を飛ぶことができなくなっても、落ちる先にはきっと星々が輝いているだろう。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_022

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_023

元々、私は「嫌なこと」の幅広さに自信がある。

人よりずっと些細なことを嫌だと感じるし、本来誰も気にしないようなことを不快に感じる。この「嫌なことの幅広さ」に関しては、人に負けない自信がある。つまり、「神経質さでは誰にも負ける気がしない」という最悪のアイデンティティを持っている。

この「嫌なことの幅広さ」があるから自分を守れているし、自分を律することができている気がする。

だから、サンデーにもちょっと共感してしまう。
いや、これは「共感」と言っていいのか……? とにかく、サンデーの神経質さというか、常に完璧さを求め続けるようなめんどくささが結構好きでした。しかし、サンデーはそこから進み始める。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_024

未知なるものを過度に恐れることが、サンデーの弱点だった。
だからこそサンデーは、あえて翼を失い、未知なる世界へと踏み出していった。
高潔さを失ってから、やっと見えてくるものもあるかもしれない。

まぁ、世界ってそういうものですよね。
私も、最近いろいろと仕事をする中で、段々「嫌なことの幅広さ」が失われていっているように感じます。許せなかったことも許せるようになったし、耐えられなかったことも耐えられるようになってきた。

それがいいことなのか、果たして前に進んでいるのかもわからない。
このまま嫌なことをすべて失ってしまったら、どうなってしまうのだろうか?
私は、それが不安で不安で仕方ない。

高潔さを失い、純粋さを奪われた、薄汚れた姿こそが人の美徳なのだろうか。そんなのって辛すぎる。サンデーがそうなるのかはわからないけど、そういうあり方しか許容できない世界が嫌になってしまう。

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_025

「…それでも、あんまり自分に厳しくしすぎないようにしろよ。悲しむ人は必ずいるからな。」

……みたいなめんどくさいことをver2.7のストーリーで考えていたのですが、個人的にはワーヴィックのこの言葉があったから、救われた感じがしました。神経質とか高潔さとかはさておき、あんまり自分に厳しすぎるのはよくない。それはそう。

この言葉を、サンデーがどこかで失ってきてしまった「ワーヴィック」からかけてもらえるのが……もうつくづく優しい話ですよね。生きていくうちに、人は大切にしていた自分を失ってしまうかもしれない。だけどその過去は消えないし、気づかないだけで現在の自分を構成している。

なにより、自分に優しくなるために、それは必要なものだ。
サンデーに対して、そんな暖かい答えを持ってきてくれたのが嬉しかったです。

完全無欠な自分も、週休7日の理想郷も、バカげた夢かもしれない。いずれ、大人になるうちに失うものかもしれない。でも、あの時の自分は、過去の理想は、決していまのあなたを裏切りはしない。サンデーという人間の足跡を蔑ろにしなかったのが、本当に嬉しかったです。

サンデー、お前はFateの柱になれ

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_026

そして、サンデーが実装されたことにより、なんでか景元が大化けするという。

引いててよかった景元。ハッハッハ、景元も実装当時は最強アタッカーだと言われていてのう……まさか実装からこんなに経って返り咲くとは思ってなかった。サンデーと景元はマブですね。性能カプですね。

もちろんサンデーも迷わず引いたのですが、ここは若干「投資」的な考え方で引きました。「キャラ的に好きだから」という理由も存分にありつつ、私は「きっとこれ3.0で召喚物を軸にしたキャラがわんさか出てくるんだろうな」と予想していました。予想してたっていうか、なんかそういう空気になってたから。

つまり、ここでサンデーを引かないと3.0で召喚物軸のキャラが出てきた時に「なんでオレはあの時サンデーを引いておかなかったんだ……」と後悔するビジョンが完全に見えてしまったのだ。

私はこれをアベンチュリンとロビンでやらかしている。飛霄を筆頭にした追加攻撃軸のパーティーが出てきた時、「なぜオレはあの時アベンチュリンとロビンを引いておかなかったんだ……」と後悔した。3.0では、もうその轍を踏みたくない。

間違いない、ver3.0は大召喚物時代が来る!
実際アグライアと相性よさそうだし!!

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_027

「もっと言えば、Fateコラボも召喚物を軸にしているのでは?」という予想が出ていたり出ていなかったり……それはそれで士郎とか凛とかと延々と組まされ続けるサンデーが面白いから見てみたい。サンデー、お前がFateの柱になれ。

行け サンデー お前の行く手には
俺たちの世界がある
跳べ サンデー 何も恐れぬ
お前のクールなガッツを見せてくれ
そこだサンデー

「苦よ、去り給え。」

稲妻と見まごう

「この身を以て…」

神宵雷府総司駆雷掣電追魔払穢天君で決めろ

出た出た、サンデーの召喚テニス
サンデーのヤツ、あの独自のフォームに変えて急に伸びてきたよな
あいつの実家が秩序の道場やってるらしいわ
サンデーにとって、あのフォームが自然体なんや

何もデータないんですか?
いや、サンデー、末っ子、アグレッシブベースライナー
性格は冷静沈着で他人に流されない
少し神経質な面もあるが常に前向きで虎視眈々と正レギュラーを狙っていたようだ
実装日は12月4日、運命は調和、好きな言葉は……

「「「週休7日だ!!」」」

『崩壊:スターレイル』のオンパロス編が楽しみすぎて、別に始まってもいないのに感想を書いてしまった記事_028
(画像は【崩壊:スターレイル】OP:「Nameless Faces」 – YouTubeより)

なんか最後らへんはサンデーの話しかしてなかったけど、みなさんver3.0が楽しみになってますか?

どうなるんでしょうね。正直ピノコニー編も、始まる前まであんな感じになると思ってなかったんですよ。別に褒めてるわけでも貶してるわけでもなく、本当に「始まってみないとわからない」のが『崩壊:スターレイル』だと思います。

なので、私も普通にプレイヤーとして、ファイノンとかファイノンとかファイノンとかファイノンとかファイノンとかを楽しみにしつつ、オンパロスを待とうと思います。

あと、多分この日記もオンパロスに合わせてまた1年やります。
はい、私も2025年から2026年まで休めないことが確定しました。

とにかく……2025年もよろしくお願いします!

1

2

ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ