ベン・ビガーもかわいく見えてきた
なんか、ベン・ビガーもかわいく見えてきた。
ライカンと同じく、ベン・ビガーもほぼノーマークだった。しかし、実際に動いているところを見ると、なんだか結構かわいい気がしてきた。二足歩行の、巨大な熊。目には傷跡があり、いかつい印象も受ける。でも、いざこうしてゲーム内でどたどた走っているところを見ると、なんだか愛嬌がある気がする。
自分は、一体どうしてしまったのだろう?
いや……ライカンを発火点としていきなりケモノに目覚めてしまうと、こんなにも見える世界が変わってくるのだろうか? だってこれまで完全ノーマークだったんだぜ? 自分の感性が突然開花したのか? それとも『ゼンゼロ』が全世界の人間をケモノ萌えに目覚めさせるために作られたゲームなのか?
ベンのかわいいところは、この見た目で結構腰が低いところ。
実にストレートな「ギャップ萌え」なのだけど……「人間と熊」の対格差で上の画像みたいなシーンをやられると、普通にかわいく見えるのだからなんか悔しい。ベン、かわいいじゃん?
『ゼンゼロ』を遊んでいると、5歳くらいの頃に『モンスターズ・インク』にドハマりしていたのを思い出す。いや、「ドハマり」なんて言葉じゃ生ぬるい。当時の私は、保育園から帰ってきた瞬間、即座にビデオデッキで『モンスターズ・インク』を再生していた。それを毎日繰り返す。つまり無限周回である。
本当に、100回以上は『モンスターズ・インク』を見ていると思う。
『トイ・ストーリー』も『ファインディング・ニモ』も面白かったけど、本当にすべてのセリフとシーンを暗記するレベルで周回していたのは『モンスターズ・インク』だ。ちなみに一番好きなシーンは、ランドールの「ウェッカモ!!!!!!」って感じの独特なくしゃみ。
……で、『ゼンゼロ』の誇張の効いたカットシーンや異種族の愉快な動かし方を見ていると、『モンスターズ・インク』を延々と周回していた5歳の頃の自分がすごく喜んでいる気がするのだ。自分にとって『ゼンゼロ』は、ある意味「童心に帰れるゲーム」なのかもしれない。
なにかこう、根源的な「気持ちよさ」「愛らしさ」を映像やキャラから感じる。
そういう意味では、突然ケモノ萌えに目覚めたのではなく、「『モンスターズ・インク』が好きだった頃の自分」を取り戻してきているということなのだろうか? たしかに、サリーもベンも似たようなかわいさな気がする。
モンスターズインクを永遠に周回してた5歳の自分が喜んでいる気がする pic.twitter.com/C1zsxUzPxK
— ジスロマック (@yomooog) July 10, 2024
動き変態すぎて笑ってしまう pic.twitter.com/aQmsWYxbGb
— ジスロマック (@yomooog) July 6, 2024
それで言うと、ビリーも「実際に動いているところを見ると愛らしい」キャラの筆頭格だと思う。
正直、当初はビリーも「ちょっと目立ちにくそうなポジションだな」と思っていた。
だって、「邪兎屋」のビリー以外のメンバーは、全員美少女なのだ。ニコ、アンビー、猫又……そんな中にひとりだけロボットが混じっている。これはなんとも不遇なポジション……かと思ったけど、私はこの中だとビリーが一番かわいいと思う。
これもベンと同じように、とにかく動きや言動に愛嬌がある。
なんとも気さくで、お調子者で、そのくせバトルになるとすごい火力を叩き出す。もはやこれは「軟体メカ」という全く新しい種族なのではないかと思うくらい、ぬるぬるにょきにょき愛らしく身体を動かす。ビリー、めちゃくちゃかわいい。邪兎屋屈指の萌えキャラだと思う。
ビリー周りの描写で何気にすごいのが、ほとんど「目」だけで彼の表情を再現しているところ。
ビリーはロボット。口や鼻はない。だから、ほとんど「目」だけでしか表情を描いていない。なのに、『ゼンゼロ』の全キャラの中でもビリーはぶっちぎりで表情豊かな気がする。目が大きくなったり形が変わったりするだけで、ここまで表情豊かに描けるんだ……という率直な驚きでした。
いやぁ、ビリーのこと嫌いな人いないでしょう……。
ビリーがいなければ、邪兎屋は邪兎屋じゃなくなる。そうとすら思える。
ここまで来たらヴィクトリア家政揃えたくない?
現在、私の手持ちには「ライカン」と「リナ」がいる。
このふたりは「ヴィクトリア家政」という陣営に所属していて、ここに「エレン」を加えた編成が猛威を振るっており、今のバージョンでは大人気だったりする。でも、私はエレンを持っていない。
ここまで来たらエレンも欲しくない?
いいじゃないか、別にエレンがいなくても。ライカンと蒼角を組ませて氷編成を組めばいい。リナとグレースを組ませて雷編成を組めばいい。私の手持ちは十分に戦力が揃っているじゃないか。無理に現環境トップを狙わなくたっていいじゃないか。
対戦ありがとうございました。
私はもうホヨバに財布を握られてますね。
ここまで来たら株主総会に呼んでほしい。
そして完成。ライカン、リナ、エレンにバトラーを加えたヴィクトリア編成。うーん、これは流石にデカパイメイド編成。一番スケベな編成が一番強いって、素晴らしいゲームです。ヴィクトリア家政の「呼ぶのは大変だけど戦力としてはトップクラス」という設定、割とメタ的な意味合いも含んでいる気がする。
しかし、私にとってはエレンも「あんまり意識していなかった属性のキャラ」だったりする。いや、「意識していなかった」というより、「こんな属性見たことがない」といった方が正確かもしれない。
エレン・ジョーの特徴、それは「サメの尻尾が生えている」こと。
身体は人間。無気力系メイド。しかし、尻尾としてこれ見よがしに「サメの尾」が生えている。なにこれ。「猫耳で、猫の尻尾が生えている」なんて属性はよく見るけど、これをサメで実行したキャラは中々見たことがない。
だから初めて聞いた時も、困惑の方が上回っていた。
ただ、改めてキャラPVで「サメの尻尾が映っているシーン」を真横から見ると、なんだろうな……結構性的な気がしてくる。この記事ロクな話してねえな? 仕方ないじゃないか、立派な三大欲求のひとつなんだから。
私は……ケモノ萌えと同じく、「爬虫類、両生類的な存在に萌えを見出す」という心理も、実のところあまりよくわかっていなかった。だけどエレンの尻尾を見ていると、わずかながらにその気持ちが理解できる気がしてきた。
個人的に遊んでいるゲームに出てくる「バクージャジャ」というキャラといい、なんか最近「今まで開いていなかった扉がついにこじ開けられたような感覚」によく襲われる。もしかしたら『ゼンレスゾーンゼロ』は、人間の「今まで開いていなかった扉」を破城槌で強引にオープンさせてくるゲームなのかもしれない。
そしてメインストーリーを3章まで進めると、ついにヴィクトリア家政が本格参戦。
ここで、みなさんに聞きたい。
みんな3章まで進んでる?
事前に担当の方から「3章にはヴィクトリア家政が出てくるので、ぜひ!」と聞かされていた。よしわかった3章まで進めてやろうじゃないかと決心したはいいものの、3章が思ったより先だった。結果、海の日を含めたこの前の3連休が『ゼンゼロ』で吹き飛んだ。違う、別に怒ってるわけじゃない。
「ホヨバは私のことひたすらゲームを遊び続けるロボットだと思ってるのかな?」とか、思ってない。
でも、どうにか3章に到達できた。バッテリーを使い、ポリクロームを使い、エリーファンドでバッテリーを補充し、どうにかこうにかインターノットレベル34まで上げた。このしんどさ、プロキシのみなさんならわかってくれるんじゃないか。とにかくこの苦労をどこかに書き残しておきたかった。
で、改めて3章でライカンが出てくると……やっぱりイイ! すごくイイ!!
ようやくライカンのセリフをフルボイスで堪能できる。いいよなぁ、執事だから言動も丁寧なのがさ……サンデーのCV大塚剛央もいいキャスティングだったけど、ライカンのCV小林親弘も相当いいキャスティングだと思う。このために毎日8回ポリクロームでバッテリー回復させたんだよ。
まぁ、流石にネタバレには早すぎると思うので、詳細なストーリーは内緒にしておきます。3章のヴィクトリア家政の活躍、お楽しみに。ごめん嘘、内緒にしてるっていうか記事書いてる時点でまだ3章後半触れてないんだ。インターノットレベル36で流石に止まった。なので、好評だったら続く!
ただ、3章まで進めて『ゼンゼロ』がどういう感じでお話を展開していくゲームなのか、ちょっと掴めた気がする。正直まだ「各陣営の顔見せ」としか言えない段階だけど、章ごとに新たな陣営が出てくる感じは結構好き。最終的に合流した話が展開されたりするんだろうか。ストーリー追加、楽しみにしてます。
なんか、こんな爛れた記事でよかったのかな?
そろそろ「朱鳶」も出るし……というか今まさにピックアップ中です。
彼女もすごいセクシーだし、朱鳶でも扉開かれてください。自分はそこの扉はとっくに開いてるから、迷わず引きに行きますけども。
何気に、今後実装予定の「セス」「青衣」「ジェーン・ドゥ」も一応「異種族」に含まれると思われる。セスとジェーン・ドゥも結構ストレートなケモ耳キャラって感じだけど、青衣はこれでロボットなんだからすごいと思う。『ゼンゼロ』よ、何がお前をそこまで駆り立てるんだ。
……てか、この3人って実装予定なの?
らしい。らしいよ。だってそう聞いたし。まぁ公式で出してるからそういうことなのだと思う。『ゼンゼロ』の不思議なところは、NPCもいちいち完成度が高いせいで「一体どのキャラが実装対象で、どのキャラがNPCなのか」がよくわからないところ。
あのー……悠真とか……どうなるんですかね……。
とか思いつつ、こんな感じで記事終わります。今まで意識してなかった属性への「扉」を開かれたい方、『ゼンゼロ』やりましょう。生活に潤いが出るかもしれませんね。どういう締め……?