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『ゼンレスゾーンゼロ』は、全世界の人間をケモノ萌えに目覚めさせるために作られたのか? これまで全然ケモノに興味なかったのに、ライカンでケモナーに目覚めてしまった話

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ベン・ビガーもかわいく見えてきた

『ゼンレスゾーンゼロ』のライカンでケモナーに目覚めてしまった話_011

なんか、ベン・ビガーもかわいく見えてきた。

ライカンと同じく、ベン・ビガーもほぼノーマークだった。しかし、実際に動いているところを見ると、なんだか結構かわいい気がしてきた。二足歩行の、巨大な熊。目には傷跡があり、いかつい印象も受ける。でも、いざこうしてゲーム内でどたどた走っているところを見ると、なんだか愛嬌がある気がする。

自分は、一体どうしてしまったのだろう?

いや……ライカンを発火点としていきなりケモノに目覚めてしまうと、こんなにも見える世界が変わってくるのだろうか? だってこれまで完全ノーマークだったんだぜ? 自分の感性が突然開花したのか? それとも『ゼンゼロ』が全世界の人間をケモノ萌えに目覚めさせるために作られたゲームなのか?

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ベンのかわいいところは、この見た目で結構腰が低いところ。

実にストレートな「ギャップ萌え」なのだけど……「人間と熊」の対格差で上の画像みたいなシーンをやられると、普通にかわいく見えるのだからなんか悔しい。ベン、かわいいじゃん?

『ゼンゼロ』を遊んでいると、5歳くらいの頃に『モンスターズ・インク』にドハマりしていたのを思い出す。いや、「ドハマり」なんて言葉じゃ生ぬるい。当時の私は、保育園から帰ってきた瞬間、即座にビデオデッキで『モンスターズ・インク』を再生していた。それを毎日繰り返す。つまり無限周回である。

本当に、100回以上は『モンスターズ・インク』を見ていると思う。
『トイ・ストーリー』も『ファインディング・ニモ』も面白かったけど、本当にすべてのセリフとシーンを暗記するレベルで周回していたのは『モンスターズ・インク』だ。ちなみに一番好きなシーンは、ランドールの「ウェッカモ!!!!!!」って感じの独特なくしゃみ。

……で、『ゼンゼロ』の誇張の効いたカットシーンや異種族の愉快な動かし方を見ていると、『モンスターズ・インク』を延々と周回していた5歳の頃の自分がすごく喜んでいる気がするのだ。自分にとって『ゼンゼロ』は、ある意味「童心に帰れるゲーム」なのかもしれない。

なにかこう、根源的な「気持ちよさ」「愛らしさ」を映像やキャラから感じる。
そういう意味では、突然ケモノ萌えに目覚めたのではなく、「『モンスターズ・インク』が好きだった頃の自分」を取り戻してきているということなのだろうか? たしかに、サリーもベンも似たようなかわいさな気がする。

それで言うと、ビリーも「実際に動いているところを見ると愛らしい」キャラの筆頭格だと思う。

正直、当初はビリーも「ちょっと目立ちにくそうなポジションだな」と思っていた。
だって、「邪兎屋」のビリー以外のメンバーは、全員美少女なのだ。ニコ、アンビー、猫又……そんな中にひとりだけロボットが混じっている。これはなんとも不遇なポジション……かと思ったけど、私はこの中だとビリーが一番かわいいと思う。

これもベンと同じように、とにかく動きや言動に愛嬌がある。
なんとも気さくで、お調子者で、そのくせバトルになるとすごい火力を叩き出す。もはやこれは「軟体メカ」という全く新しい種族なのではないかと思うくらい、ぬるぬるにょきにょき愛らしく身体を動かす。ビリー、めちゃくちゃかわいい。邪兎屋屈指の萌えキャラだと思う。

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ビリー周りの描写で何気にすごいのが、ほとんど「目」だけで彼の表情を再現しているところ。

ビリーはロボット。口や鼻はない。だから、ほとんど「目」だけでしか表情を描いていない。なのに、『ゼンゼロ』の全キャラの中でもビリーはぶっちぎりで表情豊かな気がする。目が大きくなったり形が変わったりするだけで、ここまで表情豊かに描けるんだ……という率直な驚きでした。

いやぁ、ビリーのこと嫌いな人いないでしょう……。
ビリーがいなければ、邪兎屋は邪兎屋じゃなくなる。そうとすら思える。

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ここまで来たらヴィクトリア家政揃えたくない?

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現在、私の手持ちには「ライカン」と「リナ」がいる。

このふたりは「ヴィクトリア家政」という陣営に所属していて、ここに「エレン」を加えた編成が猛威を振るっており、今のバージョンでは大人気だったりする。でも、私はエレンを持っていない。

ここまで来たらエレンも欲しくない?

いいじゃないか、別にエレンがいなくても。ライカンと蒼角を組ませて氷編成を組めばいい。リナとグレースを組ませて雷編成を組めばいい。私の手持ちは十分に戦力が揃っているじゃないか。無理に現環境トップを狙わなくたっていいじゃないか。

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対戦ありがとうございました。

私はもうホヨバに財布を握られてますね。
ここまで来たら株主総会に呼んでほしい。

そして完成。ライカン、リナ、エレンにバトラーを加えたヴィクトリア編成。うーん、これは流石にデカパイメイド編成。一番スケベな編成が一番強いって、素晴らしいゲームです。ヴィクトリア家政の「呼ぶのは大変だけど戦力としてはトップクラス」という設定、割とメタ的な意味合いも含んでいる気がする。

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(画像はエレンエピソード「お願いエレン様!」 | 『ゼンレスゾーンゼロ』 – YouTubeより)

しかし、私にとってはエレンも「あんまり意識していなかった属性のキャラ」だったりする。いや、「意識していなかった」というより、「こんな属性見たことがない」といった方が正確かもしれない。

エレン・ジョーの特徴、それは「サメの尻尾が生えている」こと。
身体は人間。無気力系メイド。しかし、尻尾としてこれ見よがしに「サメの尾」が生えている。なにこれ。「猫耳で、猫の尻尾が生えている」なんて属性はよく見るけど、これをサメで実行したキャラは中々見たことがない。

だから初めて聞いた時も、困惑の方が上回っていた。

ただ、改めてキャラPVで「サメの尻尾が映っているシーン」を真横から見ると、なんだろうな……結構性的な気がしてくる。この記事ロクな話してねえな? 仕方ないじゃないか、立派な三大欲求のひとつなんだから。

私は……ケモノ萌えと同じく、「爬虫類、両生類的な存在に萌えを見出す」という心理も、実のところあまりよくわかっていなかった。だけどエレンの尻尾を見ていると、わずかながらにその気持ちが理解できる気がしてきた。

個人的に遊んでいるゲームに出てくる「バクージャジャ」というキャラといい、なんか最近今まで開いていなかった扉がついにこじ開けられたような感覚」によく襲われる。もしかしたら『ゼンレスゾーンゼロ』は、人間の「今まで開いていなかった扉」を破城槌で強引にオープンさせてくるゲームなのかもしれない。

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そしてメインストーリーを3章まで進めると、ついにヴィクトリア家政が本格参戦。

ここで、みなさんに聞きたい。
みんな3章まで進んでる?

事前に担当の方から「3章にはヴィクトリア家政が出てくるので、ぜひ!」と聞かされていた。よしわかった3章まで進めてやろうじゃないかと決心したはいいものの、3章が思ったより先だった。結果、海の日を含めたこの前の3連休が『ゼンゼロ』で吹き飛んだ。違う、別に怒ってるわけじゃない。

「ホヨバは私のことひたすらゲームを遊び続けるロボットだと思ってるのかな?」とか、思ってない。

でも、どうにか3章に到達できた。バッテリーを使い、ポリクロームを使い、エリーファンドでバッテリーを補充し、どうにかこうにかインターノットレベル34まで上げた。このしんどさ、プロキシのみなさんならわかってくれるんじゃないか。とにかくこの苦労をどこかに書き残しておきたかった。

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で、改めて3章でライカンが出てくると……やっぱりイイ! すごくイイ!!

ようやくライカンのセリフをフルボイスで堪能できる。いいよなぁ、執事だから言動も丁寧なのがさ……サンデーのCV大塚剛央もいいキャスティングだったけど、ライカンのCV小林親弘も相当いいキャスティングだと思う。このために毎日8回ポリクロームでバッテリー回復させたんだよ。

まぁ、流石にネタバレには早すぎると思うので、詳細なストーリーは内緒にしておきます。3章のヴィクトリア家政の活躍、お楽しみに。ごめん嘘、内緒にしてるっていうか記事書いてる時点でまだ3章後半触れてないんだ。インターノットレベル36で流石に止まった。なので、好評だったら続く!

ただ、3章まで進めて『ゼンゼロ』がどういう感じでお話を展開していくゲームなのか、ちょっと掴めた気がする。正直まだ「各陣営の顔見せ」としか言えない段階だけど、章ごとに新たな陣営が出てくる感じは結構好き。最終的に合流した話が展開されたりするんだろうか。ストーリー追加、楽しみにしてます。

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なんか、こんな爛れた記事でよかったのかな?

そろそろ「朱鳶」も出るし……というか今まさにピックアップ中です。
彼女もすごいセクシーだし、朱鳶でも扉開かれてください。自分はそこの扉はとっくに開いてるから、迷わず引きに行きますけども。

何気に、今後実装予定の「セス」「青衣」「ジェーン・ドゥ」も一応「異種族」に含まれると思われる。セスとジェーン・ドゥも結構ストレートなケモ耳キャラって感じだけど、青衣はこれでロボットなんだからすごいと思う。『ゼンゼロ』よ、何がお前をそこまで駆り立てるんだ。

……てか、この3人って実装予定なの?
らしい。らしいよ。だってそう聞いたし。まぁ公式で出してるからそういうことなのだと思う。『ゼンゼロ』の不思議なところは、NPCもいちいち完成度が高いせいで「一体どのキャラが実装対象で、どのキャラがNPCなのか」がよくわからないところ。

あのー……悠真とか……どうなるんですかね……。

とか思いつつ、こんな感じで記事終わります。今まで意識してなかった属性への「扉」を開かれたい方、『ゼンゼロ』やりましょう。生活に潤いが出るかもしれませんね。どういう締め……?

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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