7月18日から三日間にわたって開催されるインディーゲームの祭典「BitSummit the 13th Summer of Yokai」では、様々なインディゲームタイトルが出展されている。
今回取材として赴いたのはゲーム制作チーム「Minimum Box」による『事故物件だよ!うらみちゃん』の展示ブースである。弊誌ではゲーム内容についても紹介しているほか、製作者の方々へのインタビューも掲載しているので、そちらもあわせてご一読いただけると幸いだ。
それでは、本作の展示ブースに向かってみよう!
試遊をするともらえるシールがメッチャかわいい!フライヤーや公式グッズがぎっしり並んだブースは見ているだけでワクワク
実際の展示ブース風景はだいたいこんな感じ。
試遊台が2台と、テーブルには本作の試遊をすると貰えるフライヤーや公式グッズなどが並ぶ。試遊台の上部にはかわいらしいポスターも飾られていた。
ブースには開発者の方たちが常駐しており、プレイヤーは「ゲームの開発者と生でやりとりしながら遊ぶ」という非常に贅沢な体験が味わえる。こうした開発者との身近なやりとりができるのも、イベントならではの魅力だ。
試遊でもらえる公式グッズはこんな感じ。
本作のメインキャラクターたちが描かれたシールは、もらったらすぐに貼り付けたくなるかわいさだ。(幽霊なので)足がないはずなのに飛び跳ねて見えるような喜び顔のうらみちゃんや、意外と表情豊かなナビゲーターの「おねびぃ」(右上)も。いろいろな表情を見られるのが嬉しい。
「気に入ったブース」では堂々のトップ。おばけ大人気
BitSummitをはじめとするインディーゲームイベントの醍醐味のひとつは、プレイヤーにとっては新たなゲームを実際に触れられること、そして開発者にとってはプレイヤーから直接フィードバックが得られることだろう。
そんな一般公開日である7月19日に『事故物件だよ!うらみちゃん』のブースを訪れたところ、ブースは大盛況。常に誰かが席に座ってプレイしているという繁盛ぶりであり、本作への期待の高さのほか、初見のプレイヤーを引き寄せるキャッチーさがうかがえた。
さらに、開発者の方曰く「ビジネスデーでも多くのプレイヤーから非常に高い評価を頂いた」とのこと。気に入ったブースにシールを貼るコミュニティボードでは堂々のトップだったという。開発者でもないのになんだかこちらまで嬉しくなる。
熱狂溢れるブースを訪れ、BitSummitの持つインディークリエイターたちの熱気や結束力を、改めてしみじみ感じるのだった。
これを読んでいるあなたも、来年の夏はぜひBitSummitに足を運んでみてほしい。新たなゲームとの出会いがきっとあるほか、あちこちから滲み出る「ゲーム愛」に、ゲームファンなら心満たされることだろう。