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ビジュよすぎアクションRPG『デュエットナイトアビス』のテーマパークみたいな街並みにテンション上がる~~! 「ディズニー」や『ハリポタ』世界を想起させる城下町を探索してみたら……差別と退廃がもたらす”陰の美”が潜んでいた

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まずはこの街並みを見てもらえませんか?

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中世ヨーロッパ風の建物が立ち並ぶノスタルジックな景色が広がって、広場の中央には精密時計のようなデザインの巨大オブジェが鎮座する。まさにテーマパークに来たみたいな街並みが広がっていて……テンション上がるなぁ~~!

ゲーム開始直後、この街に訪れた瞬間、その美しさに心を奪われてしまいました。この懐かしさと非日常感が交錯する街こそ、『デュエットナイトアビス』の冒険の拠点です。

2025年10月28日にリリースされた本作は、リリースの2ヵ月前に突如として、ガチャ・スタミナ制の全面撤廃を打ち出した異色の新作アクションRPGです。

異例の発表を知って、

キャラガチャはないというけれど、実際にキャラはどうやって手に入れるのか?
ガチャなし、スタミナ制なし。じゃあ逆に課金要素はどこなのか?

そんな疑問が頭に浮かんだ人は少なくないのではないでしょうか。

今回、リリースに先駆けて『デュエットナイトアビス』をプレイする機会をいただいた私(筆者)は、まずはこれらガチャシステムまわりを念入りに調査しようと思っていました。タダより高いものはないですからね。

……拠点となるこの街を訪れるまでは。

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この世界を探索してみたい──。

好奇心がそそられた私は、ストーリーも、戦闘も、ガチャシステムの調査(後述)もそこそこに、『デュエットナイトアビス』の街を巡る旅に出るのでした。

文/DuckHead
編集/竹中プレジデント

※この記事は『デュエットナイトアビス』の魅力をもっと知ってもらいたいHERO GAMESさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


テーマパークに来たかのような高揚感を感じさせる、ノスタルジックな城下町がお出迎え

それでは早速、『デュエットナイトアビス』の世界を観光してみましょう。

本作において主人公の冒険の拠点となる街がこちら。雪が降る土地にそびえ立つアイスレイク城の下に広がる、いわゆる城下町というやつですね。

門をくぐり抜けた瞬間、まず最初に目に飛び込んでくるのは、大通りの両サイドに所狭しと立ち並ぶ建物たち。中世ヨーロッパやアメリカの古い都市を思い起こさせるような街並みは風情があり、目の中に美しく映ります。

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個人的な所感にはなりますが、この街並みを見ていて、ディズニー長編アニメ映画の名作『ピノキオ』『美女と野獣』の街並み、『ハリー・ポッター』のホグズミード村、ゲームで言うと『キングダムハーツ』のトラヴァースタウンを思い出しました。

初めて訪れる場所のはずなのに、昔ここに住んでいたことがあるんじゃないかと錯覚してしまう。そんな懐かしさを感じさせてくれます。

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メインストリートを抜けると、そこには大きな広場がありました。広々とした空間の中で嫌でも目に飛び込んでくるのが、広場の中央に鎮座している巨大な球体のオブジェ。

……これはもう完全にテーマパークじゃないですか!

突然すぎますか? いやいや、私には、東京ディズニーシーの巨大地球儀「アクアスフィア」と、ユニバーサルスタジオジャパンの巨大地球儀「ユニバーサル・グローブ」が脳裏にハッキリと浮かびます。

これらの巨大シンボルたちをテーマパークに行ったときに目にすると、「マジでここに来ちゃったんだな!」とテンションが自然に爆上がりするんですが、この巨大オブジェクトを見た時にもそれとまったく同じ感覚がありました。

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この巨大オブジェをじっくり見てみると、シンプルな球体ではなく機械仕掛けのようにも見える複雑なデザインで形成されていました。

そのデザインは大量の歯車で埋め尽くされた精密時計のような美しさを持っていて、スチームパンク系の作品で見るガジェットのようでもあります。機械的でありながら、どこか人の温もりも感じられるような……手作り感がたまりません。

ノスタルジックで美しい雰囲気と、テーマパークに来たかのようなワクワク感が混じりあい、気が付けば心を奪われてしまっていました。

街並みだけではない。建物の内装も幻想的な美しさ

『デュエットナイトアビス』の街並みが美しいのは、その外観だけではありません。

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一部の建物は中に入ることもできるのですが、酒場の雰囲気がメチャクチャよかったです。

ここもまた中世ヨーロッパやファンタジー作品を思わせるような内装で、階段から二階にも上がれる作り込みっぷりが印象的でした。

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そして、建物探訪をするなかで素晴らしいと思ったのが、主人公が住ませてもらうことになる屋敷の内装です。

とくに気に入ったのが、機械仕掛けの時計を裏から見たようなデザインの窓(上の画像)。

影絵やディズニーアニメ『ピーター・パン』のビッグベンのシーンを思い出させる幻想的な雰囲気はもちろんですが、時計全部ではなく半分だけが窓になっているというところがオシャレですよね。

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さらに、屋敷の中でお気に入りの内装が、砂時計のオブジェです。

この砂時計は部屋の中央に堂々と配置されているため、古めかしい内装が多い屋敷の中ではいささか目立ちます。しかし、その青く幻想的な光は周囲のインテリアたちの邪魔はしておらず、そこまで違和感がありません。

近くで見ると明らかに異質なはずのに、全体を俯瞰で見てみると違和感なく馴染んでいるというのが興味深いところ。こういう雰囲気っていいですよね。

高速スライディング移動で、広い街中も快適に移動できる

街の探索中、その美しい街並み以上に印象的だったのが、移動アクションです。

本作で街中を駆けるときに目にする姿を見てみると……

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!?

どういう状況なのか。アクションとしては、スライディングしながらジャンプをしています。これにより、きりもみ回転をしながら一気に前進できるんです。

これが歩いて移動するよりも格段に速いんです。あくまで体感ですが、10倍くらいは速くなっている気がします。

探索できるエリアが広い作品だと、移動に時間がかかってしまうケースが時々あります。もちろん景色を楽しみながら探索するのが醍醐味とはいえ、もどかしいと思うことも。

ですが、『デュエットナイトアビス』の場合はこのアクションがあるおかげで、快適にフィールド移動することができるのです。

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壁を蹴って上に登っていく、いわゆる “壁のぼり”も最初から使えます。

捉えかたによっては、広い街並みを探索できるゲームにおいて、建物は移動を妨げる障害物と感じることも。それをぶち壊せるアクションとして、こういうアクションは個人的にも好きです。

最初から、広い世界を自由自在に動き回れるのは嬉しかったですね。

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このアクションをうまく使えば、街灯の上に立つなんて芸当も。

テーマパークのようにテンション上がる街並みに快適な移動アクション。プレイしていると「街を好きなように歩き回って散策してくれ!」と言われているような気持ちさえしてきます。

……ということで、メインストーリーの進行もそこそこにして、移動アクションを駆使していろんな場所に行ってみようと思います。

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まずは定番どころとして屋根の上へ。壁のぼりを使って足を運んでみました。当然、絶景!

下から建物を見上げるのと上から見下ろすのでは、受ける印象が大きく変わり、それまでとは別角度からの美しさを感じさせてくれます。

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街の外、いわゆるフィールドにも行ってみました。フィールドはフィールドで美しい。

街の外には断崖絶壁が多く、崖の端に立って下を覗き込んでみると、青色の結晶や海などの景色が広がっています。

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さらに、遠く地平線の彼方に目をやると、虹のようにカラフルに輝く光の輪の中心に、大きく曲がった植物のように見える謎の物体があります。なんだか吸い込まれてしまいそうな……幻想的な美しさがあります。

先ほどまでの街並みは、ギリギリ現実世界でも見かける可能性がありますが、この光景は絶対に現実世界で見ることはできないでしょう。

人工物(街中)も自然物(フィールド)も美しい。『デュエットナイトアビス』、本当にどこへ足を運んでも美しさしかありません。

テーマパークの裏側。美しすぎる街が抱える差別や貧困

ちなみに、美しい世界が広がっている『デュエットナイトアビス』ですが、探索を進めていくと、テーマパークのような表向きの顔とは大きく異なる、この街の裏の顔が見えてきました。

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いきなり街に住む人が銃殺されてしまった……。

そう、とんでもないレベルで差別が横行しているのが、この街の実情なのです。

そのことを象徴する出来事としてこんな事件が起きました。

年老いた父親が兵士から暴行を受ける

父を守るために兵士を突き飛ばす

その場で即射殺

どうやら、ツノの生えたカロン族という種族が迫害されているそうで、この親子はそのカロン族だったようです。

街の人々に話を聞くと、こんな事件も珍しい事ではなく兵士も軽い処罰程度で済むだろうとのこと。自分のことを守ろうとした結果、理不尽に命を奪われてしまった息子の隣で泣き崩れる老いた父の姿を見ていると……いたたまれません。

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また、メインストリートから裏通りに入ると、そこには貧民街が広がっています。

ここには先ほどお話したような差別を受けている人々も多く暮らしていて、その雰囲気は退廃的。ほぼ光が入ってこない環境のため薄暗いです。

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このエリアにある家の中を覗いてみると、ランプが照明代わりだったり、天井が低かったり、メインストリートで見た主人公の屋敷とは大きく異なった内装でした。

美しい景色が広がっているのは変わりません。ただ、メインストリートの美しさが「陽」だとすると、貧民街の美しさは「陰」。線香花火や廃墟を見た時に感じるような、儚く淋しい美しさがあり、先ほどまでと同じ都市の中とは思えません。

この都市だけに限った話ではなく、キャラクターや物語についても同様に言えることですが、物事というのは、光と影の二面性が見えてくるとその魅力がさらに輝きを増すもの。

そう言った意味で、この貧民街エリアの存在は、この街に対して奥深さをあたえているように感じます。

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また、視線を上に向けて空を見上げてみると、テーマパークのような楽しさを感じさせる街並みとは裏腹に、どう考えても軍事目的で作られているであろう、厳つく冷たい巨大な飛行艇が飛んでいました。

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SF作品に登場したとしてもおかしくないデザイン、サイズ感の巨大飛行艇ですが、この下に広がる温かみのある街並みとは大きなギャップがあります。

あまりにも異質で違和感しかない組み合わせですが、この “異質感” が、街にさらなる美しさを付与しているのではないかとも思うんです。

この “異質感” が生み出している美しさというのは、SF作品のジャンルのひとつである「レトロフューチャー」や「スチームパンク」の世界の街並みを見た時の感情に近いものがあります。

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戦いまでもイルミネーションのように美しい

さて、『デュエットナイトアビス』で遊んでいて美しさを感じるポイントは、その街並みだけではありません。

敵と戦うときの攻撃モーション、ここにも本作の美しさが潜んでいます。

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まず、近接攻撃の剣撃と遠距離攻撃の銃撃の2種類がある基本攻撃をくり出してみると、武術の演舞を見ているかのような洗練された美しさが。

本作では、使用武器を変更することで攻撃モーションも一緒に変化するのですが、どのモーションも「う、美しい……」という心の声が思わず漏れてしまうような見惚れてしまう動作ばかりです。

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攻撃モーションの中でもとくに好みなのが、居合の抜刀術がメインの太刀のモーションです。

その一連の動きを駆使して敵を倒していると、攻撃の美しさと敵をバッタバッタとなぎ倒していく爽快感で、自然とテンションが上がります。

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また、攻撃を受けた敵は綺麗な光を放つので、多くの敵を相手に戦っていると、画面がイルミネーションが如き煌びやかさになっていくのがいいですね。

お互い命のやりとりをしている戦闘なので、こんなことを言ってしまうのもどうかとは思うのですが、この大量の敵が作り上げる光の行列、エレクトリカルパレードを見たいがためだけに戦闘にくり出しているときすらあります。綺麗な花火だ。

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スクショを確認していて気づいたことなのですが、攻撃のエフェクトが綺麗な模様になっていました。

さらに、操作できるキャラたちは、固有の技としてスキル攻撃と必殺技を持っていて、これもまた美しい動きのものが多いです。

とくに「サイキ」というキャラの、背中に蝶のような羽が生えて宙を舞いながら攻撃をし続ける必殺技が個人的にお気に入り。

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オシャレな色とデザインの羽も相まって、煌びやかさと幻想的な雰囲気を併せ持った美しさ。飛行時特有の浮遊感も心地よく、条件が整えば出し惜しみせずにすぐに発動させたくなる仕上がりです。

ガチャ全面廃止。スタミナ制も撤廃。じゃあどこに課金要素があるの?

ここまで「本作の持つ美しさ」に焦点を当てて紹介してきましたが、『デュエットナイトアビス』を語るうえで欠かせないのが“キャラガチャと武器ガチャが一切存在しない” 点です。

先行プレイで確認できた限り、プレイアブルキャラ(操作できるキャラ)は19人。解放するには、キャラ専用のアイテム「想いの欠片」を30個集める必要があります。

基本的には、専用クエストをクリアして「想いの欠片」を集めていく流れ。今回の先行プレイでは、解放するまでには至りませんでしたが、6、7日に1キャラペースで解放できそうな感覚でした。

なお、キャラは直接購入することも可能。時間をかけるか、お金で解決するか、プレイスタイルしだいで選べるようにはなっていました。

ゲームプレイで入手できるおもなキャラクターたち
・ログインするだけでゲット
ベレニカ(事前予約1500万人達成報酬)、レベッカ

・メインクエストクリアでゲット
アウトサイダー、ダフネ、マギー

・サブクエストクリアでゲット
トリュフ&ヘーゼルナッツ

・ストーリー分岐型コンテンツ「ラビリンス」でゲット
リズベル、テンツ

・チャレンジクエスト「体験型劇場」でゲット
サイキ(期間限定:2025年10月28日~11月25日) 

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ガチャだけなくレアリティの概念もなし。条件さえ整えばすぐにキャラを解放できます。

また、『デュエットナイトアビス』では、クエストに挑戦するための“スタミナ制”も廃止。これすなわち、すべてのキャラ、武器、クエストを無料で楽しめるということを意味しています。

本作は基本プレイ無料のゲームです。ゲームをプレイするためにソフトを購入する必要もありません。

それなのに、無料でキャラも武器もゲットできて、スタミナを気にする心配もない。プレイヤー的にありがたいと言えばそうなのですが、こうなってくると「じゃあどこに課金要素があるんだ?」ということが逆に気になってきます。

調べてみたところ、メインとなりそうな課金要素、それはキャラクターの衣装……いわゆる“外見アイテム”でした。

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公式YouTubeで公開された動画でも、マネタイズについては「外見システムをメインに据える」と発表されており、リリース後はさまざまな衣装が実装されることでしょう。

先行プレイの中では、クリスマスに向けてなのかサンタ衣装が実装されていました。どのような衣装が今後実装されていくのかは……リリース後の楽しみですね。

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ちなみに、衣装以外にもゲーム内ではキャラクターに装備させて楽しむ装飾アイテムを購入することができます。装飾アイテムは、頭・顔・腰・背中に身に着けることができ、約100種類のアイテムを確認できました。

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厳ついデザインがたまらなく渋くてカッコいい口当て。
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かわいい装飾アイテムの王道にして最強格装備のネコミミ。
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ドラゴンのぬいぐるみを頭の上に乗せることもできちゃいます。

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ネタ装備も。頭の上の電球・頭の上にダイヤル式電話・頭に深く突き刺さる斧・瓶底メガネ・ピエロの鼻・立派なカイゼル髭などなど、こちらも種類が豊富です。

自由度マックスな育成システム。好みやプレイスタイルに応じて、理想の性能を持つキャラクターにカスタマイズ

最後に、プレイ中に印象に残ったことのひとつとして、「魔の楔」というアイテムについて触れさせてください。

これは、キャラクターや武器に装備して効果を発動させるアイテムで、どれを身に着けるかによってステータスが変化します。

たとえば、「素早く敵を攻撃したい」なら、攻撃速度やコンボ持続時間を上げる「魔の楔」セットを装備。逆に「とにかく敵に倒されたくない」なら、耐久力アップに特化しまくったセットを装備など、カスタマイズが可能。

本作では、すべてのキャラがすべての武器を扱える自由度マックスな戦闘システムが採用されており、この「魔の楔」によるカスタマイズを組み合わせることで、理想の性能を持つキャラクターを育成できるというわけです。

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装備スロット数は、キャラクターに8つ、近接武器・遠距離武器にそれぞれ4つの16枠。
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「魔の楔」は、「依頼」をクリアすることで入手できます。

また、「魔の楔」とは別に、プレイヤーの “相棒” のような存在としてキャラクターの能力を強化してくれるのが、「ジェネモン」です。

彼らを戦闘に連れていくと、キャラの属性攻撃力などといったステータスを強化してくれるだけでなく、攻撃・回復・ステータス強化など、スキルで戦いをサポートしてくれます。まさに頼れる “相棒” といった存在です。

入手方法は「餌付け」。街中やフィールドで「ジェネモン」を見つけ、餌をあげることで仲間にすることができます。この際にあげられる餌にはランクがあり、よりランクが高いものを選ぶと、ゲットできる確率も上がるようです。

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ちなみに、私のお気に入りの「ジェネモン」が、こちらのミスタードリーム。このゆるふわ系のマスコットのような見た目からは想像もつかないくらいの低音ボイスで、その声を聞いた瞬間、思わず吹き出してしまいました。

なお、他の「ジェネモン」を素材にするとことで、レベルアップさせていくことができます。

レベルが一定値に達するとランクアップ。ランクアップすることで、ジェネモン自身のステータスを強化する「ポテンシャル」の装備スロットが増える仕組みです。

この「ポテンシャル」は、別の「ジェネモン」へ引き継ぐことができるため、理想の「ジェネモン」を目指しての道のりは険しそうです。目指せ、ジェネモンのプロフェッショナル!

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リリース直後は19体のキャラクターと45種の武器が無料で入手できるようです。また、ログイン特典として「彩りの砂時計×20」「純白の砂時計×35」が配布されます。
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グローバル事前予約が1500万人達成。キャラクター(ベレニカ)をはじめ、ゲーム内アイテムを配布。

本記事では、『デュエットナイトアビス』の「美しさ」に焦点を当てて紹介してきました。テーマパークを彷彿とさせる街並み、機械仕掛けのデザイン、光と影のコントラストが際立つ裏通り、そして戦闘アクション。どこを切り取っても絵になる、ビジュアルへのこだわりを感じます。

同時に、ガチャやスタミナ制を廃止したことで、プレイヤーがこの『デュエットナイトアビス』の世界を心おきなく探索、育成、戦闘を満喫できる環境が整えられていました。

そんな本作は2025年10月28日より正式リリース開始。iOS、Android、PCにてプレイ可能なタイトルとなっています。

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ライター
レトロゲームから最新ゲームまで、面白そうだと感じた家庭用ゲームを後先考えず手当たり次第に買い漁る男。500を越えてから、積み上げたゲームを数えるのは止めました。 ディズニーアニメ・お笑い・音楽・漫画などにも広く浅く手を伸ばし、動画投稿者としても蠢いています。
Twitter:@DuckheadW
編集者
美少女ゲームとアニメが好きです。「課金額は食費以下」が人生の目標。 本サイトではおもにインタビュー記事や特集記事の編集を担当。
Twitter:@takepresident

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