Steamのウィンターセールが始まったぞー!!
今回は12月19日から2026年1月6日3時までの19日間にわたり、セールが実施されます。
そして今回も毎度のことながら、セール表作っちゃいました。どうぞ!
そして今回も前回のオータムセールに引き続き、本リストの中から注目タイトルをまとめた紹介動画も作ってます!良かったらあわせてチェックしてみてね。
企画・画像・文 / cookieP
※本文中・および画像に書かれているゲームの値段はすべて税込み価格です。
※セール画像に記載されている情報はすべて12月18日時点の情報です。
※セール画像で使用している画像はすべてストアページのヘッダー画像を引用しています。
ヴィクトルズ・テスト・ナイト レーヴス
内容を一言で表すなら「SCPみたいなヤバい美術品しかない美術館を歩き回るゲーム」。
ゲームシステムを一言で表すなら「魔改造されすぎて原型のない8番ライク(マルチ可)」。3*3~7*7のマス目状に並んだ部屋には各部屋に1つずつ美術品が置かれ、美術品はそれぞれ普通じゃない特徴を持っている。目標として設定された部屋を回って美術品をチェックし、入口に戻って無事脱出できればクリアなのだが、各部屋には扉が2つしかないため、横方向にしか移動できない。そう、普通なら。
じつはこの扉、部屋の美術品に“異状”が発生している時だけ、扉は縦方向に繋がるようになる。つまり、どこかの部屋に異状が発生していなければ目的の部屋に行けないし、異状が発生している部屋を通らなければノルマを達成できない。けど、普通じゃない美術品にさらに異状が発生したらそれはもう大変にヤバいわけで……。
いちおう、限られたリソースを集めれば異状の有無を切り替えることができるし、美術品の中には有用な異状を発生させるものもある。美術品の特性を覚え、部屋のルート取りを考え、危険な異状が発生しないことを祈りながら、第5夜まで生き延びることを目指そう。まあ、どれだけ考えても美術品にめちゃくちゃにされるんだけどな!!
雰囲気は怖いが時間に追われる要素はないため、ホラゲ初心者にもおすすめ。ゲームを進めると集まっていく美術品のフレーバーテキストもめちゃくちゃいいので、世界観が気になる人にも是非。
文 / 逆道
Blue Prince
部屋の構造が毎日リセットされる巨大な屋敷の相続人に選ばれた主人公。しかし、屋敷を相続するためには条件がある。それは、屋敷のどこかに存在する幻の部屋「Room46」に辿り着くこと。
屋敷に入ると、扉を開くたびに「部屋」を選ぶことができる。ランダムな形の部屋を並べて道を繋ぎ、残りの体力カギの数に気を付けながら、各部屋を探索してアイテムや手がかりを集め、先へ進んでいくのが基本の遊び方だ。
しかし、屋敷の探索は一筋縄ではいかない。誰かの残した手紙、開かない扉に謎の暗号、あらゆる部屋には「謎」が散りばめられ、それらはすべて「その先」へと繋がっている。解きたい謎のヒントがある部屋は、今日の探索では見つからないかもしれない。偶然見つけた手がかりを生かせる場所は、今日の部屋の配置ではたどり着けないかもしれない。でも、そのことが分かったなら、新しいヒントを見つけたなら、明日の探索ではきっと謎が解けるはずだ。
そうやって、脱出ゲーム系の「謎解き脳」と、リソース管理や強化のシナジーを駆使してより先を目指す「ローグライク脳」をフル回転させながら、謎で埋め尽くされた屋敷の謎を解き明かすゲーム、それがBlue princeなのである。ちなみにこのゲームは「翻訳不可能」と謳われるゲームでもあり、英語でしかプレイできないが、英語が苦手な人向けのガイド記事もあるのでぜひ参考にしてほしい。
文 / 逆道
LISA: The Painful
『LISA: The Painful』は、「終末世界に存在する唯一の女の子を巡る争い」を描くRPGです。
武術の達人だったがトラウマに苛まれる主人公「ブラッド」がとある女の子を拾い「バディ」という名前を付け育てていたところ、「ランドー」なる人物に存在がバレてしまいさらわれてしまう。そのためブラッドが敵のおっさんたちや化物、そしてトラウマと戦いながら、バディを救うため終末世界を旅していくという作品になってます。
少し可愛げのあるドット絵の絵柄からは想像もつかないほど世界観が”かなり”狂っていて、普通に歩いているだけでもいきなり強盗や死体に出くわしたり、野営をしたらいきなり仲間がさらわれたり、「ジョイ」というヤバい薬物が出回ってたり、薬物中毒者が怪物みたいな成れの果てになったりと、とんでもない世界で重いストーリーが作中で展開されていきます。
時には体を代償にしなければならなかったりと、取り返しのつかないエグめの要素も盛り沢山。にもかかわらずサブストーリーとかは意外とコミカルで、普通に笑えるようなシュールな場面もあってかなり面白いです。
後日談を描くDLCもあるのでぜひそちらも遊んでください。
文 / はくまいさん
Terraria
ついにバージョン1.4.5がきますね。待ちわびました、長いこと待ちわびていました……
ご存じの通り『テラリア』は全世界で6070万本以上も売り上げている、超人気の2Dサンドボックスアクションゲームです。ひとりで何度もプレイできるうえ、友達とマルチプレイする時は楽しさが何倍にも膨れ上がります。しかもバージョン1.4.5で日本語、異なるプラットフォームとのクロスプレイ機能も追加され、さらに友達と遊びやすくなるんです。
また、来年5月17日には発売15周年を迎えるのですが、9月の「State of the Game」には「テラリア15周年を迎える年に向けた準備も既に始まっています」という文章があり、2026年には15周年を記念する何らかの施策があるようです。ちなみに現時点ではなんも詳細が明かされてません、気になって夜と昼しか眠れない。
『テラリア』は定価1200円、セール時は600円とお手頃価格です。買わない理由はありません、買いましょう。
文 / はくまいさん
スペルトナエル
システムが一番面白いかつ難しいのでまずはそこに絞って書かせてください。まず、画面に日本語の五十音表(アイウエオ表)がある。その上を上下左右に時期で移動する。
このとき、登録された魔法が「パンチ」だった場合、五十音表のパ→ン→チの字の部分へ順番通り移動すると、魔法「パンチ」が発動する。
この魔法発動をやりつつ、敵が弾幕で攻撃してくるのでそれを避けて敵を倒すことを目指す。そんなことをしながら、ゲーム中の20日目の勝利を目指す。独特だけど一度触って理解すると、後から後から分かることが増えてきて、いろんな要素が頭の中で繋がってますます面白くなる。
もともと普段が300円台と破格なのにセールすると更に安くなる。心底おすすめ。文 / しんじょ
バックパック・バトル
名前通りのゲーム。バックパックの限られたスペースに武器やら食べ物やらを良い感じに詰め込んでシナジーを発生させ、相手プレイヤーを倒す。
バトル中は完全に自動で戦闘が行われるので、実質的にはバッグとショップを見て荷物についてあーだこーだし続けるのがこのゲームの醍醐味。
その取っつきやすさと奥深さは随一。やることは物を置くだけなので操作はとっても簡単、でも組み合わせを考え出すと無限に凝れる。
また、PVPらしく『環境バッグ(組み合わせ)』があり、慣れるとそのメタを考えていく必要があるのも面白いところ。
文 / しんじょ
Ghost of Tsushima DIRECTOR’S CUT
史実に残されている元寇襲来のエピソードをもとに制作された時代劇×オープンワールドアクションゲームです。
日本の風光明媚な景色をイメージしてくれたのか、ひとつの島で四季折々の風景を楽しめるというファンタジーアイランドになってます。
実際の景色とは異なる部分もありますが、そこには歴史や地元に対する確かなリスペクトが感じられましたし、実在する地名を採用してもらえたのも激熱ポイントでした。地元が舞台になった作品として、もちろん島民にも周知されました。
よかったら現地とゲームを比較した記事も公開されているので、ぜひ読んでみてください。文 / TsushimaHiro
萬手一体(OUT OF HANDS)
奇抜なビジュアルとクールなBGM、そして絶妙なゲームバランスにスリリングなバトルが組み合わさり、結果“面白ぇゲーム”になってる。
包帯でぐるぐる巻きにされている主人公の精神には、論理思考さん、神秘思考さん、行動思考さんが潜んでおり、彼らに導かれて過去のトラウマを探ることとなる。
台詞が『エヴァンゲリオン』っぽいので、脳内では碇ゲンドウボイスで再生される。バトルの内容はシンプル。自分のデッキから毎ターンカードをドローし、相手の本体の体力をゼロにするか、敵を全滅させれば勝利。
自分の手札はパッシブ能力を発動させる顔と、カードを“掴み”、発動させられる“手”がメイン。手は合計4本くらいまで増やせる。
「攻略が難しい」と感じた方は、まっさきに手の数を増やすことをおすすめする。文字通り手数が増えるから。文 / TsushimaHiro
いかがでしょうか。
以上、各ライターのオススメゲームの紹介文となります。セールは12月19日から2026年1月6日3時まで開催中。気になるタイトルがあれば、ぜひストアページをチェックしてみると良いでしょう。




