『428』『タイムトラベラーズ』などを手掛けたイシイジロウ氏の著書「IPのつくりかたとひろげかた」が10月25日に発売へ。ゲームIPを立ち上げ次世代へと引き継ぐための要点をまとめた一冊

 星海社新書は、イシイジロウ氏の著書「IPのつくりかたとひろげかた」商品リンク)を10月25日(日)に発売すると発表した。Amazon.co.jpでは10月26日(月)にリリース予定、価格は1078円となっている。

 イシイジロウ氏は1967年生まれのゲームクリエイター。アドベンチャーゲームを中心にシナリオ、監督、プロデュース、ディレクションなどをこれまで務めてきた。

 担当作品としては、チュンソフトで『3年B組金八先生 伝説の教壇に立て!』を監督として、『428 ~封鎖された渋谷で~』を総監督として、またレベルファイブにて『タイムトラベラーズ』をディレクターとして手掛けてきた。
 また2014年には独立し、2015年に株式会社ストーリーテリングを設立。近年は『文豪とアルケミスト』の世界設定監修、セガの『新サクラ大戦』のストーリー構成などを担当している。

 そんなイシイ氏が記した本著は、ゲームのIP、いわゆる作品の知的財産にフォーカスした一冊。「作品を次世代に引き継ぐには世界観IPへのアップデートが必要だ!」というキャッチコピーのもと、シリーズ化して後世に残る作品と、続編が失敗して忘れられてしまう作品の違いについて考える作品となっている。

 イシイ氏はこの問題について、「世界観IPになっているか」かどうかに要点があるとコメント。作品が世界観IPになるためには、ストーリーが面白いこと(=ストーリーIP)は大前提だが、さらに愛されるキャラクター(=キャラクターIP)を立て、その上でキャラクターが入れ替わっても魅力が失われないシステム(=世界観IP)を打ち立てる必要があると伝えている。

 世界設定が確立すれば、作者が入れ替わり、時代に合わせて脚色しても、IPは同一性を残して未来に受け継がれるという考え方だ。ストーリーのあるゲーム作品に長らく関わってきたイシイ氏の著書、ぜひ気になる方はチェックしてみてほしい。

星海社新書
IPのつくりかたとひろげかた
発売日 20201025(発売日はお住まいの地域によって異なります。)
作品を次世代に引き継ぐには「世界観IP」へのアップデートが必要だ!

シリーズ化して後世に残る作品と、続編が失敗して忘れられてしまう作品の違いは、「世界観IPになっているか」にある。作品が世界観IPになるためには、ストーリーが面白いことは大前提だが(=ストーリーIP)、さらに愛されるキャラクターを立て(=キャラクターIP)、その上でキャラクターが入れ替わっても魅力が失われないシステムを打ち立てる必要がある(=世界観IP)。世界観が確立すれば、作者が入れ替わり、時代に合わせて脚色してもIPは同一性を残して未来に受け継がれる。

■「IPのつくりかたとひろげかた」目次
まえがき
第1章 「キャラクターIP」と「世界観IP」
第2章 マーベル・シネマティック・ユニバースの軌跡
第3章 『スター・トレック』と『スター・ウォーズ』
第4章 日本のIP
第5章 僕自身が携わってきたIP
第6章 IPの勝利
あとがき

文/ishigenn

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn
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