エレクトロニック・アーツ(EA)は、『バトルフィールド4』のサーバーを増強したことを発表した。EAのコミュニティマネージャーによると、これは『バトルフィールド2042』の発表のあと、2013年発売の『バトルフィールド4』に戻ってくるプレイヤーが急増したことを受けての施策だという。
サーバーが増強されたのは米国西部地域。この地域に限りほかのサーバーに比べてキュー時間がはるかに長かったのだという。この措置でキューの時間が短縮されることが期待できる。
Originなどのプレイヤーが含まれないため参考値となるが、外部統計サイトSteam Chartsでも『バトルフィールド4』のプレイヤー人口の伸びが確認されている。ちょうどE3期間だった6月14日には、1万1700人以上のピークプレイヤー数を記録した。
『バトルフィールド2042』は、10月22日に発売予定のマルチプレイFPS。最大128人がひとつの戦場でチームに分かれて戦う。
第一次世界大戦をテーマにした『バトルフィールド1』(2016年)以降、実在の戦争を題材にしていたということもあり比較的真面目な作風だった『バトルフィールド』シリーズだが、『バトルフィールド2042』は近未来の戦争を取り扱い、過去作で見られたおバカなノリが復活したような映像が公開されている。
たとえばジェット機から飛び出してロケットランチャーで敵ジェット機を破壊し、ふたたび自分の乗っていたジェット機に戻るような無茶なプレイもトレイラーで披露された。『バトルフィールド2042』海外向けトレイラーは、称賛を示すアップボートへの投票が104万件にも達しており、その一方でダウンボートはわずか2.7万件と、非常に高い期待がファンから寄せられていることが分かる。
『バトルフィールド4』と『バトルフィールド2042』の直接的な繋がりは明らかにされていないが、前述の無茶なプレイやC4バギーなどの映像や、時代設定が比較的近いところから、少なくないファンが『バトルフィールド4』を想起しているようだ。
Primge Gamingでは6月21日まで『バトルフィールド4』が無料配布されていた。こちらもプレイ人口増加に一役買っていただろう。
『バトルフィールド2042』はPlayStation 4、PlayStation 5、Xbox One、Xbox Series X|S、PCにて10月22日(金)発売予定だ。