農林水産省の公式サイトにおける「米の栽培方法」の解説ページへのアクセス数が増加。2020年末より上昇の背景に『天穂のサクナヒメ』の人気か

 農林水産省は9月13日(月)、同省の公式サイトに開設された子ども向けページにおける「米の栽培方法」へのアクセス数が2020年11月より大きく増加したとTwitter上で伝えた。同時期に発売され、現実さながらの本格的な稲作要素が話題を呼んだアクションRPG『天穂のサクナヒメ』との関連性を示唆する投稿に同作のファンから注目が集まっている。

 『天穂のサクナヒメ』は、PS4、Nintendo Switch、PCに向けて2020年11月12日に発売された稲作アクションRPG。老舗の同人ゲームサークル「えーでるわいす」が開発を手がけた本作は、美麗なグラフィックで描く日本神話をテーマとした世界観を特徴とする一方で、奥深い米作りの魅力を味わえることでも知られている。

(画像はSteamより)

 本作において稲作は、主人公である豊穣神「サクナヒメ」の成長に欠かせない重要なシステムとして登場する。米作りを通じて能力の強化や新たなスキルを習得し、ストーリーの進行に必要なアクションパートをクリアしていくのだ。

 作中でこのプロセスは試行錯誤を繰り返しながら学んでいけるようデザインされており、一般的なゲームでは触れる機会の少ない専門用語や細分化された工程の数々もプレイヤーたちの米作りに対する関心を促した。そうした中で「攻略ソースとして役立つ」とSNSを中心に名前が挙がったのが、農林水産省の公式サイトである。その経緯は弊誌でもニュース記事として取り上げているので、興味を持たれた方はあわせてご覧いただきたい。

 また同省は『天穂のサクナヒメ』の高い人気を受け、作品関係者への取材も2020年12月に行っている。これらの背景から前述のTwitterでの投稿は、直接的には言及していないものの同タイトルを意識した発言であるのが容易に察せられるだろう。すでに同作のファンからは『天穂のサクナヒメ』の影響を指摘する主旨の発言が次々と寄せられ、コメント欄の大多数を埋め尽くす騒ぎとなった。

 同省がツイートで伝えた子ども向けの解説ページでは、米の栽培を「タネまき」、「定植(田植え)」、「分けつ(管理)」、「収穫」の4つの流れに分けて紹介。要点を絞ってまとめられた各テキストには写真や振り仮名も添えられており、農業に馴染みの薄い者にも理解しやすい親切な説明となっている。

(画像は「農林水産省」公式サイトより)

 『天穂のサクナヒメ』はマーベラスより、PS4、Nintendo Switch、PC(Steam)に向けて販売中。なお9月15日(水)の23時59分までの期間限定で、PS4、Nintendo Switchのダウンロード版を対象としたセールが開催されている。通常4980円のところ30%オフの3486円(税込)で購入が可能なので、この機会に触れてみてはいかがだろうか。

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP
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