エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は1月25日(火)、Lucasfilm Gamesとの協同による『スター・ウォーズ』シリーズ新作3タイトルの制作が進行中だと発表した。EA傘下のRespawn Entertainment(以下、Respawn)が開発を手がける。
We’re excited to announce THREE new Star Wars games officially in the works from @Respawn. Read more and pass on what you’ve learned: https://t.co/pKZFHqDA1W pic.twitter.com/n1byCzaDtL
— EA Star Wars (@EAStarWars) January 25, 2022
Lucasfilm Gamesとの独占契約により『Star Wars バトルフロント』シリーズや『Star Wars:スコードロン』などの作品をリリースしてきたEAだが、今回プロジェクトの主導が伝えられたRespawnは、2019年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』を開発している。
同社は『エーペックスレジェンズ』や『タイタンフォール』シリーズの開発元としても知られ、このたびの3本うち1本は『Star Wars ジェダイ:フォールン・オーダー』に続く作品であることが明かされている。すでに開発作業へ着手している旨も伝えられ、かつて『ゴッド・オブ・ウォー』の制作に携わったStig Asmussen氏がディレクターを務めるという。
また残る2作はFPSとストラテジーゲームという、それぞれ異なるジャンルでの展開となる模様だ。“まったく新しいFPSタイトル”と謳う同作のディレクターを担うのは、『スター・ウォーズ』のゲーム化に数多く関わった経験を持つPeter Hirschmann氏。新設スタジオのBit Reactorと合同で開発するストラテジー作品では、『XCOM』シリーズのアートディレクターを務めたGreg Foertsch氏がチームを率いる。
今回の発表に際してHirschmann氏は、Lucasfilm Gamesのバイスプレジデント(副社長に相当する役職)として働いていた経歴から「『スター・ウォーズ』の新たなFPS作品を同社と手がけるのは、私にとって夢でした」と喜びの言葉を寄せた。
いずれも具体的なリリース時期は明らかとなっていないが、息の長い人気シリーズの新たなゲーム化とあり、世界中に広がる根強いファンたちの高い期待がうかがえそうだ。なおRespawnは上記3本のプロジェクトに関して開発スタッフを募集しており、公式サイトを通じて求人の詳細を公開している。