フロム・ソフトウェアによる最新アクションRPG『エルデンリング』が日本時間2月25日(金)に発売を迎え、多くの注目が集まっている。
ライブ配信プラットフォームのTwitchに関するデータを公開している非公式統計サイト「SullyGnome」によれば、リリースから1日の間に90万人を超えるピーク視聴者数を記録しており、並みいる競合タイトルを抑えもっとも人気の配信作品として盛り上がりをみせているという。
同作は海外メディア各誌のレビューを平均化した数値「メタスコア」にて、もっとも高いPS5版で“97点”とほぼ満点に近い好評価を獲得。Steamではピーク同時接続者数が「76万4835人」と同プラットフォーム史上7位に食い込む記録を早々にして打ち出すなど、幅広いプレイヤー層から支持を得ている話題のタイトルだ。
引き続き「SullyGnome」を参照していくと、これまでに述べ2万6831人のストリーマーが『エルデンリング』の配信を行っている。配信された時間の総計は3万4108時間にのぼり、総視聴時間数は892万490時間、年に換算すれば実に“約1018年”相当にもなるというから驚きを禁じ得ない。
話をピーク視聴者数に戻せば、過去1年のデータでは『League of Legends』が308万7270人という圧倒的な記録でトップの座を占めている。しかしながらこの値は2021年に開催された世界大会「World Championship」の期間中に達成されたものであり、そうしたイベントの効果やリリースから間もない点も考慮に含めると、執筆時点で49位にランク入りを果たしている『エルデンリング』が今後どこまで追い上げるのかにも期待が寄せられるところだ。
なおフロム・ソフトウェアが手がけた過去作と比較すると、『ダークソウル3』では約2万7600人、『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』では約2万8000人がTwitterにおけるピーク視聴者数記録となっている。
また、各言語ごとの配信状況に着目すれば、もっとも多い英語が全体の約6割を占め、次いでスペイン語、ドイツ語、ポルトガル語の順となり、日本語によるストリーミングは世界で5番目の放送数を迎えている模様だ。
Twitch視聴ランキング2位のストリーマー・Asmongold氏もすでに14時間以上におよぶ『エルデンリング』の配信を行っており、同氏の人気放送コンテンツである『World of Warcraft』をわずかに上回る平均視聴者数を獲得するなど揺るぎない注目度の高さがうかがえた。
本作の動画や画像の投稿および配信についてはフロム・ソフトウェアよりガイドラインが発表されており、収益化にともなう公開の範囲が明示されている。詳細については同社の公式ページより確認できるほか弊誌の事前情報まとめ記事でも触れているので、投稿や配信を検討されている方は目を通してみるとよいだろう。