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『エルデンリング』Steam版の同時接続プレイヤー数が76万人を超える盛況ぶり。早くも『ダークソウル3』『SEKIRO』の約6倍、Steam史上7番目の値を記録

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 フロム・ソフトウェアによる最新アクションRPG『エルデンリング』が日本時間2月25日(金)、ついに発売の時を迎えた。Steamで配信されているPC版においてはリリースからわずか1時間後に同時接続プレイヤー数が70万人を超え、さらにその2時間後には執筆時点でのピークとなる「76万4835人」という数字を記録する加熱ぶりをみせている。

『ELDEN RING』(エルデンリング)SteamでのPC版における同時接続プレイヤー数が70万人を突破_001
同時接続プレイヤー数の値はSteamの非公式情報サイト「SteamDB」によるもの(画像はSteamDB『ELDEN RING』より)

 同作は海外メディア各誌のレビューを平均化した数値「メタスコア」にて、もっとも高いPS5版で“97点”とほぼ満点に近い好評価を獲得。リリースを待たずして発表された傑作のお墨付きに、期待を昂らせて臨んだプレイヤーも少なくないだろう。

 Steamの各種数値データを公開している非公式サイト「Steam Charts」によれば、70万人を超える同時接続プレイヤー数は同プラットフォーム史上、『サイバーパンク2077』に次ぐ7番目の記録となる。発売から間もない時点での数値である旨や海外ではこれから週末に入ることなどを踏まえると、今後さらなる飛躍も見込めそうだ。

【追記 2022/2/26 23:00】26日23時の時点で同時接続プレイヤー数は83万2428人を記録し、『サイバーパンク2077』を抑えて同プラットフォーム史上6番目に浮上した。

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(画像はSteam Chartsより)

 また、Steamの公式統計情報によると、執筆時点では『Lost Ark』『Counter-Strike: Global Offensive』に次いで3番目に多くのプレイヤー数を有するタイトルとなっているようだ。上位2作がオンラインでのマルチプレイに特化した内容となっている旨を考慮すると、マルチ要素が強化されているもののシングルプレイに重きを置いた『エルデンリング』が3位に食い込んでいるのは、やはり高い注目の現れと言えるのではないだろうか。

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(画像はSteam「Game and Player Statistics」より)

 なお、過去のフロム・ソフトウェア作品との同時接続プレイヤー数を比較すると、『ダークソウル3』『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』の最大時の値がいずれも12万人台であることから、同社の歴史においてもその人気ぶりは際立つ。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、WHO(世界保健機関)がパンデミックの警鐘を鳴らした2020年3月以降Steamの同時接続ユーザー数が増え続けている点を鑑みても群を抜いた一作であるのは間違いないだろう。

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(画像はSteamDBより)

 一方で、『エルデンリング』のSteam版におけるレビューの評価は「賛否両論」の状態となっている。特定環境下でのEasy Anti-Cheatの不具合による起動エラーやフレームレートなどのグラフィックの低下がおもな要因とみられ、フロム・ソフトウェアは改善に向けた対応を随時行っていく予定だと伝えている

ライター
フリーランスの翻訳者を経て、2021年より編集アシスタントとして加入。京都の町屋で猫と暮らす。
Twitter:@dashimaruJP

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