マンガ家の真島ヒロ氏は3月15日(火)、仕事の合間を縫って“趣味で”制作した短編脱出ゲーム『レベッカと機械ノ洋館』を3月16日(水)に無料公開すると発表した。
題材とする同氏が『週刊少年マガジン』誌上で連載中のスペースファンタジーマンガ『EDENS ZERO』の公式サイト上で、正午12時ごろの配信開始を予定している。
お待たせしました!僕が作ったフリーゲーム、明日の昼頃リリース予定です!原作知らなくても楽しめるように作ったのでぜひ遊んでください。 pic.twitter.com/KoZB1CAbpc
— 真島ヒロ (@hiro_mashima) March 15, 2022
真島氏は2021年12月、Twitterを通じて同作への着手に言及。開発中の4枚の画像を映したツイートには1万件を超える「いいね」が寄せられ注目を集めた。
スペースで話題に出た趣味で作ってるフリーゲームです。まだ制作中ですが来年の早い時期には完成しそうです。 pic.twitter.com/0KTPlYP8QN
— 真島ヒロ (@hiro_mashima) December 17, 2021
制作にはエディターソフト『RPGツクール』を使用。『EDENS ZERO』のヒロイン「レベッカ・ブルーガーデン」や相棒のネコ「ハッピー」、アンドロイドの「ピーノ」といったキャラクターが登場し、「お化けが出没する」という噂の洋館に仕掛けられた謎を解きつつ探索するのがおもな内容になるという。
また、レベッカの衣装チェンジや「おまけモード」といった要素も実装されており、後者に関してはかなりの労力を費やしたとのことだ。真島氏は「原作を知らなくても楽しめるように制作した」と話し、『EDENS ZERO』に親しみのない者へもプレイを促している。
https://twitter.com/hiro_mashima/status/1481606735123349510
なお弊誌では、真島氏が1000万円のポケットマネーを提供したことでも話題となった『FAIRY TAIL』のオリジナルゲーム制作コンテストの開催の経緯とあわせ、本作の開発の舞台裏を同氏へ取材したインタビュー記事を公開している。真島氏がゲーム開発に取り組んだ背景をより深く知りたいという方は、あわせてご覧いただきたい。