スクウェア・エニックスが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を国内で出願していることが、特許庁の公報を観察しているWebサイト「商標ウォッチ」から判明した。
出願日:2022-03-31
— 商標ウォッチbot (@tmark365) April 7, 2022
出願人:株式会社スクウェア・エニックス
区分:第9類(機械器具),第16類(紙),第28類(おもちゃ) ほか1
商品役務:装飾用磁石,業務用テレビゲーム機用ソフトウェア,業務用テレビゲーム機用プログラム ほか125
OCRテキスト2:TacticsOgre:Reborn
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商標出願中の『Tactics Ogre: Reborn』は、その名前から『タクティクスオウガ』シリーズに関連する何かと推測できる。
『タクティクスオウガ』シリーズは、1995年にクエストが開発・発売したスーパーファミコン向けのシミュレーションRPG。2010年にはスクウェア・エニックスがPSP向けに『タクティクスオウガ 運命の輪』としてリメイクしている。
少数民族や多民族、貴族階級や大国などが思惑が交錯し、戦乱状態にあるヴァレリア島を舞台に、レジスタンス活動をしている主人公・デニムの視点から波乱に満ちた物語が描かれる。
今回の商標出願に関して「リボーン」(再生、新生の意味)という副題があるため、SNSでは「リマスター」や「リメイク」などの推測が飛び交っている。またドット絵に3DCGの画面効果を加えて幻想的な効果を作れるグラフィック表現「HD-2D」のリメイク作品ではないかという声も多数聞かれている。
以前、スクウェア・エニックスは松田洋祐社長より「HD-2Dをもっと活かすべし」と号令がかかり、そこから『ライブアライブ』のリメイクが決まったという経緯があるため、今回の『Tactics Ogre: Reborn』と結びつける人が多いようだ。
なお、商標は将来的に利用する可能性を見越した場合や、第三者に商標登録されることを避けるために出願されることもあり、必ずしもそれが市場で展開される製品やサービスに繋がるわけではない点に注意したい。
『Tactics Ogre: Reborn』という商標が何を目的に出願されたのかは、現時点では不明となっている。