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スクエニが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を国内で出願。SNS上では「HD-2D」のリメイク作と推測する声も

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 スクウェア・エニックスが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を国内で出願していることが、特許庁の公報を観察しているWebサイト「商標ウォッチ」から判明した。

 商標出願中の『Tactics Ogre: Reborn』は、その名前から『タクティクスオウガ』シリーズに関連する何かと推測できる。

 『タクティクスオウガ』シリーズは、1995年にクエストが開発・発売したスーパーファミコン向けのシミュレーションRPG。2010年にはスクウェア・エニックスがPSP向けに『タクティクスオウガ 運命の輪』としてリメイクしている。

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(画像はYouTube「「タクティクスオウガ 運命の輪」プレイ動画 ─オープニング─」より)
スクエニが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を出願_002
(画像はYouTube「「タクティクスオウガ 運命の輪」プレイ動画 ─オープニング─」より)
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(画像はYouTube「「タクティクスオウガ 運命の輪」プレイ動画 ─オープニング─」より)
スクエニが『Tactics Ogre: Reborn』(タクティクスオウガ:リボーン)の商標を出願_004
(画像はYouTube「「タクティクスオウガ 運命の輪」プレイ動画 ─オープニング─」より)

 少数民族や多民族、貴族階級や大国などが思惑が交錯し、戦乱状態にあるヴァレリア島を舞台に、レジスタンス活動をしている主人公・デニムの視点から波乱に満ちた物語が描かれる。

 今回の商標出願に関して「リボーン」(再生、新生の意味)という副題があるため、SNSでは「リマスター」や「リメイク」などの推測が飛び交っている。またドット絵に3DCGの画面効果を加えて幻想的な効果を作れるグラフィック表現「HD-2D」のリメイク作品ではないかという声も多数聞かれている。

 以前、スクウェア・エニックスは松田洋祐社長より「HD-2Dをもっと活かすべし」と号令がかかり、そこから『ライブアライブ』のリメイクが決まったという経緯があるため、今回の『Tactics Ogre: Reborn』と結びつける人が多いようだ。

 なお、商標は将来的に利用する可能性を見越した場合や、第三者に商標登録されることを避けるために出願されることもあり、必ずしもそれが市場で展開される製品やサービスに繋がるわけではない点に注意したい。

 『Tactics Ogre: Reborn』という商標が何を目的に出願されたのかは、現時点では不明となっている。

ライター
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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