WIREDは、テーブルトークRPG『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のとあるキャンペーンを40年間遊び続けているプレイヤーを取材した動画「Inside the 40 Year-Long Dungeons & Dragons Game」をYouTubeにて公開した。
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の40年間続くキャンペーンをDM(ダンジョンマスター)として運営しているのはロバート・ワードホーさん。カナダにあるウェスタン大学の歴史学の教授を務めている。
このキャンペーンはロバートさんが14歳だった1982年にスタートした。なおロバートさんはこのキャンペーンを『The Game』と名付けている。
『The Game』は、最初は6人の友人グループによってプレイされており、当初は行き当たりばったりだったが、高校生のときにキャンペーンを洗練させていったそうだ。さらに大学生のときに世界観を拡張して、多くのプレイヤーが参加しはじめたという。
![40年間続いている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンを特集する動画が公開_001](https://img-denfaminicogamer.com/wp-content/uploads/2022/05/Inside-the-40-Year-Long-Dungeons-Dragons-Game-_-Obsessed-_-WIRED.mp4_snapshot_01.51_2022.05.02_17.51.32.jpg)
![40年間続いている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンを特集する動画が公開_002](https://img-denfaminicogamer.com/wp-content/uploads/2022/05/Inside-the-40-Year-Long-Dungeons-Dragons-Game-_-Obsessed-_-WIRED.mp4_snapshot_02.51_2022.05.02_17.51.43.jpg)
![40年間続いている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンを特集する動画が公開_003](https://img-denfaminicogamer.com/wp-content/uploads/2022/05/Inside-the-40-Year-Long-Dungeons-Dragons-Game-_-Obsessed-_-WIRED.mp4_snapshot_05.34_2022.05.02_17.52.01.jpg)
現在もこのキャンペーンは継続的にプレイされ続けており、週平均で複数回のセッションが行われ、2週間以上停止したことがないという。もともと遠隔で参加するプレイヤーがあり、近年のコロナ禍でもそうした遠隔プレイを通して対応している。現在では50人前後のプレイヤーが参加するという。
1982年にキャンペーンを開始したときは『アドバンスト・ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第1版のルールを使用していたが、その後に『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の第3版から第5版のルールが用いられており、「自作ルール」を採用している。
![40年間続いている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンを特集する動画が公開_004](https://img-denfaminicogamer.com/wp-content/uploads/2022/05/The-Never-Ending-Game-of-Dungeons-Dragons.mp4_snapshot_00.26_2022.05.02_18.01.08.jpg)
![40年間続いている『ダンジョンズ&ドラゴンズ』のキャンペーンを特集する動画が公開_005](https://img-denfaminicogamer.com/wp-content/uploads/2022/05/The-Never-Ending-Game-of-Dungeons-Dragons.mp4_snapshot_02.37_2022.05.02_18.01.31.jpg)
ロバートさんの自宅の地下室に設置された壮大なジオラマが特徴。1983年からフィギュアを使いはじめたが、1995年から地形の模型を使い始めたとのこと。40年間の長いプレイ期間でゲーム内の世界では230年の時間が経っているという。
WIREDが公開した動画はおもにこのミニチュアやロバートさんの『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の魅力について語っている。
かつてテーブルトークRPGがネガティブに描写された映画『トム・ハンクスの大迷宮』があったが、Netflixのドラマ『ストレンジャー・シングス』ではポジティブに描かれており、時代が変わったことを証言している。
さらなる『The Game』の詳細は、ロバート・ワードホーさんが公開しているWebサイトを確認してみて欲しい。