Team 17は10月14日、デベロッパー(開発元)のBKOM Studiosが手掛けるアドベンチャーゲーム『Sunday Gold』の発売を開始した。
価格は税込2199円で、対応プラットフォームはPC(Steam)となる。10月21日まではリリース記念セールで10%オフの1979円で購入可能だ。Steamストアページによると、本作は日本語にも対応する。
『Sunday Gold』はディストピアと化した近未来のロンドンを舞台に、犯罪者トリオのメンバーとして悪徳企業と戦うアドベンチャーゲームだ。
プレイヤーは大富豪や腐敗した企業から金を奪って生計を立てている「フランクハーバー」、デジタル世界のあらゆる敵に対抗するナードな「ギャビン・ドーシー」、昼は動物の世話、夜は地下のボクシングマッチで戦う「サリー・ホイーラー」として悪徳な億万長者「ケニー・ホーガン」の打倒を目指すこととなる
ディストピアといっても本作の世界はネオンが煌々と煌めく壮大な未来都市ではなく、大企業が幅を利かせる生々しい近未来が描かれる。
Steamストアページのスクリーンショットを参照すると、都市空間に発展した技術が部分的に普及しており、現代のロンドンの延長上にある世界を味わえそうだ。
本作のゲームプレイはポイントアンドクリック型のアドベンチャーゲームの形式を採用した探索パートとRPGのようなターンベースの戦闘パートで構成される。
探索パートではフィールドを探索し、観察や推理、アイテムを駆使して行く手を阻む障害をクリアする。3人の能力とプレイヤーの頭脳を使い果たし、発想の限界に挑戦しよう。
また、戦闘パートはスタイリッシュなアートワークが特徴で、『ペルソナ3』シリーズを思わせるコミック風のカットインも用意。3人のメンバーには長所と短所が存在するため、戦略的な行動とコンボが活路を開くだろう。
いっぽうで、プレイヤーは敵だけでなく、ストレスとも戦う必要がある。不穏な状況で過度なストレスがキャラクターに加われば、彼らは異常な行動に出てしまうのだ。ストレスは消費アイテムやキャラクターの能力で軽減できるため、欠かさず冷静さを保つこともミッションクリアの秘訣となるはずだ。
スタイリッシュなアートワークに独自のシステム、ハードボイルドなシナリオが味わえる本作。比較的お手頃な価格でプレイできるため、興味がある読者はぜひ本作をプレイしよう。