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『ダンガンロンパ』モノミ役も演じた貴家堂子さん逝去、享年87歳。『サザエさん』タラちゃん役を50年以上にわたり演じる

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 『サザエさん』タラちゃん役などで知られる貴家堂子さんが2月5日に死去したことを、所属事務所の東京俳優生活協同組合が公表した。享年87歳だった。

 貴家堂子さんは『サザエさん』フグ田タラオ役や『天才バカボン』ハジメちゃん役、『ハクション大魔王』アクビ役などを演じていた。とくに50年以上にわたって演じ続けた国民的アニメ『サザエさん』のフグ田タラオ役で知られ、2019年には同役で「最も長くテレビアニメシリーズにおいて同じ役を演じ続ける声優」としてフグ田サザエ役の加藤みどりさんとともにギネス記録にも認定された。

 またビデオゲームのジャンルにおいても、『ダンガンロンパ』シリーズのモノミ役として2012年の『スーパーダンガンロンパ2 さよなら絶望学園』から出演。モノクマ役の大山のぶ代さんに続く大物声優の起用に、当時は大きな驚きが寄せられた。

 同シリーズの開発を率いてきた小高和剛氏は貴家さんの死去が発表されたのち、名前は挙げなかったもののモノミが「らーぶらーぶでちゅ。ずっと、ずっと、らーぶらーぶでちゅ」と話すツイートを投稿している。パブリッシャーのスパイク・チュンソフトは哀悼の意をTwitter上にて表明した。

 『サザエさん』最後の出演は2月26日放送回で、タラちゃんの後任は現在検討中だとされている。なお、『スーパーダンガンロンパ2』は記事執筆時点でPCや最新機種、またXbox Game Passからなど、さまざまな方法でプレイすることができる。また、配信ルールが先日変更されたばかりとなっているため、多くの実況者やストリーマーがゲームをプレイしている状況だ。

編集
ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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