スウェーデンのゲーム開発スタジオ・Landfallは、日本時間2月25日(火)から開催中のイベント「Steam Nextフェス:2025年2月エディション」にて、“世界の崩壊から逃げ続ける”ハイスピードランアクションゲーム『HASTE: Broken Worlds』の体験版を配信している。
本作はリリース日未定で開発中。体験版では英語のみサポートされており、チュートリアルと第1レベルのステージを体験できる。
『HASTE: Broken Worlds』は、呪いのような侵食現象によって崩壊が進みつつある世界を舞台に、問題解決の答えを探る主人公「ゾーイ」が走り続ける三人称視点アクションゲームだ。
本作での基本操作はマウスとWASDキーによる方向・速度の調整とスペースキーの高速落下をメインとしており、ジャンプ動作は丘になっている部分を登り切った際に自動で発動する。


作中ではジャンプ後、なるべく地面と水平に着地することで速度が減少せず、スムーズで爽快感のある走りを楽しめるほか、ゲームを進めていくと一時的に速度・高度を上げられるジェットボードやグラップリングフックなどのアイテムも登場する。
さらに、ルート分岐の要素を含んだステージの最後にはボスが立ちはだかるほか、道中ではアイテムの販売やアドバイスなどの交流で冒険を手助けしてくれるキャラクターに出会うこともある。


開発を手がけるLandfallは、コミカルな“グダグダ”物理演算バトルゲーム『Totally Accurate Battle Simulator(TABS)』で知られるほか、一部チームメンバーが制作していた“バズ動画”を撮影する協力型ホラーゲーム『Content Warning』も大きな注目を浴びた。
開発の進捗は『Content Warning』への注力により一時とまっていたものの、2024年8月に世界各地のチームメンバーがメキシコへ集まり、1ヶ月間の集中開発を実施したことで「大きな進歩を遂げることができた」という。
なお、今回配信された体験版では初回クリア時のみ、以後のプレイがより難しくなるチャレンジ要素も用意されているようだ。

(画像はHASTE: Broken Worlds – HASTE Devblog #3: Long time no see! – Steamニュースより)
