3月31日(月)、実在する日本の離島「対馬」を舞台にしたゲーム『Ghost of Tsushima(ゴースト・オブ・ツシマ)』を手がけたSucker Punch Productions, LLCの最新作『Ghost of Yōtei(ゴースト・オブ・ヨウテイ)』の公式サイトが更新された。
公式サイトによると、本作の主人公である「篤(あつ)」は、殺された家族の仇を討つべく復讐心に燃える女武芸者だ。篤は怒りを原動力に蝦夷地【※】の民から依頼うけ、賞金首をたおして路銀を稼ぐことが可能。また、過去作から新たに大太刀、鎖鎌、二刀といった武器も登場するという。
【※】蝦夷地ー現代でいう北海道。蝦夷地の詳細な地図やアイヌ民族の文化を書き残した松浦武四郎氏がいくつか名称を明治政府に提案。 太政官布告によって明治2年(1869年)に命名された。
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』は、『ゴースト・オブ・ツシマ』で境井 仁が元寇と熾烈な戦いを繰り広げた時代から300年以上後となる1603年の羊蹄山(ようていざん)周辺が舞台になっている。
今作では、前作の主人公境井仁の物語と対馬という舞台から離れ、「冥人(くろうど)」というコンセプトに焦点があてられる。前作では元寇(モンゴル軍)に襲撃された対馬の武士、境井仁が死地から立ち上がり、島の民を救うため「武士としての誉れ」と向き合う物語が展開された。
本作では、大草原や雪山の広がる羊蹄山周辺が描かれる。広大なフィールド、オーロラを映し出す夜空、草や植物をリアルに揺らす風の動きなどが見られる。
(画像は「『Ghost of Yōtei』(ゴースト・オブ・ヨウテイ) 告知トレーラー」より)
『ゴースト・オブ・ヨウテイ』はPS5に向けて2025年内に発売される予定だ。