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“因習村の少女”が使っているカレンダーを買って謎を解くADV『人のカレンダー』発売開始

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『かがみの特殊少年更生施設』や『事故物件鑑定士試験』などを手掛ける第四境界は、新作アドベンチャーゲーム『人のカレンダー』の発売を開始した。

『人のカレンダー』は“ある少女の予定が書かれた実物のカレンダーを買うところから始まる、Web連動型のアドベンチャーゲームだ。

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カレンダーの予定は2025年4月から8月まで書かれているが、「わたしは殺される」という予定を最後に、それ以降は白紙になっている。

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本作にはゲームソフトやアプリは存在せず、手元のカレンダーと、インターネット上で物語が展開されていく。

カレンダーに書かれている予定は、これから実際に発生する出来事で、Xや持ち主のブログからその出来事をリアルタイムに観測できるという仕組みだ。

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既に作品の舞台である「鋳波島」のWebサイトが公開されているほか、いくつかのイラストが第四境界のXで公開されている。“因習村の少女”が使っているカレンダーを買って謎を解くADV『人のカレンダー』発売開始_004実はこれらは謎解きになっている。「鋳波島」のサイトには、島民だけが利用できる掲示板があるのだが、そのログイン画面には管理者が消し忘れたメモが残されており、そこにログインIDとパスワードのヒントが書かれている。

“因習村の少女”が使っているカレンダーを買って謎を解くADV『人のカレンダー』発売開始_005

IDは「前の夏来祭の年月日」となっているが、ではどこにその情報があるのだろうか。ここで注目してほしいのが、先ほどのイラストだ。

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これはカレンダーの持ち物である「川凪こよみ」が巫女に就任したサイトの写真で、背景をよく見ると、絵馬に「明日の夏来祭本番がうまくいきますように 24.08.12」と書かれている。

このことから昨年の夏来祭は2024年8月13日に開催されたと導き出すことができるのだ。

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プレイヤーはこのようにして、カレンダーとインターネットから「川凪こよみ」の身に起きる出来事に迫り、彼女を島の因習から救い出すために行動していくことになる。

なお、本作はリアルタイムに物語が進む作品だが、全てが終わった後にまとめて楽しむことも可能だ。

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途中参加の場合は、過去の出来事やそれに紐づく展開に介入することはできないが、9月以降、いつでも4月から物語を始められるようになる。

またカレンダーとしては、9月以降は予定が書かれていないため、通常のカレンダーとして使用することもできる。

『人のカレンダー』は第四境界のオンラインショップで販売中で、価格は3,800円(税込)だ。

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■人のカレンダー
・総監督:藤澤仁
・監督補:角谷進之介
・キャラクターデザイン/イラスト:お盆
・カレンダーデザイン/ロゴ:内古閑智之

■第四境界
第四境界は現実と仮想の間の曖昧な領域に物語を紡ぎ出すクリエイター集団です。

・公式サイト https://www.daiyonkyokai.net/
・X https://x.com/daiyonkyokai
・ストア https://shop.daiyonkyokai.net/
・Discord https://discord.com/invite/CgmPzZuVSf
・note https://note.com/daiyonkyokai/

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