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幻想的なヨーロッパを旅する高評価ゲーム『シベリア』リマスター版が発表。緻密で美しい世界観が魅力の名作が最新のグラフィックで蘇る。2025年Q4発売予定

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Microidsは5月19日(月)、『Syberia – Remastered』を発表した。本作は2002年に発売されたポイント&クリック式アドベンチャーゲーム『Syberia(シベリア)』のリマスター作品である。

対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC。発売時期は2025年第4四半期の予定。現在、Steamストアページが公開されている。

『Syberia』は、Microidsの販売するアドベンチャーゲームシリーズ。2002年に第1作が発売され、その後2004年に『Syberia II』が、2017年に『Syberia 3』がリリースされた。直近では、2022年に第4作目となる『Syberia: The World Before』がリリースされている。

本シリーズはベルギー出身のコミックアーティスト・ゲームクリエイターであるブノワ・ソーカル氏がデザインを手掛けている。独特の幻想的な世界観が魅力だ。ソーカル氏は2021年に66歳で逝去しており、前述のシリーズ第4作が遺作とされた。

また、シリーズと世界観を共有するソーカル氏による作品のリメイク『アメルゾン – 探検家の遺産 (Amerzone – The Explorer’s Legacy)』が2025年4月24日にリリースされている。

シリーズ第1作の『Syberia』は、主人公の弁護士「ケイト・ウォーカー」が古い工場の買収の手続きのためフランスの小さな町を訪れるところから始まる。いつも通りの仕事だと思われた訪問は、やがてオートマトン(からくり人形)の「オスカー」と共に機関車でヨーロッパを横断する壮大な旅へと繋がっていく。

Steamストアページの情報によれば、今回発表となったリマスター版はオリジナルのスタイルに忠実なままキャラクターや風景の3Dグラフィックを強化しているほか、ゲーム中のパズルがより直感的な体験となるようデザインし直されており、UIやコントロールなども現代の基準に合わせて調整されているとのこと。

『Syberia – Remastered』は2025年第4四半期に発売予定。対応プラットフォームはPS5、Xbox Series X|S、PC。

ライター
『The Elder Scrolls』や『Dragon Age』などの海外RPGをやり込むことで英語力を身に付ける。個人的ゲーム史上ナンバーワンヒロインは『Mass Effect』のタリゾラ。 面白そうなものには何でも興味を抱くやっかいな性分のため、日々重量を増す欲しいものリストの圧力に苦しんでいる。

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