俺たちは何度でもやり直せる
はい! というわけで早速ブドウを育ててみましょう!
今回は新天地で遊んでみましょう。おまけにモードはイージーだ! イージーはかんたんだからな。かんたんにブドウを育てて儲けられるはずだ。絶対にそうだ。だがイージーモードは施設も揃ってるしかんたんだぜと思ってたら創業資金が10万ドルしかないことに気づき不安を覚える(ノーマルモードだと150万ドル)。
カネがないのでブドウ収穫に関係のない農機は売りましょう。初期から持っている小麦とかの収穫機はなんと10万ドルで売れる。これで元手が倍だ! やったぜ。
当然収穫できない小麦は枯れてしまうがこれもブドウのためなので仕方がないことだ。
ブドウもかなり密集させて植えたので収穫が楽しみですね。
ブドウ収穫機は買うと28万ドルもするのでリースする。1万2000ドル。若干不安になってきたが無視する。
うおおおおーっ!!!
収穫機の中に入り切らなくなるくらいブドウが採れたのでブドウ専用のトレーラーに積み直してさらに収穫! すげーっ! たくさんブドウが採れるぞ! これで大儲けだぞ!
グラフを見るにブドウが高く売れるのはどうやら5~6月らしいのでトレーラーに積んだまま寝かせる。そんなにほっといて腐らねえのかな? って思ったけど日本みたいな高温多湿じゃないし大丈夫だろ多分……。
5月になった! ブドウも腐ってない! 売るぞ~!! 大儲けだ!!!
大儲けだぁ────ああああ────!!!!
は?
よよよよよよ、4798ドル!?!?!?!??!?!?!
1万2342ドルで収穫機をリースしたのに4798ドル!?!?!?!? え!?!?!?!
嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だア──────────────────!!!!!(ブドウを収穫したあとは専用の剪定機で草を刈る必要があるよ!)
ウワァーッ! も、もう無理! もう無理だぁーっ! 私なんかにブドウの栽培なんかできるわけがないよぉーっ!
無理だよ……ぶどうなんて……無理すぎる……無理……。
ぶどう…………。
俺たちは何度でもやり直せる2
……また失敗したのか?
ああ。またブドウ商売はダメだったよ。でもな、私達はやり直せるんだ。何度でも……。この新しい大地で、今度こそうまくやってみせるさ。マスカットのズコット美味しすぎてやる気出たし……。
というわけでまた新世界を創造しました。前回の反省を活かして今度はノーマル難易度だぜ。
プレイヤーは農家であるとともに神なのでいくらでも新たな世界を創造できる。マジでこのゲームトライアンドエラーが大事なので臆せずどんどん世界をリセットしていってノウハウを蓄積していったほうがいいと思う。多分。わからんけど……。
確かに世界はリセットされた。だが私にはこれまで培ってきた「知識」があるッ!
過去の消された世界の犠牲をムダにしないためにも、この世界こそ救ってみせるッ! ブドウ栽培で……!
土地も適当に買うのではなく「なるべく農機屋さんから近く」「面積が小さめの土地」を買う!
買った土地は小麦畑だった。今回のテーマは「ブドウ専売農家」だ。ブドウ以外のムダを極力省くことで商売を効率的に回してみよう。だが最初から生えている小麦は財産なのでしっかりとお金にしていくぜ。
農機も下手に安いのを買うと性能が悪く、いつまで経っても農作業が終わらないのでなるべくデカい農機を高くても買う! 見ろ小麦がものすごい速さで収穫されていくぜーっ!
小麦を売るッ! 1万5000ドル!
ブドウ畑は前回キツキツにしたら狭すぎて収穫機がうまいこと通れなくて時間がかかったので間隔を空けて作る。
収穫量をアップするために肥料も撒くなどいろいろと気を遣って構築。収穫機をリースするのはバカバカしいので28万ドル払ってちゃんと買った。
今度こそ……今度こそうまくやるぜ……!
ドリャアーッ!
収穫したらカレンダーをチェック! 高く売れるまで寝かせるっ!
そして2月……。またブドウの作付が近づく。雪の降るなかブドウの木の枝を剪定する。さまざまな出費で資金は残り1000ドルまで削られたが「死ななきゃ安い」という言葉があるようにゼロにならない限りは負けではない。プロの農家はここから稼ぐ。
丁寧に肥料を撒いていく。
5月。ブドウはまだ育たないが昨年収穫したブドウを売りにいく。
4676ドル……。
少ないッ! はっきり言って思ってたより少ないッ!
だが! だが今回はこの世界を見捨てたりはしない。私には「来年」がある! 4676ドルあれば充分だ! 私が食えればこの世界は死にはしねえ!
よく考えたら小麦畑をなんとかするために揃えた農機はいらないことに気づく。まとめて売却だ!
10月。またブドウを収穫する。今年も美味しく育ってくれたね。
そしてまた3月がやってきた。ブドウを刈り取る……。
ここであることに気づく。3月はブドウの作付けの時期だ。そして手元には小麦用農機を売った28万ドルがある。これでもっとブドウの収穫量を増やせないだろうか……?
隣りの畑を……買うッ! 9万ドル!
そして新たにブドウ加工場を建設! 8万ドル!!
残りの土地と金をありったけ使ってブドウ畑を増築!!!!!!!!!! 私は……私はブドウ農家だ!!!
うおーっ! 稼ぐぞーっ!!!!
収穫しておいたブドウを加工場にイン!
ブドウ加工場ではブドウジュースやレーズンを生産できるんだぜーッ!! これで稼ぎアップだ!!!!
うおーっ! ブドウジュース!!!
また刈れーッ!
ドボドボドボドボ……
うおーっ! 3000リットル超のレーズンとブドウジュース!!
工場から売却! 9446ドル! 儲かってきたぞ!!!
残ったブドウジュースも売れーッ!売り尽くせーっ!
売上! さらにプラス2200ドル! よしよし
レーズンは10月! 次のブドウを育てるぞ! 休むヒマはねぇーっ!
ブドウがなったのを尻目に工場へ!
4000リットルのレーズンを売るっ! 私にはこれが金に見えるぜ!
めんどくさいからブドウ用トレーラーに載せられないかな。
不思議な力が働いてドボンとトレーラーを貫通してレーズンの箱が地面に落ちた。このゲームは時折現実以上に厳しい。
しかたないからふたつずつ運ぶぞッ! なぜか片方が天地逆になってるけど不思議な判定で運べてるぜ! バグっぽい挙動だけどプレイヤーに有利なら大歓迎なのでこのまま売りにいこう。
うおおっ! 急げっ! なんか走ってるうちに不思議な判定が崩れて荷物が落下してしまうかもしれないっ! 細心の注意を払って急げっ!
あっ……。
民度最悪タウンの最悪カーに激突されてレーズンは虚しく地面に落ちた。賠償しろ賠償!!! 出るとこ出るぞオラ。
最悪カーはこちらに追突しただけでは飽き足らず無限にクラクションを鳴らしてきやがる。エアレングラードの治安は最悪。
けど仕方がないので涙を拭って積み直して運ぶ。これも金のため。
うおお6400ドル!
2ターン目ーっ!
6400ドルーッ!
うわぁーっ! 1万2000ドルの黒字ーッ!
そしてまた来年はいまから収穫するブドウでさらに金が儲かる……。見えた……見えてきたよ未来が……。
ブドウ農家としての私の明るい未来が……。
なんか……シャインマスカットとか作って売ってる未来が……よ……。
編集部注:毎年収穫して収入を得るものとなりますので、1年の収穫で利益を得られないのは悲しむことではありません。
【あわせて読みたい】
『ファーミングシミュレーター 22』でオリーブを育ててわかった、オリーブオイルを作るまでのたいへんさすべての農家たちに、ありがとう。
【プレゼントのお知らせ】
マシーナリーとも子が作った(?)シャインマスカットを1名様にプレゼント!
マシーナリーとも子(@barzam154__)が
— 電ファミニコゲーマー (@denfaminicogame) December 14, 2021
『ファーミングシミュレーター 22』で作った(?)
シャインマスカットを1名様にプレゼント!@denfaminicogame をフォロー&このツイートをRTで応募完了
▼シャインマスカットを作るまでの記事はこちらhttps://t.co/ZE53kAs3n9 pic.twitter.com/JzNIbHeftd