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本格派スマホSLG『三國志 真戦』の「カスタム武将」機能が面白そうだったので、後漢のラストエンペラー「献帝」の最推し女が献帝の双子の弟の義理の妹になったつもりで遊んでみた

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洛陽を攻め落とし、中原に覇を唱えたい!

同盟に参加していると、攻城戦の勧誘が届くようになる。兵種が「兵器」の部隊を用意して、指定された城の付近で待機し、攻城戦の開始まで士気(移動すると自然に下がってしまう)の回復に努めることを推奨される。

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同盟の仲間たちと城攻め中

首尾よく城が攻め落とせれば、その城は同盟の領土になる。行軍の中継地点として利用できるだけでなく、占領している城の数が多いほど、サーバー全体の同盟ランキングで上位に食い込めるようだ。

『三國志 真戦』のシーズン1は、洛陽への一番乗りを目指して獲得領土や勢力を拡大していくことが、サーバー全体の大きな目的となっている。
もちろんプレイヤーごとにプレイスタイルは異なるため、「都のことは知らないので、地元を耕作してのんびり領土を増やしたい」というプレイをしても何の問題もない。

楊琪は漢の全土の太平を目指しているので、「早く洛陽を平らげて、許昌で自由を奪われているお兄様を解放してあげたい!」というモチベーションで、ガツガツとプレイしていきたいと思っている。

しかし同盟の指示を読んで兵器を転がしているだけでは、何が起こっていてこの先どうすればいいのか把握しきれないままだ。こんな有りさまでは、漢の再興は夢のまた夢ではないか。

どうすれば、占領や攻城でもっと力が発揮できるようになるだろうか?

Qookka Entertainment Limited公式の『三國志 真戦』攻略サイトのページを片っ端から眺めてみたところ、

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(画像は『三國志 真戦』戦略家幕舎より)

「優秀な戦略家は常に知恵を絞り」……!
あまりにも的確すぎて、返す言葉もない攻略情報が出てきてしまった。

お兄様!! 楊琪はこれまで何も考えていませんでした!!
攻城と編制について、もっと勉強しますわ!!

秒で溶ける編制から、どうやって卒業すればいい!?

攻城戦では兵器部隊の運用が重要で、兵器適性さえ高ければ、低レベルであってもそれなりに役に立つ。しかし、兵器部隊だけが揃っていても城を攻め落とすことはできない。

攻城戦には段階があり、兵器部隊を投入する前に駐城部隊を一掃する必要がある。
しかし筆者が投入した騎兵などの部隊は、駐城部隊に秒速で負けているのだ。
さすがに弱すぎる。これはおそらく、大いに改善の余地がある。

どうすべきか考えて、とりあえずゲーム内のガイドを開き、公式の攻略サイトをあちこち見て回る。同盟の中もいろいろ見て回ったところで、同盟画面に表示されている「戦報」を押すと、メンバーの戦闘ログを見られるということに気が付いた。

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同盟のホーム画面の右下にある「戦報」

他の人の編制が、実際に勝ったり負けたりしている様子が見られるというのは非常に興味深い。ここで実際に勝利を収めている編制を参考にすれば、もっと強い部隊に組み直せるのではないだろうか。

他の人が部隊をどのように運用しているのか見てみると、低レアリティで固められた編制では、「できるだけ多くダメージ系の戦法を積んで、救援(回復効果)をセットしている武将も置く」という編制が多く見られた。
しかし高レアリティの武将が混じってくると、バフやデバフで「これが発動してから、こうなる」という相乗効果を狙って組み合わせられた、明確なコンセプトを感じられる編制を見ることができた。これが「知恵を絞」って考えられた、「優秀な戦略家」か!

そこで自分の手持ちの武将の適性や、戦法の相乗効果を軸に編制を考えていくと、「この武将がもう1人いれば」「この兵種がBじゃなくてもっと高ければ」といった、「完璧な理想はなかなか満たせない」状況に出くわすということが分かってきた。
このような悩みを解決する一助になるのが、3周年特別シナリオ『雲起昇竜』から追加された「カスタム武将」の存在だ。

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お兄様! これから楊琪がお役に立ちますわよ!!

頼れる武将に師事しよう! どの武将の弟子になりたい!?

6人のカスタム武将のうち1人を選択したら、次は「師事」する武将、つまり師匠を選択する必要がある。

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カスタム武将の特徴は、師匠の固有戦法・兵種適性・ランク・陣営・コストをそっくりそのまま引き継ぎながら、属性は引き継がないという点だ。また、カスタム武将は複数の属性を育成するのが困難なため、1方面に特化している名将に師事するのが望ましい。

他に注意点として、師事する武将はレアリティの高い「☆5武将」以上で、プレイヤーが実際に入手していなければならない点がある。手持ちに存在しない武将には師事できない。
さらに、カスタム武将を師匠と同じ編制に組み入れることは不可能となっている。

カスタム武将は、その名の通りカスタマイズ性が高く、師事する武将は変更することができる。
そのためには一度「下野」を選択して、カスタム武将の「抜擢」から全ての設定をやり直す必要があるが、一度決めたら使い道が限定されてしまう、というようなことはない。下野を選択肢に入れておくことで、柔軟な編制をもっと楽しめるようになるだろう。

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プレイヤーの手元に登用できていれば、こういった強力な武将から、好きな1人を選んで師事することができる。この画像は常に利用できる「名将」ガチャの提供武将の一部なので、ここに表示されていない期間限定の☆5武将も何人も存在する

さあ、楊琪は誰の弟子になるのが良いのかしら!
楊琪は知力が伸びる体質のようなので、公式Xが推している「SP荀彧」が良さそうですわね!
ドラマ『三国志 Secret of Three Kingdoms』でも、荀令君(※荀彧の別名)にはお兄様がたいへんお世話になりましたわ……。国を支えるというのはどういうことなのか、荀令君は言葉だけでなく、心を尽くしてお兄様にご教示されたのです。なんと素晴らしい官吏なのでしょうか。

ところで臥龍先生、名将ガチャにSP荀彧の名前がないのですけれど、どこで登用できるんですの?

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「本シーズンでは獲得できません」!!
終わりですわ……。

どのみち入手可能だとしても、金銖の用意がなければお迎えできませんし、こうなったら手元にいる劉備に師事することにしますわ。
楊琪がその才を借りて、成都ではなく洛陽で覇業を遂げますわよ!!

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ライター
『討鬼伝』シリーズを3000時間やり込んでいる元麻雀プロ。家を出て5メートルで職務質問されたことがある。中世ヨーロッパ風ファンタジーが好きで『ファイナルファンタジータクティクス』が最も好きだが、三国志など古代~近世の東洋も好き。好きな武将は細川政元。
Twitter:@natsukawa77tem

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