セカンドインパクトくらい美少女たちが揺れることで有名な『勝利の女神：NIKKE』にて、『エヴァンゲリオン』コラボが2月20日より開催されている。
……のだが、なにやら今回のコラボ、めちゃくちゃ気合が入ってるのだ。
不朽の名曲「残酷な天使のテーゼ」が流れるわ、『エヴァ』おなじみの赤い海が現れるわ、エヴァンゲリオン改2号機やエヴァンゲリオンMark.09も登場する。
知らない人はいないかもしれないが、『新世紀エヴァンゲリオン』は1995年に放送され、社会現象を巻き起こした作品だ。2007年からは企画・脚本・総監督を庵野秀明氏が務め、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズとして再始動。『：序』『：破』『：Ｑ』の3作品が公開されている。
そして、シリーズの完結編である『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の興行収入は最終的に102.8億円を記録。観客動員数は673万人に達している超人気作品となっている。
そんな『エヴァ』と『NIKKE』とのコラボは2024年8月に続いて今回が2回目。第1弾からわずか半年で第2弾の開催とスピード感がすごい。しかも明らかに超絶パワーアップしている。まさにセカンドインパクト襲来だ。
文／竹中プレジデント
美少女がひどい目にあいがちな作品（NIKKE）と、美少女がひどい目にあいがちな作品（エヴァ）のコラボが始まる
コラボの目玉となるのは、やはり実際にゲーム内で操作できるようになるコラボキャラクターだろう。今回は「式波・アスカ・ラングレー：WILLE」、「アヤナミレイ（仮称）」、「鈴原サクラ」の3人が登場している。
「アスカ：WILLE」と「アヤナミレイ（仮称）」はコラボガチャでお迎えが可能。「サクラ」はコラボイベント「SECOND QUEST」をプレイすることで入手できる。
アスカやレイは第1弾コラボでも登場していたキャラであるが、アスカは眼帯をつけてるし、レイは名前の後ろに「仮称」ってついてるし、『エヴァ』ファンなら「もしかしなくてもそういうこと……？」と、いろいろ想像してしまうかもしれない。
『エヴァ』といえばプラグスーツ。プラグスーツといえば『エヴァ』。もちろん今回のガチャで登場する彼女たちもプラグスーツ姿だ。『NIKKE』は背中で魅せるゲームなので、プラグスーツとの相性は抜群である。
さらに、プラグスーツ以外のコスチューム衣装もしっかり用意されている。さすが『NIKKE』運営。我々を喜ばせる術を熟知している。
プラグスーツは好きだが、それはそれ。これはこれ。世の中に存在するさまざまな絶景を楽しみたいと願うのは、全人類共通のものだろう。「背中」をはじめ、いろんなところを魅せてくれる。よく揺れもする。
また、コラボ第2弾開催にあわせて、コラボ第1弾で登場したアスカ、レイ、マリも復刻されているのもありがたい。なお、マリに関しては新コスチューム衣装も追加されている。
そして、コラボキャラと並んで注目が集まっているのが、コラボストーリーであろう。
美少女がひどい目にあいがちな作品（NIKKE）と、美少女がひどい目にあいがちな作品（エヴァ）のコラボだ。コラボとはいえ、加減を知らない展開が待っているんじゃないか……そう、思う方は少なくいかもしれない。
とはいえ、コラボ第1弾ではまったくそんなことなかった。「学園を舞台にニケたちと絆を深めて、協力して敵を倒す」という王道な展開で、誰もひどい目にあわない優しい世界がそこにはあった。
しかし、コラボ第2弾は油断できないかも……そう感じている。まだ全部のストーリーを読んでいないため妄想によるところが大きいのだが、事前に公開されたPVの様子がなにやら不穏なのだ。
今回のコラボではパイロットだけじゃなくてエヴァも登場する。これだけで過酷なシチュエーションがお出しされそうな予感がするのは、気にしすぎだろうか。この予感が的外れであってほしい気もするし、当たっててほしい気もする。複雑な感情だ。
コラボ開催期間は2025年2月20日メンテナンス後～2025年3月13日4時59分。コラボ第1弾に習うとシナリオのボリュームも相当なものになると予想されるので、不安と期待を胸に抱きながらストーリー更新を待ちたいところだ。
