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『天穂のサクナヒメ』が出荷本数85万本を達成、インディーゲームとしては異例の大ヒット作に。ガチすぎるお米づくりが話題となったアクションRPG

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 マーベラスの2021年3月期 第3四半期決算短信の資料にて、同人ゲームサークル「えーでるわいす」が開発した和風アクションRPG『天穂のサクナヒメ』の世界累計出荷本数が85万本を突破したことが明らかとなった。

 本作は2020年11月10日にPS4、Nintendo Switch、PC向けにリリースされたタイトルで、同月25日の時点で出荷本数が50万本を超えていた(参考記事)。今回発表された85万本突破は、2021年1月29日時点での数値とされている。

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(画像はSteam 『天穂のサクナヒメ』より)

 『天穂のサクナヒメ』は、鬼が住む「ヒノエ島」を調査することを命じられた神族のひとり「サクナ」を主人公とするアクションRPG。ゲームは探索アクションと稲作の2パートに分かれており、探索アクションで島内を調べて目標を達成していき、稲作パートではサクナの能力をアップさせる米を作ることになる。

 同作はその稲作パートがリアルすぎるとして注目を集めており、発売されるやいなやTwitterでは「サクナヒメ」がトレンド入り。「農林水産省公式HPが攻略wiki」といった強烈なパワーワードとともに、大きな話題をかっさらった(参考記事)。

 今回、85万本出荷を公表したマーヴェラスも、決算報告で「本格的な稲作体験ができる点が大きな話題となり世界累計出荷本数85万本(2021年1月29日時点)を超える大ヒットを記録しております」と記している。「えーでるわいす」や複数の同人ゲームサークルと協力し開発を進めたインディーゲームとしては、異例の大ヒットを記録している。

文/ishigenn

編集
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ニュースから企画まで幅広く執筆予定の編集部デスク。ペーペーのフリーライター時代からゲーム情報サイト「AUTOMATON」の二代目編集長を経て電ファミニコゲーマーにたどり着く。「インディーとか洋ゲーばっかりやってるんでしょ?」とよく言われるが、和ゲーもソシャゲもレトロも楽しくたしなむ雑食派。
Twitter:@ishigenn

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