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『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に

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 ベセスダゲームスタジオが開発したオープンワールドRPG『The Elder Scrolls V: Skyrim』(以下、スカイリム)。同作の発売から次なるナンバリング最新作が発売されない日数が、『The Elder Scrolls III: Morrowind』から『スカイリム』までの発売間の日数に達したことが判明した。YouTubeでゲーム史の動画を投稿しているChris Chapmanさんが指摘した。

『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に_001
(画像はTwitterより)

 『The Elder Scrolls』シリーズはファンタジー世界を冒険するオープンワールドRPG。
 1994年に発売した第1作『The Elder Scrolls: Arena』からすでに広大なフィールドを冒険することができ、『The Elder Scrolls II: Daggerfall』『The Elder Scrolls III: Morrowind』で自由度の高いオープンワールドとして、シリーズの方向性を確立した。

 日本では『The Elder Scrolls IV: Oblivion』から日本語版が展開され、その硬派なファンタジー世界の中で、天候が刻々と変わり、NPCがタイムスケジュールに沿って行動、あらゆる書物が読めるという作り込みに驚いた人は多いだろう。第5作目となる『スカイリム』では雪原広がる北方スカイリム地方を舞台にして、さらにシリーズの知名度を高めた。

『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に_002
(画像はSteam『The Elder Scrolls IV: Oblivion』より)
『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に_003
(画像はSteam『The Elder Scrolls V: Skyrim』より)

 世界中で待望されている同シリーズだが、Chris Chapmanさんによると、『スカイリム』の発売から次なるナンバリング最新作『The Elder Scrolls VI』が発売されない日数が今年5月23日の時点で3481日となり、これは『The Elder Scrolls III: Morrowind』から『スカイリム』までの発売間の日数に並ぶものだという。

『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に_004
(画像はYouTube「The Elder Scrolls VI – Official Announcement Teaser」より)

 ベセスダは、ナンバリング・シリーズ最新作『The Elder Scrolls VI』のアナウンス・ティザー動画を2018年6月に公開している。しかしそこから約3年が経とうとしており、待ち望まれている続報は未だにない。

 もちろん『スカイリム』発売後、『The Elder Scrolls』シリーズが何も展開しなかったわけではない。VR版『スカイリム』や、スマートフォン向け『The Elder Scrolls: Blades』のリリース、MMORPG『The Elder Scrolls Online』はアップデートを繰り返し、新章「ブラックウッド」がまもなく展開される。

 とはいえ、本命である『The Elder Scrolls VI』が待ち望まれているのも事実だろう。ベセスダゲームスタジオは同時にSFゲーム『Starfield』を開発中であり、それもあいまって超大作『The Elder Scrolls VI』の発売はまだまだ先になりそうだ。

ライター
『スカイリム』が2011年の発売から今年で10年、『The Elder Scrolls』のナンバリング最新作が登場せずに3481日。過去作との発売時期を比較した図が海外で話題に_005
福山幸司
85年生まれ。大阪芸術大学映像学科で映画史を学ぶ。幼少期に『ドラゴンクエストV』に衝撃を受けて、ストーリーメディアとしてのゲームに興味を持つ。その後アドベンチャーゲームに熱中し、『この世の果てで恋を唄う少女YU-NO』がオールタイムベスト。最近ではアドベンチャーゲームの歴史を掘り下げること、映画論とビデオゲームを繋ぐことが使命なのでは、と思い始めてる今日この頃。
Twitter:@fukuyaman

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