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伝説のフリゲの後継作『Elin』に40時間くらいは遊べちゃいそうなデモ版がリリース。ほぼ制限なしで序盤がお試しできる。武器もお金も食料も倫理観もなんにもない&なんでもありのゲーム

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圧倒的な自由度を誇るローグライクゲーム『Elin』デモ版が、Steamのストアページ上で配信されている。

デモ版に設けられた制限はプレイヤーと拠点のレベル制限のみであり、実質的にほぼ制限なしに無料で序盤がプレイできてしまうことになっている。セーブデータも製品版に引き継ぎ可能だ。

『Elin』の序盤がプレイできるデモ版が配信開始。名作フリゲ『Elona』後継作_001

『Elin』は高い知名度を誇るフリーゲーム『Elona』の後継作として開発されたローグライクゲームで、今年11月から早期アクセスを行っている。ハクスラ的なダンジョン探索から拠点構築&農業まで、前作同様にゲーム内でできることの幅が広く、ゲーム世界を自由に楽しめることが大きな特徴だ。

とはいえ、全くの初心者がゲームを始めるとそういう自由にたどり着く前に死ぬ。そのへんのごろつきに*ぷちゅ*っと潰されるか、荷物の重さに圧死するか、働きすぎで過労死するか、食べ物がなくて餓死するか、税金の滞納で犯罪者になって死ぬか、とにかく死んでしまう。

ゲームの勝手がわからないうちは、あらゆる方面からこれでもかとばかりにゲームの理不尽を押し付けられるため、そこを乗り越えてゲームルールをハックできるようになるまで、初心者にとってはかなり序盤のハードルが高いタイトルでもある。

『Elin』の序盤がプレイできるデモ版が配信開始。名作フリゲ『Elona』後継作_002
(画像はElin|Steamストアページより)
『Elin』の序盤がプレイできるデモ版が配信開始。名作フリゲ『Elona』後継作_003
(画像はElin|Steamストアページより)
『Elin』の序盤がプレイできるデモ版が配信開始。名作フリゲ『Elona』後継作_004
(画像はElin|Steamストアページより)

今回配信が始まったデモ版では、プレイヤーの取得フィート数(いわゆるレベルみたいなもの)が10、拠点のレベル上限が3までと設けられている以外はまったく制限がない。本作はレベルアップがかなり遅いゲームであり、言い換えれば、ゲームに慣れるまでの序盤をまるごと無料で遊ぶことができるということだ。

加えて、デモ版で作成したセーブデータはそのまま製品版でもロード可能。製品版を購入するかどうかを、序盤をじっくり遊んで確かめることができるようになっている。もちろん、合わないと感じればやめてしまえばいい。前作『Elona』も冗談交じりに「ゴミ箱にぶち込んでからが本番」などと嘯かれていたタイトルだ。

現在デモ版はSteamストアページ上で配信中。気になる方はぜひストアページをご確認いただきたい。

ライター
ル・グィンの小説とホラー映画を愛する半人前ライター。「ジルオール」に性癖を破壊され、「CivilizationⅥ」に生活を破壊されて育つ。熱いパッションの創作物を吸って生きながらえています。正気です。

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