エレクトロニック・アーツ(以下、EA)は7月24日、同社が開発中の新作『Battlefield 6』(バトルフィールド6)について、作中の舞台背景が垣間見えるショート映像を公開した。
本作は大人数での臨場感あふれる戦場を体験できるFPSシリーズの新作。公開された映像では、NATOと架空の勢力「Pax Armata」による対立の構図を描いている。なお日本時間7月25日0時より公式YouTubeにて最新トレーラーが公開予定だ。
NATOに亀裂が生じる中、新たな勢力「Pax Armata」が台頭。
— Battlefield Japan (@Battlefield_EAJ) July 23, 2025
彼らの掲げるモットーは ──『我らの保護、皆の平和』を守ること。
だが、その背後で暗躍する存在とは何者なのか?
そして、彼らの真の目的とは──?
🗓️7月25日0:00 トレーラー公開
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『バトルフィールド』は、DICEが制作しエレクトロニック・アーツが発売するFPSシリーズ。架空の戦争や歴史上存在した戦争を背景にした大規模なマップ・大人数での対戦が特徴の作品となっており、戦場に降り立った一般の兵士として自軍を勝利へと導くために戦う。
公開された映像を見てみると、本作ではNATOに亀裂が生じる中、架空の勢力「Pax Armata」が台頭している世界が舞台となるようだ。Pax Armataは各地でNATOの基地に攻撃を仕掛け続けているが、彼らの掲げるモットーは「『我らの保護、皆の平和』を守ること」だという。まるで現実のニュースのような映像を織り交ぜ、緊迫感そして没入感を高めている。
(画像はBattlefield Japan公式Xアカウントより)
なお『バトルフィールド6』は現在、Criterion、DICE、Ripple Effect、MOTIVEという2大陸にまたがる4つのスタジオが集結した「Battlefield Studios」のもと開発が進められている。また、ユーザーが新作をテストしてフィードバックを反映する「Battlefield Labs」というコミュニティテストプログラムも始動中だ。
5月に公開された第4四半期および25年度の業績資料では、EAは2026会計年度(2026年3月まで)までに新作の発売に向けて準備を整えていると公表しており、あわせて今夏に新作を発表することも伝えられていた。
また本作は、過去作『バトルフィールド3』や『バトルフィールド4』のような“現代戦”に戻ることも示唆されている。ほかにも『バトルフィールド2042』で採用されていたスペシャリスト制が廃止され、以前までのクラス制や64人対戦マップが復活することも明かされている。今回の映像を見ても、過去や遠い未来の映像ではなく現代が舞台となっていることも確認できる。
『バトルフィールド6』の最新映像は日本時間7月25日0時より公式YouTubeにて公開予定だ。