「推したいゲーム大賞2023」10位〜5位
10位:『The Cosmic Wheel Sisterhood』
━「シナリオを読み進めて選択肢を選ぶ」スタイルのテキストADVの金字塔となりうる
これは、小惑星へ流刑にされた魔女の物語。魔女「フォルトゥーナ」を操作し、個性豊かなキャラクターや多数に分岐するストーリーを楽しむアドベンチャーゲーム。
ピクセル風の美麗なグラフィックや作り込まれたシナリオを兼ね備えつつ、「タロット(的なカード)」をゲームの主軸に組み込んだモチーフとの組み合わせ方も高く評価された。
9位:『Punch Club 2』
━世界観とゲームの組み合わせがユニークすぎる
衝撃の、「ファイター管理」シミュレーター!?
近未来のサイバーパンクワールドを舞台に、「最高のファイター」を生み出すシミュレーションゲーム。トレーニングメニューから事務、財務、日用品の買い物まで……。プレイヤーは「チャンピオン」を作り出すために奔走する。1作目の『Punch Club』から進化した部分なども、高く評価された。
8位:『オクトパストラベラーⅡ』
━王道にして正統進化。HD-2Dはついにここまで来た。
美麗なドット技術「HD-2D」を駆使したRPG、『オクトパストラベラー』。続く2作目の『オクトパストラベラーⅡ』では、さらにドット表現が進化。「昼と夜の切り替え」という新たなシステムを搭載しつつ、8人の主人公による多彩な物語も描かれる。バトルを盛り上げるBGMや、奥深いゲームシステムなども前作から引き続き好評。
7位:『バルダーズ・ゲート3』
━「人生が足りない」
『ダンジョンズ&ドラゴンズ』の世界観をベースとしたRPGでありつつ、600万字以上のテキスト量や1万通り以上のエンディングという特大ボリュームを誇るタイトル。圧倒的なプレイ自由度の高さや、キャラメイクの多彩さも高評価。The Game Awards 2023を受賞し、日本のユーザーの間でも期待と認知が高まった。
6位:『HUMANITY』
━センスの塊。こういうゲームがもっと出てほしい
主人公は………まさかの「柴犬」。
ゲームの舞台は、すべての人類から自我が失われた世界。プレイヤーはこの世界で唯一理性と意思を保ち続ける「柴犬」となり、「ワン」の一声によって人間たちを導いていく。ユニークでありながらも魅力的な設定や、アクションパズルゲームとしての面白さが評価された。まさに「センスの塊」と言える1作。
5位:『スーパーマリオRPG』
━約27年ぶりにマロとジーノが日の目を浴びて嬉しい!
1994年に発売された『スーパーマリオRPG』。20年以上前の作品でありながらも、その完成度の高さから多くのファンがリメイクを待ち望んでいた今作が……なんと2023年に登場。当時のテイストを残しつつ、一部システムやグラフィックを現代風に仕上げた「良リメイク」として、多くのファンの期待に応えた。