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【ポケポケ】『Pokémon Trading Card Game Pocket』を遊んできたら、スキマ時間に一戦できちゃう理想の「スマホでポケカ」だった

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あーあ、ポケモンカードがスマホで遊べたらいいのになぁ!
しかも、手軽に! 気楽に! 休み時間に遊べちゃうくらいに!

2024年、できるようになります。

ええっ、本当に!?

……というわけで、今回は『Pokémon Trading Card Game Pocket』を株式会社ポケモンで先行体験してきました。ちなみに略称、『ポケポケ』と言うそうですよ。おびただしい英語の数に対して、ずいぶんかわいらしい略称ですよね。

【ポケポケ】『Pokémon Trading Card Game Pocket』先行プレイレビュー:理想の「スマホでポケカ」かも_001

ただ、ぼんやり「スマホでポケカ対戦できるらしい」としか理解していない人も、結構多いのではないでしょうか? まぁ、PVからだとそんな風に見えますよね。私もそう思っていましたし。

実のところ、『ポケポケ』にはそれ以上に重要なテーマがあるのです。
これは間違いなく「スマホでポケカを遊べるゲーム」。それはそう。

しかし同時に、それだけではない。
なんかもったいぶった言い方ですね。

要するに、「対戦」以外のポケカの側面にもフィーチャーしたゲームなのです……ということを、今日はこの記事でぜひ覚えていってください! 早く本題に移りましょう!

文/ジスマロック
編集/実存


実は、ポケモンカードの遊びの中で「○○」をテーマにしたアプリです

率直に言うと、『ポケポケ』は「ポケモンカードの遊びの中で、特に“コレクション”をテーマにしたアプリ」だそうです。もちろん対戦もポケカの華だけど、今作のテーマになっているのは、実のところ「コレクション」要素。要するに、「カード収集の楽しさ」を感じてもらいたいアプリなのだとか。

それを象徴するかのような機能が、今作の「パック開封」に関するシステム。

今作、まずホーム画面に飛ぶと……いきなりド真ん中に「拡張パック」が鎮座しています。この拡張パックは、1日につき無料で2パック開封することができます。より正確に言うと、「12時間で1パック開封できるだけのパワーが貯まる」そうです。

そして開けたいパックを選ぶと、バーッとパックが画面に並びます。
お好きなパックを選んだら、中から5枚のカードが出てきます。ひょっとするとレアなカードが出るかもしれないし、好きなポケモンやトレーナーのカードが出るかも。とりあえず、1日に2回はこのパック開封ができます。なんだか、「ポケモンカード」そのものを説明している気分になってきました。

この「拡張パックを開封し、お気に入りのカードを見つけて、コレクションすること」が、今作の基本の遊びとなる……らしいです。お気に入りのカードを見つけて、自分好みにコレクションできたのなら、きっとあなたはもう『ポケポケ』というゲームを楽しめている。はず。

とりあえず最初は、「最強の遺伝子」という拡張パックが用意されているそうです。

この拡張パックは、「ピカチュウ」「リザードン」「ミュウツー」の3つのバージョンにわかれていて、それぞれの拡張パックごとに違ったカードが出てきます。入手したカードは、どんどん図鑑に登録されていきます。

この時の、「生涯獲得(枚数)」が結構重要だったりします。

手に入れたカードの多さ(生涯獲得)によって、特別な演出が見られたり、ミッションが達成されたり……とにかく「カードをいっぱいコレクションすること」が重要なゲームなのです。あれだけもったいぶっていた「特にコレクションをテーマにしたアプリ」という言葉の意味、少しずつ理解してもらえているのではないでしょうか。

要するに、『ポケットモンスター』シリーズが「ポケモン図鑑を完成させること」がひとつの大きな目標になっているのと同じように、『ポケポケ』も「より多くのポケモンカードをコレクションすること」が、大きな目標となっているのです。たぶん。

『ポケットモンスター』は、「何かを集める楽しさ」が大切なゲームですから。

「おいおい兄ちゃん、いくらなんでも1日に2パックだけでカードを集めるのは酷じゃないか?」と思っているそこのアナタ、ご安心ください。1日に2回のパック開封以外にも、カードを集める要素はたくさん用意されています。

まずは、「ゲットチャレンジ」

なんと、「他のプレイヤーが開封した拡張パックに入っていたものと同じカードを、自分もランダムで1枚ゲットできる」というシステムになっています。あくまで「ランダム」なので、狙いが外れてしまうこともあるけど、それもポケカらしいじゃない。あと、別に「奪う」わけではないのでそこもご安心を

しかも、異なる言語で遊んでいるプレイヤーの拡張パックで「ゲットチャレンジ」を行うと、異なる言語のカードをゲットすることができます。つまり、自分が日本語でプレイしていたとして、英語のプレイヤーのパックでゲットチャレンジをすれば、通常では手に入らない「英語のカード」が手に入ります。

これは……中々に収集欲がそそられますね。
「別言語まで集められる」って、もう正直終わりが見えません。

ちなみに、ゲットチャレンジを行ったプレイヤーにはワンボタンで「ありがとう!」を送ることもできます。そして「ありがとう!」を送ってもらえると、相手にショップチケットが送られます。

しかし、こう思う方もいるでしょう。
「いやいや、自分はもう大人なんだ。そんなに毎日少しずつ開けるんじゃなくて、一気にパックを開封して大量にコレクションしたいんだ!」と。もう、欲張りさんですね。

そんな2パックじゃ満足できない方のために、「一気に10パック開ける」ことも可能となっています。もちろんそれには専用のアイテムだったり、課金して専用のアイテムを購入することもできたり……とにかく「大人買い」も、できちゃいますよ。ただ、ご利用は計画的に。

毎日少しずつ集めていくのもアリ。
一気に大量コレクションしちゃうのもアリ。
自分の好みにあった、「コレクションの楽しさ」を見つけていきましょう。

「イマーシブカード」って何?

そして今作の目玉要素として、「イマーシブカード」というものがあります。

「イマーシブカード」と横文字で書かれるとなんだか小難しく聞こえますが……要するに、「そのカードの世界の中をのぞくことができる、ちょっと特別なカード」です。

ちなみに、「イマーシブ」は、和訳すると「没入感のあるさま」を意味する言葉です。
「没入感のあるカード」ってことですね。

……自分の説明がイマイチなせいで、「ふーん……」くらいに思っている人が多い気がします。これ、結構すごいんです。タッチすると、本当にカードの中の世界がぶわーっと溢れ出してきます。全くカード上に映り込んでいないポケモンもたくさん出てきます。

たとえば、上記のカードではピカチュウとバタフリーしか描かれていないのですが、実際にイマーシブカードとしてアニメーションを見てみると、ポニータやポッポ、ニョロモにキャタピー、あとピカチュウいっぱい……が出てきます。すごい力の入れようです。イマーシブカード、集めましょう。

さらに、イマーシブカードのようなお気に入りのカードを手に入れたら、「コレクションボード」に飾ることもできます。これは本当に見た目通り「お気に入りのカードを飾っておけるボード」ですね。そして、これをホーム画面に設定することができます。

どうです、「ポケモンカードの遊びの中で、特に“コレクション”をテーマにしたアプリ」というのは、伊達ではないでしょう。

たとえば、小学生のころ、お気に入りのレアなポケモンカードをバインダーやファイルに入れて楽しんだりしていなかったでしょうか? そしてそのバインダーを定期的に見返して、なんだか優越感に浸っていた。そんな思い出がある人は、ちょっと幸せな気分になれる機能かもしれません。

というか、まさに「コレクションファイル」という、お気に入りのカードをファイルに入れて楽しむことができる機能もあったりします。コレクションボードは1枚を飾る機能で、コレクションファイルは最大30枚まで入れて楽しむことができます。ファイルの絵柄もいろいろあります。

【ポケポケ】『Pokémon Trading Card Game Pocket』先行プレイレビュー:理想の「スマホでポケカ」かも_018
コレクションファイルはこんな感じ。「イーブイフレンズ」と書いてあるところは、自分で決められるファイル名です。絵柄に合わせて、テーマや統一感を持たせるのもいいかもしれませんね。

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ライター
転生したらスポンジだった件
Twitter:@yomooog
デスク
電ファミニコゲーマーのデスク。主に企画記事を担当。 ローグライクやシミュレーションなど中毒性のあるゲーム、世界観の濃いゲームが好き。特に『風来のシレン2』と『Civlization IV』には1000時間超を費やしました。最も影響を受けたゲームは『夜明けの口笛吹き』。
Twitter:@ex1stent1a

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