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『ストリートファイター6』に不知火舞が参戦!「花蝶扇」が『スト6』の世界に舞う、お馴染みの真っ赤な衣装や、艶やかな勝利後のモーションにも注目。前回の追加キャラであるテリーと対戦させることも可能

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カプコンより、2023年6月に発売された対戦型格闘ゲームの『ストリートファイター6』(以下、スト6)。同作のYear 2追加キャラクター第3弾として、待望の「不知火 舞」が2月5日(水)に登場する。『餓狼伝説2』に登場して以来、様々な作品で活躍してきた舞。前回登場した「テリー・ボガード」に続いてふたりめのゲストキャラクターということもあり、多くのファンから注目を集めている。

配信に先駆けて開催されたメディア向けの試遊会で、舞を1時間半ほどプレイすることができた。本稿では、プレイを通して感じたプレイ感や強さについてレポートしていく。

なお、弊メディアでは舞の先行プレイ動画もあわせて公開しているので、チェックしてほしい。

文・取材/高島おしゃむ
編集/anymo

タイプはスタンダードで間合いはミドルレンジ、操作難易度はノーマル。おなじみの赤いくノ一の衣装もしっかり再現

不知火舞は『餓狼伝説』の翌年にリリースされた『餓狼伝説2』で初登場し、それ以降現在まで不動の人気を誇っているキャラクターだ。前回の追加キャラクターであるテリーに続いて、舞も一緒にプレイ出来るようになるのもアツいポイント。

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赤いくノ一の衣装がよく似合う。

今回の試遊会ではプレイすることができなかったものの、ストーリー仕立てのアーケードモードでは彼女のキュートな一面も見られるとのこと。戦闘中の姿から一転、表情豊かな舞の魅力は、実際にゲームをプレイして確かめてみてほしい。

舞といえば、真っ先に思い浮かべるのが真っ赤な衣装だ。今回のDLCでも、『スト6』でも見事に再現されている。「アウトフィット 1」では、この赤いくノ一衣装に加えて、複数のカラーバリエーションが用意されていた。

「アウトフィット 2」にも複数のカラーバリエーションが用意されているのだが、こちらは先ほどのくノ一衣装とは打って変わって、レザー風の衣装に身を包んだスタイルとなっている。こちらもバトルによく似合う衣装だ。

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上段が「アウトフィット 1」で下段が「アウトフィット 2」の衣装だ。どちらもこれ以外に複数のカラーバリエーションが用意されている。

さらに試合に勝利すると、扇子を手に持ってひと舞した後床に伏せ、ほてった体でこちらを見つめてくるような場面が見られる。必見だ。

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勝利後、口元に当てていた扇子を大きく投げたかと思ったら、そのまま床に伏せてこちらを見つめてくるという演出が見られる。

システム側で設定されている舞のタイプはスタンダードで、間合いはミドルレンジ、操作難易度はノーマルとなっている。同様のキャラクターにはルークやリュウ、豪鬼といった力で押してくるようなキャラクターが多い印象だ。それにくわえて、テリーもこちらと同じスタイルに設定されているのも興味深いところ。

ちなみに、今回は主にモダンタイプでプレイしたのだが、どの技も比較的出しやすく、なおかつ覚えやすい印象であった。本作をプレイし始めたばかりの初心者でも、扱いやすいキャラクターである。

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キャラクターセレクト画面での舞。少しアンニュイな表情だが、キャラクターを選択すると、さっと着替えて立ち上がるシーンが見られる。

扇子を投げる「花蝶扇」や炎で敵を蹴り上げる「飛翔龍炎陣」など6種類の必殺技でバトルをコントロール

舞の必殺技は、派生技も含めて全部で6種類用意されている。モダンタイプでも同様の技が簡単に出せるようになっているため、ゲームに慣れていないうちはこちらでプレイするといいだろう。

複数用意されている舞の必殺技の中でも、飛び道具として使えるのが「花蝶扇」だ。こちらは、手に持った扇子を前方に回転させながら投げつける技である。「花蝶扇」は相手を牽制する使い方も出来ることにくわえて、ボタンをホールドすることで変化を加えることも可能だ。

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「花蝶扇」からの派生技で、扇子をふたつ投げることができる「乱れ花蝶扇」も繰り出せる。

通常の攻撃だけではなく、対空技としても活用できるのが「飛翔龍炎陣」だ。サマーソルトのように回転しながら敵を蹴り上げていくのだが、そのときに膝蹴りと炎による連続攻撃ができるというのが特徴である。

同じく炎を纏いながら、前方にいる相手に対してなぎ払うことができるのが「龍炎舞」だ。こちらも相手を牽制したいときにも活用できる技である。どちらも、炎のエフェクトが派手なため、ついつい使いたくなってしまう。

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回転しながら炎と共に敵を蹴り上げる必殺技の「飛翔龍炎陣」。

「必殺忍蜂」は、側転した後に肘打ちを決めることができる必殺技。通常技をキャンセルしたあとのコンボにも、使うことができる。また、空中に飛んだ後、斜め下方向に急降下して体当たりができるのが「ムササビの舞」だ。こちらは相手に奇襲を掛けるときや、飛び道具を避けたいときにも使える技である。

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側転と肘打ちを繰り出せる「必殺忍蜂」。
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こちらはクラシックタイプの必殺技コマンド。
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モダンタイプの必殺技コマンドも6種類用意されている。

場面に合わせて使える4種類のスーパーアーツ。大技「不知火流・炎舞仇桜」はフィニッシュで決まると気分爽快!

舞のスーパーアーツは全部で4種類用意されている。レベル1のスーパーアーツ「陽炎の舞」は、くノ一らしく扇子を口に銜えながら印を結び周囲を炎で包みながらダメージを与えることができる技だ。

さらに、この「陽炎の舞」を繰り出すことで5回分の焔ストックが増える。この焔ストックにより、必殺技とレベル1と2のスーパーアーツにダメージアップなどの追加効果を増やすことができるのだ。

レベル2のスーパーアーツは「超必殺忍蜂」である。こちらは、全身に炎を纏った状態で肘打ちしながら突進していく技だ。無敵状態を活用して、相手の飛び道具をすり抜けて技を繰り出せるところもポイントである。

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クラシックタイプのスーパーアーツのコマンド。
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モダンタイプのスーパーアーツのコマンドはかなり簡略化されている。
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レベル1のスーパーアーツ「陽炎の舞」。炎でダメージを与えることができる。

さらに、レベル2のスーパーアーツはもうひとつ用意されており、それが「空中超必殺忍蜂」。こちらは空中で繰り出す超必殺技ということもあり、タイミングには少し慣れが必要な印象だ。

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レベル2のスーパーアーツ「超必殺忍蜂」。技に入る前の演出も美しい。

舞の技の中で、最もド派手な演出が見られるのがレベル3のスーパーアーツである「不知火流・炎舞仇桜」だ。こちらは相手を空中に打ち上げた後で、これでもかというぐらいに連続攻撃を叩き込むことができる。繰り出すタイミングとしては、近距離のときの切り返しやコンボに組み込んで使うことも可能だ。なんといっても、この派手な演出でフィニッシュを決めることが出来ると、爽快感がすごい。

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舞のレベル3スーパーアーツ「不知火流・炎舞仇桜」。ダメージを与えるだけではなく、見ていて楽しい技だ。
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「不知火流・炎舞仇桜」が決まると、これでもかと言うぐらい相手にダメージを与えていくシーンが流れる。

格闘ゲームでは、難しいコマンドを入力するのも、コンボを繋げていくというのも、初心者にはハードルが高い。だが、『スト6』のモダンタイプの操作では「アシストコンボ」と呼ばれるものが用意されており、簡単なボタンの連打でコンボが繰り出せるようになっている。

舞のアシストコンボとして用意されているのは、3種類だ。PS5でプレイしているならば、R2ボタンと□や×、○ボタンを組み合わせて連打することでこれらを出すことができる。アシストコンボ2とアシストコンボ3に関しては、スーパーアーツの「陽炎の舞」や「不知火流・炎舞仇桜」にも繋げていくものとなっているためやや条件が厳しいが、それでも簡単に出せることは間違いない。

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こちらがアシストコンボのリスト。モダンタイプの操作を選んだときに使用できる。
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モダンタイプで操作しているときは、こちらのアシストコンボも活用してスーパーアーツを繰り出していこう。

初心者でも扱いやすいモダンタイプやアシストコンボを活用すれば、舞の参戦で興味を持った方もすぐに楽しめそう。なんといっても、すでにテリーが追加キャラクターとして遊べるようになっているので、このふたりの対戦を『スト6』というプラットフォームで実現できるところも魅力である。今すぐにでも遊び尽くしたいところだが、まずは2月5日(水)の追加を心待ちにしよう!

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舞とテリーが揃って入場するシーンも胸アツだ。
ライター
ライター/編集者。コンピューターホビー雑誌「ログイン」の編集者を経て、1999年よりフリーに。 現在はゲームやホビー、IT、XR系のメディアを中心に、イベント取材やインタビュー、レビュー、コラム記事などを執筆しています。

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