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『モンハンワイルズ』で強くなったスラアクの新技・フルリリーススラッシュと共に征く!やたら硬い脚、無限湧き「ネルスキュラベビー」──そんなの聞いてない。若葉ハンターは無事狩猟できるのか

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なんか青い回復ミツムシがいるんですけど!!!

『モンハンワイルズ』レビュー・評価・感想:スラアクと共にネルスキュラ・ププロポルを狩猟_001

思わず歓喜の叫びを上げてガッツポーズをしたのは、1月に行われた『モンスターハンターワイルズ』(以下『ワイルズ』)のメディア向け先行体験会にて。周りのプレイヤーたちが我先にと狩猟に挑む中、ひとり環境生物を追いかけていたのには理由がありました。

というのも私、『モンスターハンターワールド』(以下『MHW』)で初めて「モンハン」シリーズに触れた新参者であり、『モンスターハンターライズ』(以下『ライズ』)では先輩に手伝ってもらって辛うじてDLC含むストーリーをクリアした程度の腕前でして……。

生まれてこのかた武器はスラッシュアックス(以下「スラアク」)しか担いだことがないし、ぶっちゃけソロ狩りは大の苦手です。それでも今回、先行プレイに志願させていただいたのは、11月に開催された『ワイルズ』のオープンベータで見た景色が最高すぎたから。あとなんかスラアクも強くなったらしいし

聞くところによれば、今回体験できるのは2種の新フィールドにおける「ププロポル」と「ネルスキュラ」の討伐とのこと。どっちも初見のモンスターで、正直ソロで狩れる自信はありません。

ここはもう、ゲーム的なお話は詳しい人に任せてしまって、自分は自分の視点で楽しもう!そんな気持ちで挑んだ体験会でしたが、結論から言うと事前に予想していた数倍はしっかりがっつり楽しんでしまいました。

不気味ながらも美しいフィールド、目に新しいギミック、強くなったフルリリーススラッシュ……そして極めつけは、対峙するモンスター。

こいつら格好良すぎだろ!!!

 

ということで、本稿ではカプコンの『ワイルズ』メディア向け先行体験会にて行った、「ププロポル」・「ネルスキュラ」の狩猟レポートをお届けしたいと思います。また、電ファミ公式YouTubeチャンネルでは2体の狩猟の様子を録画したプレイ映像も投稿していますので、ぜひあわせてご覧ください。

文・取材/逆道
編集/anymo


「モンスターの領域」に踏み入った感がすごい、不気味で美麗な新フィールド

今回プレイしたクエストの舞台となったのは、「ププロポル」が住んでいる「油湧き谷」と、「ネルスキュラ」のねぐらである「氷霧の断崖」。どちらも入り組んだ地形と複雑な上下構造をしており、直射日光が差すところはほとんどありません。

前者は泥と岩に、後者は氷と蜘蛛の糸に覆われ、全体的に彩度の低いエリアとなっています。うっかり踏み込むと危険な場所もあるため、探索する場合には迷わないように気を付けた方がよさそうです。

ここで爆発属性武器を振り回したら絶対にヤバい「油湧き谷」

「油湧き谷」では地面から油を含んだ泥が湧きだしており、足を取られるような場所が多くなっています。場所によっては、ハンターが腰まで泥に埋まってしまうことも。当然、泥の中ではハンターの移動速度が大きく落ちるので、戦闘中は注意が必要です。

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さらに、油湧き谷の一部のエリアでは、過酷な暑さがハンターに襲いかかります。活動するためには「クーラードリンク」が必要不可欠。『MHW』と同じように、周辺で材料を見つけてその場でドリンクを調合してもよいですが、『ワイルズ』では別の選択肢もあります。

それがこちら。

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マップに点在する環境生物・ヒンヤリコロモムシくんです。

ヒンヤリコロモムシの溜め込んだミツにはクーラードリンクと同じ効果があり、捕まえてミツを頂けば猛暑の中でも快適に動けます。オープンベータテストの時から思っていましたが、捕まえたその辺の虫を絞ってミツを飲み干すハンターって一体……。

ちなみに(同じことをする人が多いとは思いませんが)、捕獲用ネットを使って捕獲するとミツの効果は発動しないので注意が必要です。

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これでは効果は発動しない。コレクション目的でない場合は捕獲用ネットは外しておこう

また、油湧き谷の最大の特徴は「油泥が発火する」ということ。油泥の中で戦っていると、ハンターやモンスターの攻撃などによって地面に引火し、一気に燃え上がることがあるのです。スラアクでは「属性解放フィニッシュ」などの大きな爆発を伴う攻撃をすると、地面に引火することがある様子。

しかも地面に燃え移った火はじわじわと燃え広がっていくので、放っておくといつの間にか足元が大炎上していることも。幸い、火はしばらくすれば自然に消えるので、地面が炎上している間は離れて戦うか、装備などであらかじめ対策をしましょう。

そして、この「引火する」特性はハンター側が活用することもできます。油湧き谷のエリア内には油泥とガスが噴き出す場所があり、「スリンガー火炎弾」などを当てることで爆発を引き起こすことが可能なのです。

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ガスを爆発させられるのは一箇所あたり一度だけのようですが、爆発の威力は大タル爆弾以上のようです。積極的に狙っていきたい。

ちなみに、油湧き谷は「油」にまみれているだけあって、小型モンスターや環境生物も油っぽいテカテカしたものが多いようです。特産品も「黄金オイル」と、とにかく油ずくめ。

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テカテカの生き物たち
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黄金オイル

戦っていると全身泥まみれになっていることも多いので、泥対策ができるスキルや装備があれば狩猟が快適になりそうですね。

死の気配漂う極寒の牢獄「氷霧の断崖」

「氷霧の断崖」は、名前の通り氷に閉ざされた崖のマップです。激しい高低差があり、長い距離を徒歩で移動するのは、なかなかに大変。セクレトが大活躍しそうです。

エリア内にはところどころに人工物らしきの痕跡もあり、かつては何かの施設として利用されていたような雰囲気もあります。このあたりの設定については、ストーリーでの掘り下げに期待したいですね。

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上が見えない絶壁も、セクレトならラクラク

高低差の激しい氷霧の断崖では、思いがけない所に通り道があることも。上を見上げて発見した楔虫を辿ってみたら、エリアの最上部にゆらゆらと浮かぶ「ヒラバミ」を発見しました。

こうした特に寒そうなエリアには「脆そうな氷柱」がぶら下がっていることがあり、スリンガーの弾などを当てれば落とすことができます。上手くモンスターに命中させられれば、大ダメージを狙えるかもしれません。

極寒の環境で活動するためには「ホットドリンク」が必要。

ということは当然……。

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いました、ホットドリンクと同じ効果を授けてくれるホカホカコロモムシくんです。こちらも捕獲用ネットで捕まえてしまうと効果がないため注意。

また、雪が積もっているエリアでは雪玉を転がす「ユキダマコロガシ」も登場。彼らの雪玉を拾うと、「スリンガーハジケ氷弾」を入手することができます。雪玉の中に何が入っているんだ……?

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長く続く坂道を降り、地下へ地下へと進んでいくと、雪の代わりに蜘蛛の巣が岩肌を覆うようになっていきます。同じ白い物体ではありますが、雰囲気はより不気味に。

徐々に蜘蛛の巣の密度の高くなる洞窟を抜けた先にあるのは、ネルスキュラの巣。大量のネルスキュラベビーを従え、中央に君臨するネルスキュラはまさに女王の風格です。ネルスキュラと戦う場合、ここが決戦のフィールドのひとつとなるでしょう。

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ネルスキュラの巣は足元が柔らかい蜘蛛の巣でできており、かなり不安定になっています。ネルスキュラなどの大型モンスターがこの蜘蛛の巣の地面の上で体勢を崩すと、落とし穴のように嵌まってしまい、しばらく身動きが取れない状態になります。攻撃のチャンスです。

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また、天井から蜘蛛糸に絡めとられてぶら下がっている“何か”は、スリンガーの弾などを当てることで揺らすことが可能です。ネルスキュラはここで体を休めていることがあるので、気付かれずに忍びよれば活用できるかもしれません。エリア内には「閃光羽虫」も生息しているので、合わせて活用していきましょう。

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なお、冒頭で大興奮していた「青いミツムシ」こと「浄化ミツムシ」は、油湧き谷と氷霧の断崖のどちらにも生息している様子。また、オトモアイルーの行動にも、浄化ミツムシにぶら下がってハンターに突撃し、状態異常を回復してくれるものが追加されています。

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左側でアイルーがぶら下がっているのが浄化ミツムシ

狩猟の対象となる「ププロポル」や「ネルスキュラ」はどちらも毒を使ってくるほか、氷霧の断崖には麻痺攻撃をしてくる「ランゴスタ」も生息しているので、ミツムシの効果を上手く活用していきましょう。

中2感溢れるデザインがカッコ良すぎる!凶悪な毒使いモンスターたち

環境についてはたっぷり語ったので、続いては今回の狩猟対象となった大型モンスターについて語っていきましょう。

今回狩猟した「ププロポル」と「ネルスキュラ」は、どちらも毒を扱う大型モンスター。出現するエリアも相まって、ダークでカッコいい中2病的な雰囲気を纏っています。今回はモンスター素材を使った装備を拝むことはできませんでしたが、絶対カッコいいに決まってます。楽しみすぎる……。

しかしハンターとして対峙してみると、どちらも独特な攻撃手段を持った強敵であり、狩猟するのになかなか苦労しました。見た目に違わぬ「狡猾さ」を持った2体について、簡単にではありますが紹介していきたいと思います。

マスクに顔を隠した爆発の魔術師「ププロポル」

沼噴竜ププロポルは、毒々しい色合いの風船のような体にペストマスクのような形状の顔が特徴的な大型モンスターです。よく見ると腕は鋭い鎌のような形状になっているほか、尾には鋭いトゲが生えており、色だけじゃなく形もなかなか攻撃的。

そんな見た目の通り、ププロポルは毒を使って攻撃してくるモンスターなのですが、実は今回のププロポル狩猟クエストの名前は「油湧き谷のガス爆発」

ガス爆発……?

油泥が湧く谷だし、地面から湧いたガスが爆発したりするのかな……?

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お前が爆発するんかい!!!!

事前情報をほとんど入れずに突撃した結果、見事に体を半分にされてしまいました。

ププロポルの主な攻撃手段は、口や尾のトゲから地中にガスを送り込み、泥を爆発させるというもの。爆発の前には泥の中からガスが噴き出す予兆があるのですが、この範囲が結構広い。スラアクの大技を撃った後だと、硬直で避けきれないということもしばしば。

しかも爆発攻撃は全体的にかなり痛いので、毒ガスを吐き出す攻撃と合わせて食らっていたら回復薬があっという間になくなってしまいました。

顔のトゲを突き刺した時は前方、尾のトゲを突き刺した時は後方に爆発が発生するので、相手のモーションを見ていればある程度予測して避けることが可能そうです。ただ、大技として自身の周囲全体を爆発させてくることもあるので、狩猟中は地面をよく見るようにしましょう。

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地面に尻尾を突き刺すと、周辺に白く光るガスの予兆が。このあと爆発する

そして、ププロポルと戦っている最中にある驚きの変化が。

頭を集中して殴っていると、「プシュー」という音と共にガスが抜け、ププロポルの頭が萎んでしまったのです。ガス袋のないププロポルの頭は骸骨を思わせるシャープな形状で、よく見ると頬の部分に萎んだ袋が垂れ下がっています。

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どうやらこの「萎み」は部位破壊とは別の現象のようで、体験会中には頭と尻尾で確認できました。背中にガス袋が残っていたためか爆発攻撃は引き続き行ってきましたが、しばらくするとガスを充填するモーションが発生。それなりの隙ができたため、狙ってガス袋を萎ませられれば狩猟が有利になりそうです。

また、ププロポルは常に膨らんでいるわけではなく、全身が萎んだ状態で徘徊していることも。この状態のププロポルに戦闘を仕掛けると、ププロポルがガスを充填している間は安全に殴ることができます。

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しおしおのププロポル

『ワイルズ』では、大型モンスターに気付かれずに近付くことで「奇襲攻撃」を行うことが可能となっています。相手に気付かれてさえいなければ、奇襲攻撃は1回の狩猟中に何度でも行うことができるので、機会を逃さないようにしたいですね。

ちなみに、ププロポルの爆発攻撃には僅かですが地形を変化させる効果があり、爆発した地点は泥が盛り上がって歩きやすくなります。時間が経つと泥は崩れてしまいますが、動きが重い武器を使う際は意識してみても良さそうです。

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起伏のない泥の中に、ププロポルの攻撃によって泥の塚が出現

最後は強化された「フルリリーススラッシュ」で討伐完了。倒された瞬間、全身からガスを噴き出して萎んでしまったププロポルの全長は思いのほか小さめでした。ガス袋が膨らんで大きく見えるのはもちろん、長い尾でリーチを補っているのかもしれません。

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無数のベビーを従える縦横無尽の女王「ネルスキュラ」

続いてはこの記事の目玉モンスターである、影蜘蛛ネルスキュラ

縦にも横にもププロポルの数倍はある、巨大な蜘蛛のようなモンスターです。背中には紫色の毒々しいトゲが生えているほか、体には獲物から剥いだと思わしき皮をまとっており、どこかゴシックな雰囲気を感じます。

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背中に生えた紫色のトゲはネルスキュラの「痕跡」としてエリア内に落ちていることがあり、採取すると「スリンガー毒弾」として使うこともできます。ネルスキュラ本体にはあまり効かなさそうですが、他のモンスターの狩猟の際に活用するのもありでしょう。

『MHW』と同様、『ワイルズ』でもこれらの痕跡を採取することでモンスターの調査ポイントを入手することができます。『MHW』とシステムが同じであれば、調査ポイントを集めることでモンスターの追跡などができるようになるのかもしれません。

モンスターの話からは少々外れますが、ネルスキュラ戦はBGMがめちゃくちゃ良かったのが印象に残っています。ネルスキュラのBGMなのか、氷霧の断崖の汎用BGMなのかは分かりませんが、YouTubeに投稿されている体験映像で一部を聞くことができるので、ぜひ聴いてみてください。

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ネルスキュラは怒ると目が赤くなる

話を戻して、ネルスキュラの主な攻撃方法について解説していきましょう。

ネルスキュラは「鋏角種」に分類される大型モンスターであり、その名の通り巨大なハサミを隠し持っています。ハサミを出した状態で繰り出してくる突進攻撃は範囲が広く、攻撃を食らうと毒を受けてしまうため注意が必要です。

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この巨大なハサミでバチン!と挟んでくる。怖い

さらに、ネルスキュラは蜘蛛らしく糸を使った攻撃も特徴的。ネルスキュラが尻を持ち上げたら、糸の弾を撃ち出してくる可能性が高いです。弾がハンターに命中すると「糸拘束」状態になり、行動に大きな制限を受けてしまうので、できる限り避けたい攻撃です。

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ほかにもネルスキュラは糸を使って天井からぶら下がったり、吐き出した糸を素早く巻き取ることで連続かつ高速の突進攻撃を行うなど、立体的な攻撃でハンターを翻弄してきます。ネルスキュラが大きく飛び上がった時は、見失わないように注意が必要です。

ですが、ネルスキュラのぶら下がり攻撃は反撃のチャンスでもあります。

ネルスキュラが天井からぶら下がっている間、攻撃などでネルスキュラを落とすことができれば、そのまま大きく体勢を崩すことができるからです。一部のスリンガー弾などでも落下を狙えるようなので、いつでも撃てるように弾を準備しておきましょう。

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ネルスキュラがターザンの要領で飛びかかってくる様子

『ワイルズ』から登場したネルスキュラの特徴的な要素が「ネルスキュラベビー」です。おそらくネルスキュラの幼体と思われる小さな蜘蛛たちがネルスキュラを取り巻くように出現するのですが、その数がとにかく多い!おそらくベータテストに登場した「ブブラチカ」のように蜘蛛恐怖症モードの対象になる可能性は高そうですが、虫が苦手な方は要注意です。

ネルスキュラベビーは、ハンターがネルスキュラと戦っている間はあまり積極的に襲ってはこないようです。しかしベビーたちは常にネルスキュラの周りにまとわりついているので、思わぬ攻撃が当たってしまうことも。大技を使う際には気を付けた方が良いかもしれません。

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ベビーたちはネルスキュラ本体がいない場所でも出現する場合があり、その時はハンターに襲い掛かってきます。攻撃はあまり痛くはありませんが、回復などのモーションを中断される可能性があるので気を付けましょう。

また、ネルスキュラの巣で狩猟をする際は、ネルスキュラが地面の下に潜り込んでしまうことにも注意が必要です。蜘蛛の巣の下に潜り込んで姿が見えなくなったと思ったら、いきなり飛び出してきて大ダメージを受けるなんてこともあるうえ、蜘蛛の巣の下に潜り込んだネルスキュラはベビーたちのせいで見えにくくなるため、しっかりと目を離さないようにしましょう。

モーションを眺めていたら時間が無くなってしまい、最後はドタバタしましたが、ネルスキュラもなんとか討伐成功。油湧き谷や氷霧の断崖には睡眠ガスを出す環境生物「ネムリガスガエル」があちこちにいるので、元気ドリンコを忘れずに持って行きましょう!

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一緒にスヤスヤ……

本文での詳しい説明は割愛しましたが、今回の体験会では2体ともスラアクを使って狩猟に挑みました。『ワイルズ』からの新たな大技であるフルリリーススラッシュにのけぞり無効が付いたことで当てやすくなったほか、体感では火力も向上しているように思います。

今回使用したスラアクは名前からしておそらく「ラバラ・バリナ」のもので、ふわふわの毛の飾りがついた麻痺属性のスラアクとなっていました。ププロポルとネルスキュラには麻痺がそれなりに通ったため、この武器のおかげでなんとか狩猟できたとも言えます。

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スラアクに付いているふわふわはちゃんと風に揺れて動く。細かい!

2月28日の発売に向けて、カプコン公式からも続々と新たなモンスターの情報が発表されている今日この頃。製品版ではどんなフィールドで、どんなモンスターや環境生物に出会えるのか、今から楽しみでなりません。

『モンスターハンターワイルズ』はPC(Steam)、PS5、Xbox Series X|Sへ向けて、2025年2月28日(金)にリリースされる予定です。現在は事前予約購入も受け付けているので、まだの人は早めにチェックしておきましょう。

また、電ファミ公式YouTubeアカウントでは今回紹介した内容の録画映像を投稿しています。ププロポルが萎む瞬間や、あまりに情けないネルスキュラ討伐の瞬間も収められていますので、ぜひ本稿と合わせてご覧ください。

ライター
なんでも遊ぶ雑食ゲーマー。『ドラゴンクエスト』シリーズで育ち、『The Stanley Parable』でインディーゲームに目覚めた。作った人のやりたいことが滲み出るゲームが好きです。
編集者
3D酔いに全敗の神奈川生まれ99’s。好きなゲームは『ベヨネッタ』『ロリポップチェーンソー』『RUINER』。好きな酔い止めはアネロンニスキャップとNAVAMET。
Twitter:@d0ntcry4nym0re

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