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【サマーレッスン爆速レビュー】パンツを覗き込むのに成功したぜ! JKをカテキョする大注目VRゲームをドワンゴVR部が語り尽くす!

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胸を覗き込む楽しさをもっと味わいたかった……。

ただ、動きは自然でした。VRゲーム内の女の子は生気がないことも多いですが、『サマーレッスン』はそれとは違って、汗の感じというか、生きている感じがありましたね。

 

ブラジャーが透けてたりするところが男の子がキャッキャウフフするポイントですけど、逆に透けブラがなければ没入感はなかったですよ。

【サマーレッスン爆速レビュー】パンツを覗き込むのに成功したぜ!  JKをカテキョする大注目VRゲームをドワンゴVR部が語り尽くす!_001

なんか天才的な発言な気がするんですけど、その心は?

やっぱり現実にはそういう状態もあるのが普通かなって。パンツを覗こうとすると暗くなるような仕様はあるけれど、それでもやっぱりパンツはちゃんと履いているわけですよ。

そうそう。遊んでいる側が求めているリアリティのレベルがちゃんと担保されている。

生殺し感はありました?

いや、かなり近づくことができますからね。

けっこう近い……。

あ、そうなんですね。

胸を見たり、足をジロジロと見たり、そんなことをJKにやったら、普通は殺されるわけだから(笑)。

もっと拒否反応を出すのかなと思ったんですけどね。一応、パンツを覗こうとしたときには、「先生なにやってるの」とは言われるんですけど、胸をガン見するレベルだと何もなかったですよね。もっと拒否反応が出るほうがゲームとしておもしろかったのかもしれません。

そう聞くと、気づかれないように胸を覗く楽しみがもっとあってもよかったという……。

むしろそういうゲームなのかなと思っていたところは正直ありますね。

防衛心の少ない感じの子なんだなって感じがしましたよね。ちなみにアリソンちゃんは警戒心が強いらしいんですよ。期待できるかもしれないですね。

絶妙な解像度の女の子

なるほど。では、あらゆるVRゲームをプレイしてきたVR部の皆さんに、VRゲームとしてのガチな評価を聞いてみたいのですが……。まず他のゲームと比べてだいぶ解像度が粗い気がしました。

確かに最初は解像度が低めなのが目についちゃうんです。ただ、絶妙なラインをついているなと思います。あんまり解像度が高すぎると画面がパキッとした感じになって違和感があるんですけど、そこは避けているのかなあと。他のゲームより解像度を少し下げているのかもしれないですね。

女の子はちょっとふわっとした感じのほうが可愛く見えるので、合った表現だと思います。PS VRの特性としてちょっとボヤけた感じになりますからね。

確かに実際に解像度を上げると、今度は別の意味で萎えるかもしれないですね。

この解像度でも陰影の出しかたなんかは美しかったです。PS VRのヘッドマウントディスプレイ(HMD)って、黒がしっかり表現できる有機ELなので、想像しているよりずっと影がキレイなんですよね。暗いところと明るいところの差がよく出ていて。

うんうん。黒がきれいに出やすいんだよね。

そうなんですね。

モニターで見たときに影のジャギ【※】はすごく気になったけど、HMDで見るとそんなにわからないですね。

※ジャギ
解像度が低いことによって色と色の境目に出る画像のジグザグ。

私はかなり気になりました。とくに髪の毛。髪の毛の細い束がジャギって見えちゃって、とくに逆光だとそれがより顕著になりました。どうせ女の子の顔か胸を見ているんだからいいよねっていう割り切りは正しいと思うんですが(笑)。

あと、VR空間内に自分の手にあたるものが表示されないのは違和感があるかな。

手ですか?

VRゲームだとコントローラーの動きが画面上の手の動きと連動することが多いですが、自分の手がないという違和感は強いです。ひかりちゃんとコミュニケーションする場面では自分がマネキンのように手足が動かせない存在になってしまうのは、うーんと思いましたね。

女の子が近づいてくる体験

僕は初日が一番面白かったです。家庭教師を任された自分が先にひかりちゃんの部屋にいて、向こうがびっくりして部屋に入ってくるという。パーソナルスペースをお互いが侵しているという緊張感がゲームの鍵となることがわかりますね。

VRとパーソナルスペースの問題は、最初の座談会でも重要なポイントだと言われていましたね。

前回も話しましたけど、VRの基本としてあまりこっちに近づいてきてはダメなんですよね。ホラーゲームが怖がらせるためにわざとそうするのはあるんですが、喜ばせるために近づくというのはVRでなかなかないんですよ。そういう意味では非常に特殊だし、そこに成功している作品だと思います。可愛い女の子が近づいてくれたらうれしいんだって。

ドキドキしていたりとか、向こうが嫌がっているのに踏み込んでみたりとか。

そうなんです。しかも、反応がリアルじゃないですか。相手が嫌がっているところから仲よくなるんだという期待感もあったし。

VRのキモになるパーソナルスペースの問題を、恋愛ゲームに上手く使っているんですね。

きわどい視点も……。

今回は女の子の部屋に自分が行くという流れだったけど、逆に自分の部屋に女の子が来るっていうシチュエーションだったら、パーソナルスペースの感覚もまた違ってくるんだろうなと思いました。自分の家に女の子がいるドキドキ感。パーソナルスペースの距離感を上手く演出したら、もっとおもしろくなるんだろうなって。

『ラブプラス』【※】みたいな感じですね。

※ラブプラス
コナミデジタルエンタテインメントが発売したニンテンドーDS用ゲーム作品。ヒロインとの恋愛物語が現実の時間と同期してリアルタイムで行われるのが特徴。

「近づかれる体験」の魅力を他のゲームにどう活かすか

ただ、こういうのは体験としては珍しいけど、他のVRゲームで似たような体験をするのは難しいかもしれないですね。鳥みたいな小さな生き物とか。手をかざすと鳥が飛んでくるとかはおもしろいかもしれません。

昔、Kinectでトラをなでるゲーム(『Kinectアニマルズ』)があったんですけど、あれはVRだと怖くてしょうがないと思うんですよ。目の前にトラがいたら死ぬ覚悟しかないですからね。

確かに。

ほかに向こうから近づいてきても怖くない例としては、ディズニーのキャラクターなんかもいいかもしれません。ディズニーランドでミッキーに抱きついたりできるとか。ミッキーなら抱きしめられても不快感はないですよね。

キャラクターが害を与えないという前提があるから。

その前提があって、自分も愛着心があって、近づいてきてほしいと思っているもの。そういうものなら近づいてきてもうれしいし、本当に新鮮な喜びがありますね。顔先10cmにミッキーがいてもいいし、ひかりちゃんがいてもいい。

実世界でも目の前10センチに何かがあるっていう状況はなかなかないですからね(笑)。

ありがとうございました。VRでは距離が近すぎるがゆえに、プレイヤーの目の前に何を近づけるか注意深くデザインしないといけないわけですね。ドワンゴVR部では今後も新作タイトルをどんどんプレイし、VRゲームの本質に切り込んでいきたいと思います!

「パンツが見えた!」と雄叫びをあげるVR部メンバー。本当に見えるのかどうかは、プレイしてのお楽しみということで……。
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