いま読まれている記事

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売。本作を最大限楽しみたいプレイヤーのため、ゲームの世界観や配信ガイドライン、トレーラーなど発売前の情報まとめ

article-thumbnail-250122e

Binary Haze Interactiveが1月23日(木)に発売を予定している2DアクションRPG『エンダーマグノリア: ブルームインザミスト』(以下エンダーマグノリア)の日本での製品版リリースが目前に迫っている。

ここで、いま一度『エンダーマグノリア』に関する情報をまとめてみよう。

『エンダーマグノリア』はどんなゲーム?

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_001

『エンダーマグノリア』は、2021年に発売され全世界150万本を達成した『エンダーリリーズ: クワイタス オブ ザ ナイツ』(以下エンダーリリーズ)の続編となる作品。

ゲームの舞台は、地下に眠る膨大な魔力資源によって栄えた魔法大国「煙の国」滅びゆく「煙の国」を旅して、人とホムンクルスの救済を目指す探索型2D横スクロールアクションRPGだ。

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_002

本作は、2024年3月25日よりSteamにて配信されている早期アクセス版にくわえて、Nintendo Switch、PS4/5、Xbox Series X❘Sでの発売が予定されている。

すでに配信されている早期アクセス版では、記事執筆時点で4547件のレビューのうちなんと98%が好評「圧倒的に好評」のステータスを獲得している。雰囲気やアクションなど前作ファンのみならず新規ファンからも好評を博し、早期アクセス版ながら数多くのユーザーから人気を集める結果となっている。

『エンダーマグノリア』の世界観や物語の背景

本作は、『エンダーリリーズ』で描かれた死の雨の災厄から数十年後の物語が展開される。「煙の国」では、発展の末に生み出された人工生命「ホムンクルス」が、地下から吹き上がる穢れた煙によって、暴走する怪物へと変貌してしまっているようだ。

プレイヤーは、ホムンクルスを救済する力を持つ調律師「ライラック」となり、この国の悲劇に大きく関わる一人のホムンクルスとともに、失われた記憶と大切な仲間の行方を探して広大な煙の国での旅を始める。

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_003

作中では、捨てられた旧市街、血塗られた研究所、荘厳な魔術学院、巨大工場など独特かつ美しくも残酷なダークファンタジーの世界が広がっている。冒険の先で出会う人々の話に耳を傾け、時には助け助けられながら物語の真相に迫っていく。苦難の旅の果てに救えるのは、はたして人か、ホムンクルスか…。

前作『エンダーリリーズ』から変わった点は?

『エンダーマグノリア』では、前作『エンダーリリーズ』を超える探索の遊びと深みを増したバトルシステムを楽しむことができる。滅びゆくも美しい世界を自由に探索し、仲間と協力して強敵に挑んでいこう。

旅の中で加入するユニークな性能を持った仲間たちのスキルは30種にもおよび、自分だけのプレイスタイルを確立することが可能だ。さらに装備、レリック、アイテムなど、収集・成長要素も前作の倍以上の大ボリュームでお届けする。

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_004

また、今作では「難易度選択」の設定が導入されており、前作同様の高難易度に挑みたいユーザーも、アクションが苦手だけどストーリーを楽しみたいというユーザーも安心して楽しめる設計となっている。

現時点で公開されているトレーラーは?

『エンダーマグノリア』も、前作『エンダーリリーズ』と同じように美しい2Dアートとアニメーション、サウンドで描かれた幻想的な世界が広がる作品だ。

Binary Haze Interactive公式YouTubeチャンネルでは、本作のトレーラーが複数公開されている。もちろん情報を一切遮断して初見で楽しむのもアリだが、発売前に予習をしたい方や気分を高めたい方にオススメなのは「リリーストレーラー」「ファイナルトレーラー」だ。

「リリーストレーラー」および「ファイナルトレーラー」では、これから待ち受ける数々の冒険シーンが断片的に紹介されている。トレーラーの合間合間に差し込まれる美麗な2Dアートや、実際のゲームプレイの様子など、本作の雰囲気をつかむにはピッタリなトレーラーと言えるだろう。

なお、本作の音楽は『エンダーリリーズ』に引き続き、音楽集団「Mili」が全楽曲を担当している。トレーラーにも使用されているように、儚くも幻想的な音楽で彩られた本作の世界観を完ぺきに表現しているので、ぜひプレイとあわせて音楽にも注目してみよう。

Steam早期アクセス版から引き継ぎはできる?

12月23日の発表にて、本作は早期アクセス版からのセーブデータの引継ぎは行わないという声明を発表している。

理由としては、これまでゲームの様々なブラッシュアップ・改良を重ねた結果、アーリーアクセス版でプレイ可能だったパートにも大きく手を入れる決断をしたためであると語られている。

製品版ではチュートリアルムービーの追加やアイテムの配置変更マップ表示の調整、各演出の見直しなどが行われており、ゲームがより洗練された仕上がりになっているようだ。

ユーザーに不便をかけてしまうということは重々把握しながらも、ただひたすらに“面白いゲーム”“美しいゲーム”を追い求める開発陣の本作にかける想いが伝わってくる声明となっている。

『エンダーマグノリア』はいつから遊べる?

公式Xアカウントからのアナウンスによると、日本時間1月23日0時から配信開始となるようだ。

パッケージ版、ダウンロード版の各エディションの違いは?

パッケージ版はPS4/5、Nintendo Switchで発売され、PCおよびXbox Series X❘S版はダウンロード版のみの発売となる。

またエディションの違いとして、基本的には「通常版」(パッケージ/ダウンロード)と各種特典が付属する「限定版」(パッケージ)の2種類が存在する。

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_005

パッケージ版の特徴として、購入した各ストアごとに「アートカード」「クリアファイル」「パスケース」「タペストリー」など異なるオリジナルグッズが付属する。通常版は税込4378円だ。

限定版では、上記の各種ストア特典にくわえて、「アートブック」「ボーナストラックCD」が付属する。価格は税込1万230円。さらにAmazonやebitenなどの特定のストアでは、限定版にさらに特典が付属する「限定セット」の販売も行われている。

また、現在Steamにて配信されている早期アクセス版は税込1980円で、購入済みであれば自動で製品版に切り替わる。なお製品版のダウンロード版価格は税込3278円となっている。

また上記のほかにも、特別なパッケージイラストが使用された「国内数量限定版」というものが存在する。こちらはNintendo Switch版、PS5版向けとなり、前作『エンダーリリーズ』の数量限定版と対になるデザインをイメージして制作されているという。しかし残念ながら、記事執筆時点では各ストアにて完売となっているようだ。

『エンダーマグノリア』製品版がいよいよ明日発売_006

YouTubeなど各種配信サイトに動画投稿・配信はできる?

『エンダーマグノリア』では、すべての区間で配信が許可されている。個人・非営利目的のブログ・ホームページ・およびSNS、各種動画サイトにて利用することが可能だ。

注意点として、プレイ動画の有料公開や販売、入場料を受け取るイベントでの上映・配信などの商用・営利目的での利用、ならびにメンバーシップ限定などの有料会員登録者のみ閲覧可能なプレイ動画の投稿や配信については禁止されている。

さらに、配信に際してはサムネイル等や概要欄などの表記で、ストーリーの核心に関わるようなネタバレは控えるような配慮も必要だ。また、エンディングのみの動画投稿なども避けてほしいとされている。

ただし、動画投稿サイトが正式に提供するパートナープログラム、ならびに投げ銭やスーパーチャット等の機能を利用して、動画投稿・配信を収益化することは可能となっている。

PC版『エンダーマグノリア』の必要/推奨スペック表は?

PC版『エンダーマグノリア』の必要動作環境は、Windows 10 64 bit、ハードディスク容量は製品版で約5GBとなっている。詳細は以下のとおり。

■必要動作環境

OS:Windows 10 64 bit

CPU:Dual Core @ 2.50Ghz

メモリ:4GB RAM

GPU:1GB VRAM

DirectX:Version 12

ハードディスク容量:約5GB以上

■推奨動作環境

OS:Windows 10 64 bit

CPU:Quad Core @ 3.00Ghz

メモリ:8GB RAM

GPU:2GB VRAM

DirectX:Version 12

ハードディスク容量:約5GB以上


いよいよ明日1月23日に発売する注目の新作『エンダーマグノリア』。早期アクセス版を遊んでいた方や、これから本作をプレイする方のどちらも楽しめる内容となっているので、製品版がリリースされたらぜひ遊んでみてはいかがだろうか。

ライター
気になったゲームは古今問わず遊ばずにはいられない性格。シリーズ物も大好き。 中学生の時に東方Projectに触れてからゲーム音楽へ目覚め、アトリエシリーズと出会い覚醒。普段聴く音楽が9割ゲーム関連となってしまった。 幅広いジャンルのゲームを遊びながら、まだ見ぬゲーム音楽との出会いを求めて日夜探求し続けている。

本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合がございます

新着記事

新着記事

ピックアップ

連載・特集一覧

カテゴリ

その他

若ゲのいたり

カテゴリーピックアップ