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なぜ『七つの大罪』のゲーム(グラクロ)は、こんなに “続けやすい” のだろう。世界累計売上1600億円のゲームは仕事や家事の合間など「スマホを確認する動作の延長」で生活に馴染んでいた

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世界累計売上1,600億円。累計ダウンロード数7,777万。もはや国家規模のプロジェクトのようなスケールであるスマホゲーム『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』(以下、グラクロ)。

これまでに過去2回、この規格外の人気を探るべく本作の調査記事を書かせていただきさまざまな発見があったのですが、まだまだ他にも人気の秘密があるはずとプレイを続けていたところ、ふとある数字が目につきました。

記事を書くとはいえ、気がついたら1ヵ月半も連続ログインしている!

まめな方からすると「そんなの別に普通だろ」と思われるかもしれませんが、筆者は超が付くほどのズボラ人間なうえに忘れっぽさも兼ね備えてしまっているため、「毎日継続」という行為に対するハードルがものすごく高いのです。

以前、とあるスマホゲームにドハマりしていたときでさえ連続ログインはちょくちょく途切れていたし、日課にすべく始めた筋トレにいたっては2日しか続きませんでした。

だって言い訳じゃないけど、1日って短すぎませんか??

生きるために必要なことをしていたら一瞬で終わってしまううえ「睡眠」という半強制ログアウト機能まであるのに、その一瞬の中にそれ以外のなにかを組み込んで、さらにそれを毎日欠かさず行ってはじめて「毎日継続」が成立するとか無理に決まってるだろ馬鹿野郎!!!!!

いきなり取り乱してすみません。要するになにが言いたいかというと、こんな怠惰と忘れっぽさを混ぜて具現化したような筆者が「1か月半ものあいだ毎日継続している」こと自体がかなりの異常事態ということです。

なぜこのゲームがこんなに “続けやすい” のだろうか。今回の調査では、その理由について実体験をもとに掘り下げてみたいと思います。

文/退屈健
編集/柳本マリエ

※この記事は『七つの大罪 ~光と闇の交戦(グランドクロス)~』の魅力をもっと知ってもらいたいネットマーブルさんと電ファミ編集部のタイアップ企画です。


縦画面プレイだから生活のあらゆるシーンに『グラクロ』が自然に溶け込んでいく

『グラクロ』をプレイした当初にまず感じたことは、「このゲームって縦画面でプレイするんだ」という点。というのも、なんとなくの印象なのですが、こういった本格派RPG!みたいなスマホゲームは横画面で遊ぶイメージだったからです。

個人的にスマホゲームを起動するうえでのハードルの低さに繋がるのが「縦画面によるプレイ」という要素だったので、その時点で本作は筆者の性質にピッタリでした。

横画面で遊ぶゲームももちろん魅力的ではあるのですが、スマホを横持ちするとなるとなんとなく無意識に「さあゲームを遊ぶぞ!」と腰を据えてプレイしなければいけないような感覚になるため、なにかの合間に起動というのは少し難しかったりします。

一方で縦画面でプレイできるということはすなわち「片手で持ってプレイ可能」ということなので、ちょっと休憩するか~といったときに「片手はコーヒーで片手でグラクロ」であったり、電車での移動中に「片手は吊り革を持って片手でグラクロ」、などといった感じで生活の隙間に組み込みやすいんですよね。「スマホを確認する」という動作の延長線上にあるのがデカい

おかげで、わざわざ「ゲーム用の時間」を切り出さなくても、気づけば生活のあらゆるシーンに『グラクロ』が自然に溶け込むようになっていました。

「すぐに移動」で自動誘導してくれる親切設計によりズボラ人間もサクサク進行可能

とはいえ本作は本格派RPGなので、「そんな片手間にやっていたらゲームをまともに進行させられないだろ」と思われるかもしれません。

実際、筆者はこれまで腰を据えてじっくりRPGを遊んでいても「あれ?次の目的地どこだっけ?」「今ってなにをすればいいの?」「ここどこ?」といったアホの子状態に陥ることが多々ありました。

『グラクロ』においてもメインストーリーを進行する際に同様の混乱状態になってしまうことがあるのですが、本作にはそんな筆者にピッタリな「すぐに移動」という機能があります。

クエストを確認する画面から「すぐに移動」をタップすると、キャラが自動で次に行くべきマップに移動してくれて、さらにはそのまま自動で爆走して目的地へと連れて行ってくれます。

怠惰かつ忘れっぽいという、RPGに不向きとしか思えないような属性の筆者にとってこの機能はまさに救済措置! さらに戦闘自体もオート戦闘を選択すれば自動で戦ってくれるので、極端な話「ああ疲れたもうなにもしたくない」という極限状態であっても難なく進行することができるのです。

制作陣の中に筆者と同じタイプの人間(理解者)がいるんじゃないかと思ってしまうくらいズボラに優しいぞこのゲーム……!!

じっくり隅々まで探索しながらストーリーを進めるのももちろんいいのですが、生活の隙間でこの重厚な本格ファンタジーRPGを手軽に楽しめるという選択肢もあるのがうれしい。レンジで冷凍食品を温めてるあいだに1話分だけストーリー進めようかな、みたいなのができちゃうんですよ。しかも片手で。

ちなみに、一度観たムービーはいつでも自由に見返すことが可能なので、片手間プレイによってストーリーの流れがわからなくなっても安心です。

「なんとなくやれること」が豊富すぎてついなんとなく起動したくなる

ちょっとした隙間時間であっても本作を起動したくなる理由として、ストーリーや対戦を楽しみたいのももちろんですが、「短時間でも手をつけられるコンテンツが豊富に用意されている」という点が個人的に大きいです。

要するに「なんとなくゲームを起動」という温度感に沿ったような選択肢が多い、といった感じ。

たとえば、ストーリーを進めたり対人戦を行うような気分ではなかった日にゲームを起動してやったことがこちら。

拠点である酒場のテーブル掃除と、お客さんへのビールの提供。

以上。

タイトルに『光と闇の交戦(グランドクロス)』とあるのに、この日のプレイ内容に関しては光も闇もグランドクロスもいっさいなく、もはやただの居酒屋バイトのゲーム。

とはいえ無駄な雑務をいたずらにこなしていたのではなく、このようなちょっとした行動にも基本的にはそれぞれ報酬があるため、「今日はこれだけでいいや〜」とプレイしてもなにかしらもらえます。

ちなみに上記の雑務でいうとメリオダスの「愛情度」という数値が上がり、一定数溜まるとゲーム内通貨であるダイヤがもらえるといった感じ。

そして特筆すべきは、先述した通りその「なんとなくやれること」の多さ。酒場に限った話でも、店内の人たちと雑談してみるもよし、

料理を作るもよし、店内の模様替えをするもよし。

筆者はもともと癒しを求めてスローライフ系のゲームを好んでやる傾向があるのですが、『グラクロ』にもこのようなスローライフゲームっぽい側面があるので、その点も個人的に「毎日継続」を難なくできるポイント。ゲームを起動するうえで「さあやるぞ!」と構える必要がないハードルの低さがうれしいですね。

連続ログインしているうちの5日分くらいは、ただ酒場で「今日はなにしようかな〜」とダラダラ掃除したり雑談するだけの無能店員で終わった気がします。でもゲーム進行に必要のない、どうでもいいことができるのってなんか楽しいですよね。

ちなみに筆者がゲーム内外問わず引きこもり気質なせいで酒場に関して深掘りして「拠点でまったりできるの最高だぜ!!」などと言っておりますが、当然ながら酒場の外に出た方がやれることは断然多いです(当たり前)。

腰を据えて重厚なストーリーを堪能するもよし、最強を目指して鍛錬するもよし、拠点でダラダラして満足するもよし、忙しい日はオート周回によるほったらかしの素材集めをするもよし。
この選択の幅がどんな生活にもフィットして、本作の継続のしやすさにも繋がっているように感じました。

それと、いやらしい話で恐縮ですが、やはりログインしたくなる理由として外せないのが「なんかいろいろもらえるから」。前回の記事でも書いた通り、本作ではログインボーナスはもちろんのこと、なにかにつけて報酬がもらえます。

どのくらいもらえるのかというと、ここまで無課金でプレイを続けている筆者が、ゲーム内通貨であるダイヤを「もらった分だけで1000個以上」貯めてしまうほど。

これだけ見ると「ダイヤを絶対に使わないウルトラケチ野郎」のように見えるかもしれませんが、これでも我慢できずに消費してイベントガチャを引いてみたり、倉庫の拡張で費やしたり、酒場の模様替えにも使ってみたり、ちょくちょく使っているんです。ただもらえるペースが余裕で上回る。配りすぎだよ運営さん!!もらうけど!!!

ダイヤだけではなくガチャを無償で引くことができる「ガチャチケット」も報酬に含まれるので、筆者のような欲にまみれた人間はそれだけでもログインしたくなります。そんな感じで毎日継続していた甲斐あって、ガチャチケットもご覧の通り大量に貯まりました。

貯めた分を課金勢気分で一気に解放するのがまた気持ちいい!

URキャラを大量にゲット!

やはりこれだけの回数を引けるとレア度の高いキャラも手に入れることができますね。
こういうことはあまり大きな声で言うべきではないのかもしれませんが、やっぱりスマホゲーのガチャをブン回していいキャラが引けた瞬間って最高に快感だなあ(ガンギマリ)

こうして『グラクロ』をプレイすることが生活の中にごく自然に組み込まれることになったわけですが、そもそもみんなが筆者のように酒場でのまったりスローライフみたいな妙な遊び方をしていたら世界累計売上1,600億円みたいな数字にはならないはず……(当たり前)!

そんなわけでその先にある奥深いゲーム性にさらに迫るべく、引き続きこの怪物タイトルの調査を続けていきたいと思います。

ライター
『どうぶつの森』シリーズや『Minecraft』など架空世界を創造できるゲームを好んでプレイして現実逃避しがちな年中金欠絵描き。 ライブドアブログ『底辺絵描き・退屈健の毎日カツカツ生活』で絵日記更新中。
Twitter:@sentakubasami1
編集
幼少期からホラーゲームが好き。RPGは登場人物への感情移入が激しく的外れな考察をしがちで、レベル上げも怠るため終盤に苦しくなるタイプ。自著『デブからの脱却』(KADOKAWA)発売中
Twitter:@MarieYanamoto

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