WB GamesとNianticは、iOSとAndoroid向けAR位置情報ゲーム『ハリー・ポッター: 魔法同盟』のサービスを6月21日に開始することを発表した。日本でのサービス開始日時は未定。Google Playでは事前登録が以前より続いている。
「ハリー・ポッター:魔法同盟」今週金曜日、6月21日から、アメリカ、イギリスを皮切りに順次全世界へ向けてローンチされていきます。日本公開は情報をお待ちください。プロモーション動画も公開されました。ぜひご覧いただけたら! #魔法同盟 https://t.co/2PkifGlMty
— Masa Kawashima (@mask303) June 19, 2019
『ハリー・ポッター: 魔法同盟』は『Pokémon GO』のNianticが開発に参加しているAR(拡張現実)機能を使った位置情報ゲームだ。J.K.ローリング氏の『ハリー・ポッター魔法ワールド』シリーズを題材にしている。
魔法界で発生した大災厄により、マグル界(※非魔法使いの普通の人間の世界)では「ファウンダブル」という現象が発生するようになり、魔法界の道具、魔法生物、魔法界の人々、そして記憶が奇妙な形で出現している。プレイヤーはこの大災厄の謎を調査して阻止する機密保持法特別部隊の隊員として、世界中の魔法使いと協力しながらファウンダブルを回収し、マグルの目から魔法の存在を遠ざけなければならない。
ゲームを始めると地図上に魔法の痕跡が表示される。魔法の痕跡は公園、記念碑、公的施設といった現実世界のランドマークとなる場所に多く出現する傾向にある。プレイヤーは実際に魔法の痕跡が表示される場所まで移動し、さまざまな呪文を使って魔法の痕跡を魔法界へと戻す。魔法の痕跡を魔法界へと返すことで特別な報酬を受け取れる。ただし呪文を使用すると呪文エネルギーを消費するため、回復させるにはマグル界の宿屋で食料と水を手に入れる必要がある。
探索中にはプレイヤーを助ける魔法薬の材料が見つかることがある。マップに現れる材料は、天候や時間、環境、さらに特別に設置された温室といった周囲の状況で変化する。また、「かばん」では原作でも登場した移動キーを解除できる。移動キーを使えば魔法界の特定の場所へと瞬間移動でき、オリバンダーの店のような原作でもおなじみの場所を360度ARで楽しむことができる。
マップの各地に表示される要塞では、死喰い人や吸魂鬼といった危険な敵と戦うリアルタイムマルチプレイヤーバトル「魔法使いチャレンジ」が楽しめる。強力な敵が相手になるが、フレンドと協力して戦うことができる。高レベルの敵からは珍しいアイテムが手に入る。
さまざまな職業の中から専門としたいものを選択し、魔法使いとしての能力を高めるプレイヤーの成長要素もある。闇払い、魔法動物学者、教授にはそれぞれ固有のスキルとアビリティがあり、特に魔法使いチャレンジで役立つ。
https://twitter.com/HPMahouDoumei/status/1139366852180660224
7月2日には都内で『ハリー・ポッター: 魔法同盟』のプレスイベントが行われる。プレスだけでなく一般からも15組30名の招待枠が用意されている。6月20日23時59分までに上記のアカウントをフォロー、ツイートをリツイートして応募してほしい。映画『ハリー・ポッター』シリーズで主人公ハリー・ポッターの声を担当した小野賢章氏がゲストとして登場予定だ。
ライター/古嶋誉幸