みなさまこんばんは、黒木ほの香です。
イルミネーションの輝きが嬉しい今日この頃。
ただ、師走の激務に追われた日の帰り道には、刺激が強いような気もします。大人は我儘ですね。
今ほど寒くなる前の、あれは…そう、十月の終わりくらいだったでしょうか。
現場が終わって、お友達と駅まで歩いていた時。
大きな脚立を使い、枯れ木に電飾を巻き付けている作業員の方を目にしました。
二人で「誰からの依頼でイルミネーションを作っているのかなぁ」と話し合いながら、作業員さんに感謝したのを覚えています。
(ちなみに、誰の依頼なのかという疑問は、今の今まで解決していません。)
ショッピングモールなんかも、赤と緑で装飾されていたり、館内の音楽がシャンシャンとしていたり。クリスマスの気配がいたるところにいて楽しいですね。
わたしも、十二月の後半で街に流れ出す空気が好きです。
クリスマスが楽しみというよりは、その後にやってくるお正月のぐーたら感が大好きなのと、外で見かける子供たちがとてもウキウキで可愛いのが好きなところです。
とは言いつつ、お家のすみっこにクリスマスコーナーを作ってみました。
去年と同じものではありますが、Francfrancで買ったミニツリーをちょこんと。可愛くってお気に入りです。
右後ろに見えるのは、SSRほのけの100回記念放送で丸岡和佳奈ちゃんがくれたお花のブーケです。ありがとう、わかちゃん。
さぁそんなワクワクムードな十二月のエッセイは、ズバリ『2024年の思い出を振り返っちゃおう』をテーマとさせていただきます!
めちゃくちゃ普通だよね、わかります。
まぁお付き合い下さいな。
〜 写真集発売記念イベントをしていた一月 〜
なんか知らないけど、歯医者に二回行ってる日があります。
午前に一回、午後に一回。この日に何があったんでしょうか。
全く覚えていません。
写真フォルダを遡ったところ、このようなものがでてきました。
詰め物が取れたようですね。というかなんで写真撮ってあるんだろう。
わけがわからん。
柔らかチャーシューを食べていたら歯が取れた日かもしれませんが、それはもっと巨大な被せ物が取れた記憶があるので、また別の日なんでしょうね。
人生初のドラム式洗濯機を買ったのも一月です。
フル活用しているからか、三ヶ月に一度、排水ホースがズレて防水パンが水浸しになります。
困りものです。
でも、洗濯がめちゃくちゃ楽になりました。
わたしの人生のターニングポイントは間違いなくここです。
あと、エッセイの打ち合わせもありましたね。懐かしいです。初の執筆ということで「何かヒントになれば」と編集さんが何冊もエッセイ本を貸してくれましたが、読み終えたのは一冊だけです。ごめんなさい。
〜 オーディションで大スベリした二月 〜
ミニトマトの串焼きを食べて、上顎をベロンベロンにしました。
わたしは焼いたミニトマトがとっても大好きで、一時期はLINEのアイコンにしていたくらいなのですが、食べるといつも火傷をします。
上顎と引き換えにミニトマトを味わうと、犠牲が伴っているからかより美味しく感じます。よい子は真似しないように。
スケジュールアプリを見ると、粗大ゴミを申し込んだり、IKEAの家具を受け取ったりしているので、このあたりは部屋の模様替えにハマっていますね。
間接照明を導入して女性声優をおびき寄せようとしたのもこの時期。でも、結局誰も来ていません。
他に何かないかなって思って写真フォルダをスクロールしていたら、うたた寝をしているHみんの写真が目に飛び込んできました。二月のわたし、でかした!
〜 なんかめちゃくちゃ忙しかった三月 〜
ライブが三本あったり、ナレーション収録で大阪に向かったりと、稼働がたくさんあった月のようでした。
でもちゃっかり女性声優とも遊んでいました。我ながら隅におけないぜ、全く。
それとは別の日に、あまり行かないオシャレタウンでお昼ご飯を食べたんですが、そこのお店の壁にかかっていたバイト募集の黒板がヘンテコだったんですよね。
『給与は雀の涙。業務内容は料理に接客、店長のおもりまで。アーン?交通費だぁ?走ってこーい!』みたいなことが書いてあって、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ怖かったです。
ペペロンチーノがめちゃくちゃ美味しかったので、また行きたいと思ってはいる。
番組の周年記念でキットカットのパーティーボックスみたいなものをいただいたのも三月でした。七十枚入り。
「いくら好きやからって一人で食えるかい!」と思わず関西弁でツッこんだんですが、いつの間にか食べ切っていましたね。もちろん肌は荒れました。
〜 新たな仕事が始まった四月 〜
冬の終わりから春にかけて、ネイルサロンに行くのにハマっていました。
ただわたしはネイルの写真をあまり撮らないので、お見せすることは叶わないのですが…。
ふらっと香川に行ったのも懐かしい思い出です。そういえば、ヲタクみたいなオレンジジュース、香川にもありました。
あとなんか、メイドになりました。ファンからの熱い声に応えるところ、我ながら長所です。
〜 いろんな場所で楽しんだ五月 〜
韓国に行った際、現地のメイクさんにヘアメイクをしてもらったのですが、気付いたら縦ロールツインテールになっていました。
韓国のヘアメイクさんは、髪型をやる人とメイクをする人で担当が分かれています。
メイク担当のお姉さんに向かって
「トゥワイス、チュセヨ〜!キヨウォ、お願いします!」と伝えたら、曖昧な笑みが返ってきたよ。初対面の方を困らせるなわたし。
パッションだけの会話でも何かを受け取ってくれたのか、ダイナミックな手さばきでファンデーションを塗ってくれます。
迷いがなくどんどん進んでいくので、あっという間に完成したんですよ!
つけまつ毛をつけるのもとってもお上手で、感動の連続でした。
(可愛いうさぎがいたので撮ってもらいました)
あとは、一人で映画館に映画を観に行きました。
お休みの日にわざわざ外に出ることはあまりないんですが『ミッシング』という作品がとても良かったというのを聞いて、ふらりと。
噂に違わず、素晴らしかったです。
〜 耐え抜いた六月 〜
推しメンが卒業した六月。コロナになりました。悲しみは続く…。
(韓国でしてもらった縦ロールツインテールに可能性を感じたので、ここでも)
でも、素敵な対バンに呼んでいただいたり、密かに愛を募らせている女性声優の一人、洲崎綾さんの番組に出演させていただいたりと、楽しい時間も確かにありました。
イベントついでに実家にも帰りました。
過去回のエッセイで大阪でのお話を書いているので、気になる方はバックナンバーを漁ってみて下さい。
その時に、実家で前髪を切りました。幼稚園生の時、このハサミで父に髪を切ってもらっていたし、中学生になってからは、自分で前髪を切るのに使っていた愛着のあるハサミ。久しぶりに使って、いろんな思い出が蘇ったなぁ。ほっこり。
小さなことではありますが、ラ王の袋麺の美味しさに気付いたのもしあわせでしたね。
炒めた野菜ミックスと冷凍の小エビをトッピングして、胡椒をこれでもかとふりかけるのがオススメです。
〜 暑さにへばっていた七月 〜
ほどよく自分時間も取れた夏。カメラロールを見たところ、ぽつぽつと自炊をしていたみたいです。
わたしは炊飯器を持っていないのでレンチンご飯を活用しています。お茶碗に移し替えずに食べることがほとんどなのですが、半量しか食べない時はしょうがなくお茶碗に入れるんですよ。
そしたらこれです。なんだか嬉しくなりました。
ちいさな双子ちゃんの中にハートが見えませんか?とっても可愛くって、きゅんとしました。
〜 池袋でナンパされた八月 〜
髪の毛が伸びてきて、乾かすのにかかる時間も伸びてきたので、少しでも楽になればと高性能のドライヤーを買いました。
いろんなメイクさんに相談して、持ち運びにも良さそうなコンパクトサイズの物に。毎日快適です。
先代のドライヤーもまだ使えるので、兄に「いる?」と写真付きで連絡したら「欲しい」と返信が届いたので、タイミングよく東京に来ていた母に運び屋をしてもらいました。
(サイズ感を伝えようとしている写真 たべっ子水族館ってめちゃくちゃ美味しいですよね)
うちの母は東京に来た時、兄の家とわたしの家の両方に泊まるのです。
わたしはまだしも、兄が嫌がらないのが不思議だなぁと、正直毎回思っています。
空き時間にお散歩していたら、わたしが大好きな作品である『神風怪盗ジャンヌ』のガチャガチャがあったので、推しが出るまで回しました。
その昔、フィン・フィッシュというキャラクターのなりきりチャットをするくらい好きだったので、ゲットできて嬉しいです。
推しが出たし帰ろうとしたのですが、ふと「フィンのとなりにはアクセスがいて欲しいな…」とオタク的思考になって、アクセスが出るまで粘ったのもいい思い出。
実は以前、フィンの声優である西原久美子さんにお会いしたことがあるのですが、緊張のあまり何も話せませんでした。…わたしは、弱い。
〜 緊張が続いた九月 〜
アニサマにテレビ収録と、心臓がバクバクな仕事が上旬にいくつかありました。
NHKの食堂で頼んだ、並盛のかけうどん。二十分かけても食べきれなかったんです。それくらい緊張したテレビ収録。
一生懸命喋ったコメントは全カットされていた、と放送を見たファンの方(現地観覧にもいた方)から聞きました。くぅ〜、無念!
あとは、誰が主催とは言わないですが、ビンゴ大会に参加させていただくことが多かったのも印象深いですね。そういえば、最近は誘われないな…。
彼女の中のビンゴブームは過ぎ去ったのだろうか。
そういえば、十一月にお呼ばれした学祭の資料作成のために、またもや実家に訪れていました。
クローゼットの奥から事前に出しておいてもらったアルバムをめくりまくりました。
これはそのおすそ分けです。ぷりーん。
〜 カビちゃんと生放送に出た十月 〜
「ご一緒したいなって、ずっと思ってたんです」と初めましてのスタッフさんに言われたり。
収録ブースの中に笑顔が咲いていてほっこりしたり。
じんわ〜り嬉しいなぁ、ということに何度か遭遇しました。
誕生月ということもあり、たくさんの方にお祝いしてもらったり、感謝されたり褒められたりして、とにかく幸せいっぱいな一ヶ月でございました…!
それもこれも「誕生日当日に生配信がしたい」というわがままを叶えてもらったのが大きいかもしれません。
当日にコメントをくれたみなさま、改めてありがとうございます!
新たなプチ挑戦として、髪色をガラッと変えたのも誕生日のタイミングでしたね。ケアは大変ですが、ヘアカラーが明るいと気分も上がって、とても良いものです。
〜 精神乱るる十一月 〜
寒暖差の影響なのか、せっかくのイメチェン効果もすぐに切れてしまいました。気持ちのアップダウンに振り回されつつも、毎日を必死にやり過ごしましたね。
澱む心はどうしようもなくて、せめて家の空気を綺麗にしようと、エアコンの清掃を業者さんに依頼しました。
バケツに溜まっていく墨汁のように濃い色の汚れた水を見て、ちょっとだけスッキリしたなぁ。
値段は高かったですが、やってもらってよかったです。他には…。
とある現場終わりに旅行好きのスタッフさんの話を聞いて、わたしもどこか行きたいな、母と旅に出る計画を立てたいなと思い至り、すぐさまトーク画面を開いて「どっか行きたいところある?休み取るで」と聞きました。
爆速既読・もたもた返信(←おかんあるある)の母からは「小笠原諸島」とのメッセージが。
地理に弱いわたしは小笠原諸島がどこか分からなかったので、マップアプリに入力してみたら離島が出てきて困り果てたよ…。
スタッフさんによると、一週間に一本しか船が出ないとかなんとか。
つまり、かの島に行ったら、七日間は滞在しなきゃいけないということか…?
な、なのかかん…?七日間も休めるかぁ!
この九年間、娘の仕事をよく理解してくれている母だと思っていたけど、とんだ勘違いだったようです。
〜 これぞ師走な十二月 〜
ラストライブに向けてのレッスンやら撮影やらで大忙しです。
そんな中でもどうしても遊びたいわたしは、スケジュールを何度も確認しながら、OW2やポケポケで遊んだりする日を設けています。息抜きは大切ですからね!
そういえば、新弾カードパックからセレビィexが二枚出ました。今年に思い残すことはありません。
少し早いですが、メリークリスマス!
黒木の2024年はこんな感じで過ぎて行きました。
今年もがんばったぜなぁ!来年はどんな年になるでしょうか。とても楽しみです。
取り急ぎの目標としては、年始はいっぱい寝たいなと思っています。
ということで、かなり早いですが、おやすみなさい!
編集:川野優希
企画協力:スターダストプロモーション