Good 8 Squad:インタビュー
──Good 8 Squadの皆さん、グランドファイナルへの進出おめでとうございます。それでは、今日のプレイオフを振り返っての感想からお聞かせいただけますでしょうか。
ガチくん選手:
そうですね、SS熊本が来ても、IBUSHIGINが来ても戦えるように準備はしていましたし、各々がそれぞれのキツいところを補いあえるように練習できていたので、僕自身も勝つことができました。本当にチームに感謝ですね。
カワノ選手:
相手がすでに試合を経てあったまっている状態、対してこちらは待機時間もあってという具合だったので、そこが不安と言えば不安でした。でも、チームメンバー全員がちゃんとほぐれた動きで戦えていたので良かったですね。
ぷげら選手:
プレイオフ進出が決まってから、それぞれが抱えていた課題を解消して今日に臨めたのが、勝利につながった理由なのかなと思います。
YHC-餅選手:
個人的には1試合に出て0勝1敗なんですけれども、チームとして他のみんなが頑張ってくれて勝利できたので何よりでした。内容も良かったですし、みんなが練習してきたことが十二分に発揮できたのではないかなと。勝てて嬉しいです。
──続けて、SFL全体をかえりみての感想をお聞かせください。
ガチくん選手:
餅さん(YHC-餅選手)が入ったことで、餅さんに担当してもらえるキャラクターについては頑張ってもらおうという方針があって。その分、他の3人は違うキャラクターの対策に専念できるところもあり、餅さんには本当に助けられました。
DIVISIONごとにキャラクターの偏りもあったんですけど、ちゃんと偏ったキャラクターに対しての勝率をあげようという取り組みをしていて、それが実ったという感じですね。
カワノ選手:
最近よく思うんですが、このG8Sというチームは自由にやらせてくれるのが良いですね。今回でも、自分の「エドがキツいので、エド担当します」っていう訳の分からない主張を受け入れてくれたりとか。そういうやり方を容認してくれるのが、自分に向いているのかなと。
ぷげら選手:
今年は個人的にキャラクターを絞ろうと思っていて、本節中はベガ一本でやっていたんですけど、いろいろ考えが巡ることがあって。それでプレイオフ進出が決まった後に自分の考えを伝えてみたら、「いいんじゃない」という感じになりました。カワノが言っていた自由な風潮っていうのはこういうことなのかなと思います。
もちろん、その裏には必死にやるとか、相応の仕上がりにするとか、結果を出すとか……そういう信頼があってのことだとは思うんですけど。それでも「いいんじゃない」という風に受け入れてもらえて、柔軟にいろんなことを考えられたのが、強豪と戦うための準備として自分にとって合っていたのかなと感じました。
YHC-餅選手:
自分は今回、傭兵枠としてG8Sに入れていただいたわけですが、はじめから担当キャラみたいなものは割と決めたところがありましたね。自分自身としても、ある程度の勝ち星をあげることができたので、辛うじて責務は果たせたのかなと思います。
本節は1位で通過しつつ、プレイオフも勝てましたし。チームとしてのバランスも良く、みんな強くて結果も出せているので、非常に満足していますね。
──ガチくん選手とぷげら選手におもにお聞きしたいのですが、プレイオフ前に行われたバランス調整の影響はどのくらいあったのでしょうか? 特にぷげら選手は、大将戦でジュリを出すという動きもあったわけですが。
ガチくん選手:
プレイオフにいたキャラクターだと、エドは調整の影響が大きかったのかなと思います。が、結局のところ使い手が強くてカバーしてくるので、それほど感じることはありませんでしたね。むしろ、こちら側の攻略がすごく伸びたという風に捉えているので、個人的には調整に極端な影響を受けたとは感じていません。
ぷげら選手:
自キャラのベガについて言えば少しマイルドになった部分はありますが、プレイフィールはあまり変わらない調整だったと思います。キャラクターの強さって結局は相対的なものなので、特定の組み合わせなら以前よりやりやすくなったと思うところもありますし、逆に難しくなった組み合わせもあったりします。
それで今回、「いい機会だし、少し時間もあるから」と思い、プレイオフにいる相手を中心に検討してみたりしました。そういう意味では、より自由度の高い攻略を考えるにあたって、バランス調整がいいきっかけになったと思います。
──ぷげら選手にうかがいたいのですが、今回のプレイオフでは本節のメインキャラクターではなかったジュリを、アウェイの大将で出されましたよね。ホームであれば得意キャラに被せる、というので分かりやすいのですが、アウェイでの登場にはどんな意図があったのでしょうか。
ぷげら選手:
オーダーに関して言えば、チームの勝率が高くなることだけを考えて組んでいます。「ジュリなら大将戦の3先(BO5)の方が良い」と考えたのがひとつ、あとは嫌な流れになったときにベガに変えても、残りの試合数が多いというのも踏まえ、アウェイで受ける側として強いかなとも思いました。
──ちなみに、IBUSHIGINが上がってきたとしてもジュリを出していましたか?
ぷげら選手:
はい。IBUSHIGINが相手でもめちゃめちゃジュリを使ってましたね。
カワノ選手:
逆に誰相手ならベガだったんですか。
ぷげら選手:
え、知らなかったの?
カワノ選手:
知らなかった、自由だから。でもグランドファイナルあるから、言わない方が良いか。
ぷげら選手:
まぁ、ジュリで「マズい」ってなったときにベガってのはありますよね。
──さて、プレイオフが終わってひと段落というところだと思いますが、いま皆さんがやりたいことはありますか?
ガチくん選手:
えー……ちょっと休みたいですね。
──(笑)。
ガチくん選手:
休みたいと言いつつ、実はここ2週間くらいの試合数はそこまで多くないと思うんですけどね。意見交換したりする時間の方が長かったので。
まぁちょうどクリスマスですし、家族でのほほんとしようかなと。
カワノ選手:
自分は休むんですけど……実は最近ちょっと練習が楽しくて。『スト6』はうまくなるのがすごく難しいゲームだと思っているんですけど、最近「練習は噓をつかない」じゃないんですが、ためになっていると感じることがあって。もうちょっといろいろ工夫しながら取り組んでいこうかと思います。
ぷげら選手:
自分もカワノと同じで、割とすぐに練習したいなという感じです。明日にグランドファイナルでの対戦相手が決まるから、というわけでもなくて。最近、伸ばしどころを見つけることがあって、シンプルに練習自体が楽しかったんですよね。
試合後のインタビューで「自信が付ききっていたわけではなかった」というお話をしたんですけど、それは詰められる部分がまだ残っているからであって。それがなくなるまで、しっかりやりたいと思っています。
YHC-餅選手:
たまには他のゲームをやろうかな、と思いつつ……結局『スト6』をしてしまいそうな気がしています。『スト6』自体が面白くできているので、「練習だから」とか、「大会だから」とか以前に、ゲームとして楽しくやっているんですよね。だから勝手にやっちゃうんじゃないかなと。
なので多少は休みつつ、のんびりしつつもやり続けるという感じですかね。
──それでは、リーダーのガチくん選手からメンバーの皆さんへコメントをお願いします。
ガチくん選手:
カワノは今回はエド戦を担当してもらって、というのも彼はひとつの組み合わせを詰めたときにすごく強いので。それでチーム的にエド戦が難しいという課題はありつつ、プレイオフにはふ~ど選手やササモ選手といったエド使いがいる。そういう中でちゃんと仕事をしてくれたというのは、すごくありがたかったですね。
──なるほど。
ガチくん選手:
ゆうくん(ぷげら選手)はいろんなキャラが使えて、実際にジュリもピンポイントで刺さりましたし、G8Sの手札の多さを支えてくれていると思います。
そして餅さんには、忙しい中で練習時間を割いてもらって、ちょっと無理をさせてしまっているなと思ってます……。餅さんとSFLで組むのは初めてなんですが、どうしてもSFLで勝ちを目指すとなると、無理を言うことも増えてしまって……すみませんでした。
YHC-餅選手:
いやいやいや(笑)。
──ではカワノ選手から順に、リーダーのガチくん選手に向けてひと言お願いします。
カワノ選手:
本当に……頑張ってくれましたよね。今回も3戦3勝で、こういう人がいると安心できますし。そして勝利以上に、リーダーとしての役割を果たしてくれていると思います。
ガチくん選手:
ありがとうございます(笑)。
──続いてぷげら選手からも、ガチくん選手にひと言お願いできますか?
ぷげら選手:
えーっと……練習しすぎじゃない?(笑)
ガチくん選手:
最近はそんなにしてなかったよ。
ぷげら選手:
傍から見てると怖いくらいやっているから、早く違うことして休んで欲しい。なんですけど、こうも勝たれると正義だからね(笑)。
一番頼れる大黒柱なので、グランドファイナルも頼りにしてます。
YHC-餅選手:
今日の試合を観ていても、ミスがなくて。あれだけレベルの高いことをミスなくやるって、そうそうできることじゃないから、本当にすごいなと思ってます。「安心して観ていられる」って言葉が出てくるくらい安定感があるので、チームメイトとして本当に頼れる存在ですね。引き続き、引っ張っていって欲しいです。以上です!
──はい、ありがとうございました。あらためて、グランドファイナル進出、おめでとうございます。本日は本当にお疲れ様でした。