みなさん2024年はゲーム楽しめましたか?
『メタファー:リファンタジオ』、『HELLDIVERS 2』などの大作ほか、『Balatro』や『バックパック・バトル』などのリプレイ性の高いゲームの数々。筆者は遊びたくても時間がなくて遊べないゲームがたくさんありました。
そして、弊誌・電ファミニコゲーマーでも今年は数々のゲームが話題になりましたね。数えてみると少なく見積もっても1000RPを超えたゲームタイトルは150以上ありそうです。
本稿では、そんなバズった作品の中から今年に正式リリース・発売されたSteamの作品を80タイトルをピックアップしてまとめてみました。どうぞ!
また、Steamでは2025年1月3日午前3時までの期間「ウィンターセール」も開催中。セール対象の作品については以下の記事にて深堀しているので興味があればあわせてチェックしてみてね。
企画・画像 / cookieP
※11月20日以前に電ファミ公式X(旧Twitter)で掲載したタイトルを対象としています。
※画像におけるSNSの数値はすべて12月19日時点のものです。
※本稿にて掲載している各タイトルの紹介文はニュース記事から引用したものです。
アクションゲーム編
妖精さんのにんじん
9人の美少女たちが暮らすシェアハウスに潜む、にんじんが大好きな“妖精さん”を主役にした箱庭ステルスアクション探索ゲーム。プレイヤーが操作する妖精さんは、なぜかひどく少女たちに嫌われており、見つかると銃で攻撃されてしまうという悲しい宿命を背負った存在だ。
なのでプレイヤーは机や本棚などの家具、本やPCといった小物に隠れながら少女たちの目を逃れつつ、大好きなにんじんを探さなくてはならない。
Ruffy and the Riverside
本作はキャラクターを操作して3Dのオープンワールドを探索するアクションゲーム。背景やオブジェクトは3DCGであるのに対し、主人公の「ルフィー」をはじめとするキャラクターは平面的な手描き調の2Dのグラフィックで表現されている。立体と平面を両立させた個性的なビジュアルが見どころだ。
「ルフィー」は「フリップ」と呼ばれる能力を扱うことができる。こちらは「コピー&ペースト」のようなシステムとなっており、マップ上の地形やオブジェクトの性質を切り取り、別の場所に貼り付けることができる。たとえば「溶岩」のオブジェクトをコピーして「氷」の地形にペーストすることでステージの形を変えたり、空に「月」をペーストすることで時間帯を夜にしたりといったことが可能だ。
東方紅夜狂宴 ~Red Empress Devil.
本作は「東方Project」を原作とする、弾幕シューティング系ローグライクアクションゲーム。レミリアの開催する「紅夜狂宴」に招かれた霊夢たちがご褒美を手に入れるため、入るたびに姿を変えるダンジョンと化した紅魔館に挑戦する姿を描く。
「東方Project」の多彩なキャラクターがプレイアブルとなっていることが特徴のひとつで、各キャラクターはそれぞれスキルやショット、ステータスが異なる。
ANIMAL WELL
『ANIMAL WELL』は、台詞の表現を排したビジュアルで謎解きをするメトロイドヴァニア。
入り組んだ迷宮の中を探索して、多くの秘密が散りばめられた、重厚な雰囲気を持つパズルの世界を進んでいく。なにが安全でなにが危険かは、自分の目で見極めつつ、周りの環境やアイテムを巧みに利用して進めていく。
Squirrel with a Gun
その名の通り、様々な銃を操る「リス」が主人公のサンドボックスゲーム。プレイヤーはかわいいモフモフのお騒がせなリスとなり、小さい前足で大きな銃を抱えながら、金のどんぐりを求めて破壊行為と犯罪の知恵を習得する。
作中では、自分の身体より大きい銃の反動を利用したスタイリッシュなアクションや、自慢の鋭い歯と爪を使った近接攻撃を駆使しながら、襲い来る謎の黒服エージェント集団を退けていく。戦うのは人間だけでなく「戦車」などの車両も登場するようで、武器をアップグレードし巧みに切り替えながら12種類の敵を全て倒していこう。
RIPOUT
変異者に占拠された宇宙船内で、ペットの銃と共に敵を倒し、人類の生存者を求めて生き抜くSFホラーFPSゲーム。プレイヤーは敵を倒して戦利品を集め、キャラクターをカスタマイズしていくようだ。また、本作は最大3人のオンライン協力プレイにも対応している。
本作の大きな特徴は、プレイヤーの使用する銃に“生き物”がいることである。公開されている映像では、このペットを敵に向かって飛びかからせて共闘している。他にどんなことを手伝ってくれるのかが気になるところだ。また、ほかにも刀や火炎放射器など、多数の武器を使うことが可能だという。
Bodycam
5対5のチーム デスマッチなどの対人戦闘が楽しめるボディカム視点のFPSゲームだ。プレイヤーはチームメイトと協力しつつ、勝利を目指して戦っていくことになる。
本作最大の特徴と言えばUnreal Engine 5をフルで活用した現実と見違えるほどの美麗なグラフィック。物理演算やフォトリアリズムを最大限に活用することで臨場感あふれるゲーム体験を再現したと言い、音声や移動方法など細部までこだわって制作されているという。
MechWarrior 5: Clans
1989年から続く『MechWarrior』シリーズの最新作。プレイヤーは5機の「メック」で構成された部隊を指揮して、壮大なキャンペーンに挑める。
グラフィックにはUnreal Engineが活用されており、細部まで美麗に描かれた自然環境、剥き出しのまま伝わってくる破壊描写が見られる。「メック」は頭部、胴体、両腕、脚部、肩など全身のパーツをカスタマイズ可能で、戦場に出撃する度にパイロットも成長する。
No More Room in Hell 2
“ゾンビ映画の父”として知られるジョージ・A・ロメロ氏の作品「オブ ザ デッド」シリーズから影響を受けて開発されたハードコアなアクションホラーゲームシリーズの最新作だ。
本作ではゲーム開始時に各プレイヤーがばらばらの地点でスポーンする点を特徴としており、各プレイヤーは探索で見つけたありあわせの武器を手に合流を目指し、徐々に難しくなっていく目標の達成を目指す。
九魂の久遠
冥界で目覚めたネコ「クオン」が飼い主の元に帰るため、冥界を旅する2D横スクロールアクションゲーム。『ブラスターマスター ゼロ』シリーズを手がけた西沢智氏がディレクターを務め、かわいいだけではない“カッコいいネコ”の姿を幻想的な“きりえ”タッチのグラフィックとともに贈る新作だ。
普通のネコであるクオンはか弱く、冥界で立ちはだかる敵の攻撃を受けるとすぐに死んでしまう。しかし動物の魂を取り込んで復活し、さらに新たなスキルを獲得する特殊能力「アニマリヴァイヴ」を発動することによって敵に立ち向かえるようになっていく。