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「今年ものすごい勢いでバズったゲーム」80タイトル。2024年の注目作まとめ

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ホラーゲーム編

電ファミで“今年バズったPCゲーム”80タイトルまとめてみた_007


Rotten Flesh

プレイヤーは自身の犬「ロイ」とはぐれてしまった飼い主を操作し、不気味な下水道で犬を探す。

本作の大きな特徴として、犬を探すためにマイクを使って実際に犬の名前を呼ぶゲーム性が挙げられる。作中でプレイヤーの「ロイ」という声が犬に届いた場合、ロイは飼い主に向かって吠え返し、近くにいることを教えてくれる。

一方で、本作の舞台となる下水道に存在する生物はロイだけでなく、時に奇怪な怪物がプレイヤーの声を聞きつけて襲ってくることもあるとのことなので、プレイヤーは怪物などの脅威から身を守りつつ、愛犬を探さなければならない。


暗示

「非常階段」をひたすら降りていくホラーウォーキングシミュレーターだ。物語の舞台は深夜のビルで、残業を終え帰宅しようとする主人公となり、最上階から非常階段を降りていくこととなる。

ゲームプレイは1人称視点で階段を降りることを中心としたシンプルな設計だが、アンリアルエンジン5を駆使した写実性の高いグラフィックが魅力的だ。画面のアスペクト比はスマートフォン画面のような縦長のプレイ画面となっており、ユニークな映像の表現に注目したい。


失踪 – タケシ、お前の言う通りだった。あの廃村はヤバすぎる。

プレイヤーはタケシとなり、自身の忠告を振り切り失踪した親友「ヒカル」を救出すべく、タケシが訪れた廃村「松沢村」で捜索することとなる。

ゲームプレイは1人称視点でマップを探索していく「アクションアドベンチャー」とされており、廃村内に隠されたヒントを元に謎を解き明かして親友・ヒカルの居所を突き止めることが目的だ。


Zoochosis

『Zoochosis』は「ミュータントと化した動物たち」に焦点をあてたホラーゲームだ。物語の舞台は夜の動物園で、スタッフとして初出勤した主人公は一部の動物が”感染”しミュータントになっていることに気づく。

そこでプレイヤーは初出勤の飼育員として動物と自分自身を守り、ワクチンを作って、動物たちを救うこととなる。


ATTA ~世にも奇妙な間違い探し~

超常現象を専門とし調査する民間団体のメンバーとなり、いわく付きの「デスペルホテル1028号室」に挑む間違い探し形式のホラーゲームだ。開発者の公式X(旧Twitter)アカウントの投稿を参照すると、『8番出口』やネット都市伝説として人気を博す「BackRooms」からの影響を受けているという。

発表にあわせて本作のトレーラーが公開されているが、画面左上には「7時30分」を示す文字が表示され、まるで朝の子供向け番組におけるオープニング楽曲のような愉快な設計になっている。


ESCAPE FROM BOYKISSER

本作は一人称視点で進行する探索型のゲームだ。「「バックルーム」のような閉鎖的で無機質な室内を舞台としている。ステージを探索することによって進行に必要なアイテムの入手や謎解きなどを行い、空間から脱出することに成功すればクリアとなる。


迷宮校舎 | School Labyrinth

多くの怪談や不思議が噂されている学校内で「逢魔が時(おうまがとき)の校舎でロウソクを灯すと、異世界に迷い込む」という怪談を試したプレイヤーたちとなる子供らは気を失い、目覚めると不気味な校舎へ迷い込んでしまう。

『迷宮校舎』は、動く人体模型や謎の侍などの学校の怪談が元となった怪異から逃げ、出口である非常口を目指していく最大4人マルチの協力型アクションホラーゲームだ。


SILENT BREATH

大自然あふれる森林を舞台に過去にこの森に訪れたものの失踪した人たちを探していくボディカム視点のホラーゲームだ。本作最大の特徴として、探索中はマイクが常時ON。森がマイクの音を聞いており、夜は静かにしていないといけないと“死”に一歩近づくという。

また、本作にはあらかじめジャンプスケアが多用されていることがSteamストアページにて公開されており、とにかくプレイヤーを叫ばせる要素がふんだんに含まれるようだ。なお、本作で叫んでしまったり「脅威」に捕まってしまうとまた1からゲームがスタート。オープンワールドで展開されるマップからランダムな場所にスポーンし、探索対象の迷子の人の位置も変更されてしまうようだ。


Content Warning

ふたりから4人でのオンライン協力プレイが可能なホラーゲームだ。プレイヤーは架空の動画投稿サイト・SpookTubeで有名になるべく、ダイビングスーツを着て「Old World」と呼ばれる世界に挑み、バズる映像を撮影していくこととなる。

いっぽう、「Old World」には物理演算を使用した恐ろしいモンスターや呪われた「relic」といったアーティファクトが登場し、プレイヤーの行く手を阻む。

さらに、各プレイヤーが着用するダイビングスーツには酸素の貯蔵量が決まっており、カメラのバッテリーも徐々に減少する。リソースを管理しながら身を守り、バズる動画を撮影する必要がありそうだ。


Security: The Horrible Nights

夜の病院で働く警備員として従事していくホラーゲームだ。プレイヤーは院内で問題が起きたら、それらの解決を目指していく。

しかし、この病院ちょっと変。怪異や幽霊が出現し問答無用でプレイヤーを殺しにかかってくるのだ。そして、もし死んでしまうと記憶を引き継いだまま何もなかったころに死に戻り。様々な怪異を振り切った先にあるひとつの「恐怖の真相」をプレイヤーは追い求めていくことになる。

なお、死に戻った際は以前の物語の流れはリセットされ、全く新しいストーリーがスタート。そのたびに異なる怪異にプレイヤーは襲われるというが、すべてのストーリーは共通の真実に繋がっているという。


POOLS

『POOLS』は不気味な空間、いわゆる「リミナルスペース」を題材にしたホラー探索ゲーム。「リミナルスペース」は怖くないはずなのになんとなく不気味で不安に感じさせる場所を指すネットミームの一種であり、例として夜の学校や誰もいないスーパーなどが挙げられる。

今回の舞台となる「プール」もそんなリミナルスペースとして有名なロケーションであり、作中では6つに構成される章をひとつずつ攻略していく形となる。


Five Nights at Freddy’s: Into the Pit

2014年に第一作が公開された有名ホラーゲーム『Five Nights at Freddy’s』のシリーズ最新作だ。2D横スクロールアドベンチャーゲームとして展開される本作は、従来のシリーズ作のようなホラー要素はもちろん、パズルや謎解き、複雑なストーリーが盛り込まれているという。

主人公であるオズワルドは、荒廃したピザ屋に残されたボールプール(Ball Pit)によって過去へと飛ばされてしまう。プレイヤーはオズワルドとして複数の時代を行き来し、黄色いウサギのアニマトロニクスに追われながら恐怖の五夜を生き延びなければならない。本作には複数のエンディングが存在し、オズワルドの行動によって過去の時代で出会う子供たちやオズワルドの父親の命運が決まるとのことだ。


Murky Divers

怪しげな企業と契約したダイバーとなり、放棄された海底の研究所に潜って彼らの実験の証拠を隠滅することが目的の潜水ホラーゲームだ。プレイヤーは自らの酸素残量に気を配りながら証拠を潜水艦に持ち帰り、シュレッダーで粉砕することで隠滅する。

『Murky Divers』のゲーム性は大人気ゲームの『Lethal Company』や『Content Warning』のような、命を落とすリスクと成果を持ち帰るリターンを天秤にかけながらマルチプレイでわいわい遊べるものだ。本作では証拠隠滅のノルマや命の軽いプレイヤーたちといった要素に加え、拠点である潜水艦を自ら操作できるなど独自のシステムも搭載されている。


Mayonaka 10 chome – 迷央十丁目

迷央(まよなか)町に迷い込んだプレイヤーが、異常現象や怪異が見られなかった場合「どんなことがあろうとも引き返さず、前に進まなくてはならない」というルールのもと突き当りを右折して10丁目の自宅を目指すホラーゲームだ。なんらかの怪異に遭遇した場合は、近づかずに突き当りの道を左折するしかない。


つぐのひ -犬のポッキー冒険譚-

本作は、ゲーム実況者のポッキーさんとコラボしており、2月に開催されたポッキーさんの10周年記念イベント「ぽきゅるて!」にあわせて制作された作品だ。

本作の主人公は、昨年亡くなったというポッキーさんの愛犬「ポッキー」である。物語の舞台はポッキーさんの出身地である三重県となっていて、不気味さを全く感じさせない、のどかな風景が広がっている。そこで謎の少女と出会い、物語はよからぬ方向へ進み始める。


InfestStation

ディストピアな未来の世界を舞台に、異次元から来た脅威に乗っ取られた宇宙ステーションに行き、目標を達成して生きて帰ることを目指していく作品だ。

目標は宇宙ステーションに搭載されている超光速エンジンである「クリムゾンドライブ」のコアの回収。しかし宇宙ステーション内はクリムゾンドライブの長期運用によって発生してしまった次元の裂け目から訪れてきた脅威が存在しているため、裂け目を見つけて閉じることも必要になる。


八つ巡

怪異を見つけたら拝殿にある鈴を鳴らして入口まで戻る、見つからなければ何もせずに入口まで戻るといういわゆる“8番ライク”なシステムを採用している。

プレイヤーは、怪異が潜む神社に囚われてしまっている。脱出するためには、参拝を行い、閉ざされた空間からの帰還を目指す。


孵道

『孵道』(読み:かえりみち)は、主人公の「僕」として帰路をたどるアンリアルホラーアドベンチャーゲームだ。先生に「絶対に振り返ってはいけない」と言われた山道を、つい振り返りそうになる誘惑と恐怖に抗いながら進んでいくことになる。プレイ時間は1周20分程度、全END回収は1~2時間程度と短編の作品となっている。

本作は多数のボイス出演者による音声と、ダミーヘッドマイクによる立体音響を採用し、ギミックやホラー演出に取り入れているのが特徴。まるで本当に後ろから話しかけられているかのようなボイスや、何かが背後でうごめいている気配を臨場感たっぷりに味わうことが可能だ。公式ではヘッドホンやイヤホンを付けてのプレイを推奨している。


クソデカ囃子(ばやし)

“特殊な力を秘めたMP3プレーヤー”を使って一族に隠された呪いに立ち向かうゲーム。「田舎の町」と「ヘヴィメタル」というカオスな組み合わせが斬新だ。また、同作者は過去にホラーコメディゲーム『失踪 – タケシ、お前の言う通りだった。あの廃村はヤバすぎる。』も制作している。


家へ帰れ、アニー

プレイヤーは「SCP財団」の下級職員「アニー」となって、人工的に作り出された“超常現象のテスト”を実施していく。

なぜ危険な超常現象やオブジェクトを再現する部署を作ったのか、同じレプリカを繰り返しテストさせるのはなぜなのか……。主人公はテストを進める中で、財団に隠された秘密を解き明かすことになる。

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ライター
マヌルネコを愛してやまない雑多ゲーマー。好きなゲームは『A Hat in Time』『Red Dead Redemption 2』『Sky 星を紡ぐ子どもたち』『オクトパストラベラー II』『theHunter』
Twitter:@cookieP_Sub

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